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編集長の随時日誌 2007年7月分


2007.07.21 ミヤケン死去でスパイ査問事件の殺人の意図と論文剽窃の疑惑が残る
2007.07.08 書評『イラク占領ーー戦争と抵抗』(米国の傲慢が生む無数の悲劇)
2007.07.05 『カール・マルクスの大罪』(体験的共産主義黒書)単行本発行準備中
2007.07.01 マキァヴェッリ(マキアウェリ)の生涯を描く新著の出版


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2007.07.21
ミヤケン死去でスパイ査問事件の殺人の意図と論文剽窃の疑惑が残る

随時日誌070721

ミヤケン死去でスパイ査問事件の殺人の意図と論文剽窃の疑惑が残る

ミヤケンと同じ事件で共に有罪となった袴田里見は、共産党除名後の1978年に、週刊新潮誌上において小畑に暴行を加えて死亡させたと主張した。なお、小畑達夫はスパイではなかったことが後に判明している。

 以下は、朝日新聞の記事である。
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http://www.asahi.com/politics/update/0718/TKY200707180450.html
共産党の宮本顕治・前名誉議長が死去
2007年07月18日20時44分
 日本共産党の中央委員会議長、同幹部会委員長などを歴任し、40年近く同党の最高指導者だった宮本顕治(みやもと・けんじ)氏が18日午後2時33分、老衰のため、東京都内の病院で死去した。98歳だった。同党が非合法とされていた戦前からの幹部で、50年代に「宮本体制」を確立。旧ソ連や中国などの社会主義国と一線を画した「自主独立」、国内での「議会主義」の路線を進め、、「少数が多数に従う」という「民主集中制」を組織原則とする共産党を築き、同党の支柱として90年代まで君臨した。

 宮本家で密葬を行うとし、共産党として参院選後に葬儀を執り行う。自宅は東京都多摩市連光寺1の31の28。
 宮本氏は97年9月の第21回党大会を機に引退し、実権を持たない名誉議長になり、00年11月の第22回党大会で名誉役員の一人になっていた。
 宮本氏が一線を退いた後の党運営は、委員長を引き継いだ不破哲三・前議長が中心となって担ってきた。不破氏も06年に議長を勇退し、党の実務は志位和夫委員長と市田忠義書記局長に引き継がれている。
 不破氏は90年代に志位氏とともに「ソフト路線」を進めた。現在の党運営は不破氏が敷いてきた路線に沿っている。宮本氏の死去で党の政策や路線に変更は生じないものの、党にとって宮本氏の死去は大きな節目となりそうだ。
 1908(明治41)年、現在の山口県光市生まれ。東大在学中の29年、芥川龍之介を論じた「『敗北』の文学」が雑誌「改造」懸賞論文の1等になって文筆活動を開始。大学卒業後の31年に共産党に入党。翌32年に作家中条百合子と結婚、33年5月には党中央委員になったが、同年12月に逮捕され、治安維持法やいわゆる「スパイ査問事件」などで有罪となり、無期懲役の判決を受けた。その後、45年10月に網走刑務所から釈放されるまで非転向を貫いた。
 戦後は、55年に指導部に復帰。58年には書記長に就任し、事実上の最高指導者となった。70年には新設された幹部会委員長となり、不破氏を書記局長に抜擢(ばってき)。82年には委員長を不破氏に譲り、議長になった。77年には参院全国区で初当選。83年には比例代表区で再選され、89年まで議席を維持した。
 宮本氏の指導下、共産党は64年には旧ソ連の「修正主義」と日本の党に対する干渉を批判して断絶。66年には文化大革命直前の中国共産党と決裂するなど、外国の共産党に対する「自主独立」路線を取った。87年の大韓航空機爆破事件について「北(朝鮮)のやったことだ」と発言。89年からの旧ソ連・東欧諸国の体制崩壊に対しては「科学的社会主義とは無縁の出来事で、こうした政権の崩壊は当然のことだ」との考えを表明した。
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 「敗北の文学」に剽窃の疑いあり。
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http://anarchist.seesaa.net/article/11710499.html
雑誌『改造』の懸賞論文に1位入選を果たした宮本顕治の論文「敗北の文学」。これと、そっくり同じ「敗北の文学」が、別人の作品としてそれ以前に旧制松山高等学校の文集『白亜』に載っていたというのだ。
ところが、それが掲載されていた号だけ、国会図書館にもどこにも、紛失してないという。
日本中から旧制松山高等学校の文集『白亜』特定の号を抹殺した日本共産党。
それは、いつ、誰が、誰の命令によってなされたのか?
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 ミヤケンが担いだ「闇の男」、野阪参三は、アメリカとソ連のスパイだった。ミヤケンも怪しい。論文剽窃の証拠を握った特高警察が、ミヤケンをスパイに仕立てた可能性は非常に高い。小畑達夫は、むしろ、ミヤケンがスパイであるという証拠を握ったので、口封じに殺されたのではないか。


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2007.07.08
書評『イラク占領ーー戦争と抵抗』(米国の傲慢が生む無数の悲劇)

随時日誌070708

書評『イラク占領ーー戦争と抵抗』(米国の傲慢が生む無数の悲劇)

