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まぐまぐ メールマガジン 週刊『古代アフリカ・エジプト史への疑惑』
再録版 Vol.44 2004.07.15 |
| [20040715]古代アフリカ・エジプト史への疑惑Vol.44 木村書店Web公開シリーズ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ Vol.44 2004.07.15 ━━ ■■■『古代アフリカ・エジプト史への疑惑』■■■ 近代ヨーロッパ系学者による“古代史偽造”に真向から挑戦! ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 等幅フォントで御覧下さい。 出典:木村愛二の同名著書(1974年・鷹書房) ●叉∞叉∞叉∞叉∞叉●叉∞叉∞叉∞叉∞叉●叉∞叉∞叉∞叉∞叉● ┏┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┓ ┫ 第五章:巨石文化の影 ┣ ┗┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┛ ◆(第5章−4)ストーンヘンジ ◆ ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞ やはり紀元前3000年頃、アフリカ大陸からジブラルタル海峡をわたって、 西ヨーロッパにひろがった人々の存在が確かめられている。彼らは、イベ リア半島、フランスのブルターニュ、ブリテン諸島などに、有名な巨石文 化(イギリスのストーン・へンジなど)や農業遺跡を残している。 このアフリカ起源の人々は、イベリア半島を第二次の起点としたので、 イベロ族とか、イベリア人とかよばれている。そして、イギリスの歴史学 者、モートンは、彼らについてつぎのように書いている。 「コーンワル、アイアランドおよびウェールズとスコットランドの海岸 にそって、紀元前3000年から2000年のあいだにブリテンに移住したイベリ ア人ないし巨石文化人の残した遺跡が群がっている。 ……かれらは、短身、暗色の皮膚、長頭の人種で、……かれらの遺跡の 大きさとみごとさとは、かれらが多数のよく組織された人びとであったこ とを物語っている。なん千人もの人びとが、大きな土塁を盛りあげるのに 共同で労働をおこなったにちがいない。そして、輸送路が、整然たるやり 方で定住地と定住地とを結んでいるのである。したがって、イクニールド 路は、ノーファクのブレクランドにある大規模な火打石採集場たるグライ ムズ・グレイブズという産業の中心地とエイヴベリの宗教的中心地とをつ ないでいるのである。丘原地帯の段々は、鍬や鋤で集約的な農業がおこな われたことを示している。…… イベリア人の社会構造のより直接的な証拠は長い塚である。しばしば長 さ200フィート《約60メートル》をこえるこれらの塚は、埋葬地であって、 明確な階級区分が存在したことを示している」(『イングランド人民の歴 史』、p.16〜17) この民族は、最初は、新石器文化の段階にあったようだ。この時代に、 輸送路、火打石鉱山、宗教的中心地(ストーン・ヘンジのこと)、段々畑 の集約農耕がみられ、しかも、その起源はアフリカに求められている。お そらくは、サハラ農業文化地帯の出身者であろう。 もっとも、この年代は、アフリカ大陸に古代エジプト上下王国が成立し、 オリエントに進出したのちなのだから、イベリア人の遺跡の巨大さは、お どろくには当らない。だが、この民族とつながりのある文化は、アフリカ には残されていないのだろうか。ストーン・ヘンジなどの巨石文化のにな い手は、アフリカ大陸のどこで、なにをしていたのであろうか。 残念ながら、そういう研究をした学者はいないらしい。漠然と、「北ア フリカ」出身を示すのみの場合が多い。 だが、西アフリカにも、同様な巨石文化があった。現在のガンビアにあ る巨石の遺跡は、イギリスのストーン・へンジよりは小さいが、同じ型の ものである。そこには古墳もある。そして、同じような古代遺跡が、ニジ ェール河中流域にもみられる。しかも、この2つの巨石文化の中心地は、 例のアフリカ稲の栽培地の真只中にある。しかし、これらの古代文明につ いては、ほとんど調査がなされていないらしい。フランスの学者がとなえ る推定年代も、紀元前1500年から紀元後1000年頃までといったぐあいで、 全くまちまちである。わたしはこれも、相当に古いのではなかろうかと思 う。 また、サハラ沙漠の中にも、謎の遺跡が残されている。例のウマと戦車 のサハラ縦断ルートの南端で発見された遺跡について、木村重信はこう書 いている。 「壮大な石造の住居遺跡や墳墓……非回教的な巨大な古墳がいくつかあ った。……これらの住居遺跡や墳墓の絶対年代は分らない」(『アフリカ 美術探検』、p.92〜94) サハラの砂の中にも、まだまだ遺跡がうもれているにちがいない。やが ては、イギリスのストーン・ヘンジを建設した民族の出発地点も、推定で きるようになるだろう。 イベリア人のほかにも、やはりイベリア半島の南端から西ヨーロッパに ひろがった人々がいる。彼らは、全属精練用のルツボを各地に残した。こ のルツボが、つり鐘(ベル)をさかさまにしたような形なので、ベル・ビ ーカー人とよばれている。彼らも、おそらくアフリカ大陸の出身者であろ う。 イベリア人やベル・ビーカー人のあとから、ケルト語を使用する民族が やってきた。そして、現在の調査においても、「ケルト語族とくにウェル シュ人は小さくて皮膚も濃色であることが明らかになった」(『人種とは 何か』、p.182)。つまり、イングランド南部、ウェールズ地方の住民に は、かつてアフリカ大陸からわたってきた先住民の特徴が、残されている。 しかし、以上のような、ヨーロッパ各地へのアフリカ大陸からの移住は、 海岸づたいのルートによるものばかりではなかった。まず、最も明確なブ ロンド人種地帯とされている北ヨーロッパにとんでみよう。 次回配信は、第5章−5「北ヨーロッパ人」です。 ―――― 木村書店の新刊 ―――――――――――――――――――――― 噂の真相を超える徹底硬派の新雑誌・第2号 7月1日発行 ◆ 季刊『真相の深層』 2004・夏◆ http://www.jca.apc.org/‾altmedka/shoten-sinsou.html 「拉致と核と餓死の国・北朝鮮」の背後に潜む知られざる恐怖の国際利権 他 ◆ 季刊『真相の深層』2004・初夏別冊は6月1日発行!!◆ 好評増刷中・話題の「小泉裁判」提出証拠集 定価400円 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■このメールマガジンは、『まぐまぐ!』発行システムを利用しています。 http://www.mag2.com/ 配信中止 http://www.mag2.com/m/0000117236.htm ――――――――――――――――――――――――――――――――――― ■制作・発行■ 木村書店・木村愛二 mailto:altmedka@jca.apc.org (ご案内) http://www.jca.apc.org/‾altmedka/shoten-afmag.html (木村書店) http://www.jca.apc.org/‾altmedka/hanbai.html (憎まれ愚痴) http://www.jca.apc.org/‾altmedka/index.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ |
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