Wednesday, June 01, 2005

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日本文化節(日本文化祭)

東北師範大学には、なぜか2つの日本語学科があります。ひとつは外国語学院(学院は日本語の学部にあたります)の本部キャンパス校舎にある日本語学科(中文では「専業」ですが、学部の下だから学科と訳すのが適当でしょう)。もうひとつは浄月潭キャンパスに設置されている対外商務学科の電子商務日語(ビジネス日本語)コースです。後者は設置してからの日が浅く、いまは2年生までしかいません。

先日、両学科が合同で日本文化祭を開いたので、見にいきました。第25回だそうです。プログラムは、リンク先を参照してください。けろんぱ先生は「来てもらっても楽しんでもらえるかどうか……」と不安げでしたが、お芝居も熱演でしたし、なかなかのものでした。先生方も和服で登場。
おどろいたのは、カザフスタンからの留学生も来ていたことでしたが、さらに翌日もうひとりのカザフスタン人留学生から「なんで教えてくれなかったんだ。友達だろう。次はちゃんと声をかけてくれ」と文句を言われてしまいました。日本文化というのはけっこう興味の的なのです[注]。和服姿をじかに見る機会というのは、たしかに、ほとんどありませんから、それだけでも一見の価値があるのでしょう。

惜しむらくは、運営面に課題が散見されることです。3年生が運営にあたったようですが、休憩なしで9時から13時まで一気に上演でした。機材の扱いに慣れてないのは仕方ないとして。(たぶん、引き継ぎらしいものがなくて、経験が継承されていないのでしょう。)宣伝らしい宣伝も見かけませんでした。留学生寮に一枚ビラを貼るだけでも、日本人以外もふくめて、それなりにギャラリーが集まるのではないかと思うのですが。


(注)ちなみにわたしは、何度か他国の留学生に手製の和食をふるまったことがあります。この寮には学生用の炊事設備がないので、カセットコンロや電磁調理器などを借りてきたりして、エレベーターホールで作ることになります。これはちょっとしたイベントになります。

2005年6月2日修正

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1 Comments:

At Wed Jun 01, 11:50:49 PM 2005, けろんぱ said...

ご来場ありがとうございました。
楽しんでいただけたようで、良かったです。
運営面は、おっしゃるとおりです。
教師が全面的に関わらないと、難しいかもしれませんね……。

 

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