日経(070503)書評
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「アメリカの無謀、無知、無能であり、傲慢さである。その傲慢さが無数の悲劇を生み出し、それがイラク人のアメリカへの怒りの源泉になっている」
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パトリック・コバーン著/大沼安史訳、緑風出版
以下は書店の内容紹介。
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 イラクに米軍が侵攻して4年が経つ。しかし、イラクの反米武装抵抗は益々激化し、早々と勝利宣言をしたアメリカ軍の戦死者はその後も増え続け、無政府状態が続く。また、スンニ派とシーア派の宗教戦争も泥沼化し、イラクの現状は真に内戦状態にあり、人々は常に命の危険にさらされている。
 本書は、開戦前からイラクを見続けてきた国際的に著名なジャーナリストの現地レポートを集大成したものである。なぜ、ここまで悪化した状態になってしまったのか? すべての真実と答えがこの本にはある。(2007.4)
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2007.07.05
『カール・マルクスの大罪』(体験的共産主義黒書)単行本発行準備中

随時日誌070705

『カール・マルクスの大罪』(体験的共産主義黒書)単行本発行準備中

季刊『真相の深層』に連載してきた『カール・マルクスの大罪』を、単行本として発行する準備をしている。
これまた、わが人生の過半をしめてきた共産党員としての体験を基礎とするライフワークである。

 ソ連でも中国でも、いままた北朝鮮でも、カール・マルクスの理論に基づくとされる共産主義を国是とする国が、なぜ、独裁主義になるのか。一九一七年のロシア革命から九〇年を経て、共産主義の思想の根本に迫る議論が、なされなければならない。

フランス革命の思想的源流、ルソーに関しても、その個人的な人格に疑問を呈する向きがあるので、「ルソー、マルクス」のインターネット検索をしたら、以下の本が出てきた。
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インテレクチュアルズ―知の巨人の実像に迫る (文庫)
ポール ジョンソン (著), Paul Johnson (原著), 別宮 貞徳 (翻訳)

出版社/著者からの内容紹介
ルソー、マルクス、ヘミングウェイ、サルトルら 精神世界の巨人7人の意外な実生活

人類愛、富の平等、女性解放、社会の変革。高邁な理想を掲げ、時代をリードした知識人たち。
子を捨てる、妻に横暴、大衆を蔑視、金儲けに走る。驕慢な態度でわがまま放題に振る舞った現実の姿。
ルソー、マルクス、イプセン、サルトルら精神の世界に強い影響力を及ぼした知の巨人、七人を俎上に載せ、その思想・言説と実生活のギャップを白日の下に曝す。

知識人であればすべてが俎上に上がるわけではないし、単に言ってることに比べて人格が低劣といったレベルではポール・ジョンションの批判の対象とはならない。彼が対象としている人間は、自分の奉じる思想をもって社会を変革できると考える者たちである。ジョンソンは、人類にいかに身を処するべきか教えた知識人達に、教えを垂れるほどの資格が果たしてあるのか批判の目を向けている。
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2007.07.01
マキァヴェッリ(マキアウェリ)の生涯を描く新著の出版

随時日誌070701

マキァヴェッリ(マキアウェリ)の生涯を描く新著の出版

日経(070701)書評
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マキァヴェッリの生涯
その微笑の謎
マウリツィオ・ヴィローリ〔著〕
武田好訳
『君主論』で知られるルネサンス期イタリアの政治思想家の生涯を、本人が書き残した報告書や書簡をもとに詳細にたどる。一四九八年に二十九歳の若さでフィレンツェ共和国の外交問題を扱う第二書記局の書記長となってから、一五二七年、後に「マキァヴェッリの夢」として知られることになる病床での夢の話を友人に語り、亡くなるまで。著者は激動の時代を生きた思想家の人生に寄り添うようにして筆を進め、人物像に迫る。
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インターネット書店「ビーケーワン」の内容説明
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マキァヴェッリは他人を笑い、自分を笑った。運命の女神に戦いを挑み、ときに欺き、また身を任せ、敗れ去る彼の、息苦しいほどに凝縮された日々とその時代背景を、彼自身が書き残した膨大な報告書や書簡を駆使して克明に描く。
著者紹介
〈マウリツィオ・ヴィローリ〉プリンストン大学の政治学教授、マッツィーニ協会名誉会長、日刊紙『ラ・スタンパ』論説委員。ルソー、マキャヴェッリの研究をはじめ、イタリアの共和主義等に関する書物を多く上梓。
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季刊『真相の深層』創刊号の編集後記より抜粋
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 欧米では政治学の祖とされる5世紀前のイタリア人、マキアウェリは、主著、『政略論』(中央公論社、世界の名著)の訳を借りれば、「君主政は容易に潜主政へ、貴族政は簡単に寡頭政へ、民衆政はたちまち衆愚政へと姿を変えてしまうものである」と論じた。
 簡単に言えば、マキアウェリは、君主、貴族、民衆(ローマでは護民官の制度を含む共和制が代表)の権力対立関係に、自浄作用を見いだしていたのである。民衆政、または民主政、さらには社会主義、共産主義を至上とした最近の事例は、旧ソ連の崩壊で、衆愚政、または暴政(岩波文庫『ローマ史論』の訳語)への「たちまち」の変化を如実に示した。
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