秘書の小部屋
2005.8

  ニタニタする鶏 別名秘書ドリ  

うれしはずかし秘書ドリ

2005年8月30日(火)焦げ天のぴか晴れ

秘書は近頃とみに品性が下落し性格が悪化しつつあります。その原因は・・・とか考えても始まりません、性格改良につとめましょう。それにしてもあんにゃろうが神経を逆撫でするからで同じことを何度言わせるんじゃい・・・

さて、8月生まれの秘書は、また一つ歳を重ねましたが、まだ人生駆け出しです。早く大人になってお酒飲んだりタバコ吸ったり男を引っ掛けたりしたいです。

ゴチッ。

おおイテ。久しぶりに出ました、特大鉄拳。ホラを吹くにも程があるだろ、オバンが、だと。人間、実年齢が問題じゃないやい、内面の若さが必要なんじゃい。秘書はまだ青春してるんじゃい。

と、やはり話がくだらない今日この頃の秘書。昨日のこの頃は内職に追われていましたっけ。

お誕生日に何をしたか(して貰った)かというと、朝から同居人にこき使われてました。突如同居人が期間限定とはいえ単身赴任することになりましたもので、てんやわんやのお引っ越し。こともあろうに、こやつめは荷造りをちっともしなくって、当日の朝ジタバタしたのでした。

単身赴任と聞いた時、秘書は唖然としました。さあ大変大事な金ヅルが逃げて行く、じゃなかった、別居は寂しいです。思えば好き勝手に秘書を振り回してくれましたが、いないとなると、愚痴もこぼせません意地悪もできません嫌味も言えません八つ当たりもできません。早く帰ってきておくれよ~、と言いつつ、真夜中の帰宅に叩き起こされる心配もなく、寝起きの悪いのを朝叩き起こす気苦労もない生活は案外快適だったりして・・・

引っ越しの日の夕方、同居人が(これからは別居人です)、こそこそしてると思ったら、マジックのようにケーキを取り出しまして、ハッピィバースディを歌ってくれました。いい歳こいてディア○○ちゃん、とやられるのは嬉しくも恥ずかしいものです。

それから韓国料理の晩ごはん、と豪華版誕生日でしたが、伏兵あり。すなわち、ケーキと御飯の時間差2時間でして

「飯なんか食えねえよお」

そう言いながらも唐辛子だらけの真っ赤っかな鍋などを食しまして、翌日から翌々日、トイレにこもると、そのあのナニの出口がとってもホットで、ああ秘書は韓国料理をいただいたんだなあと実感しまして、体内が浄化されたような・・・

2005年8月25日(木)台風の大雨

台風到来で気温が下がって過ごし易いんだそうで、熟睡できるんだそうで、とっても気持がいいんだそうで、だからといって、秘書が出勤してから寝ぼけまなこで這い出してきて、これから朝御飯食べるとか、澄ましている御大(いつの間にやら職住一体化しました)。

風向きの関係で秘書部屋に、焼き魚と味噌汁の匂いがただよって参ります。寝起きが悪くていい加減な朝御飯を食べてきた秘書もいたく食欲をそそられて・・・んじゃありません。なけなしの勤労意欲が飛び散ってしまうざんす。神聖な職場には轢きたて射れたて、違う、挽きたて煎れたてコーヒーが似合います。

で、「1杯19円」の「アロマ20スペシャル」ドリップコーヒーを煎れる秘書。それなりの味なんだけど、メーカーはどこだ?、と袋を引っくり返していたら、わあ、やりました、砂糖入れすぎ。コーヒーシロップみたいで、おめめがぱっちりこ、胃がでんぐり返りそう。

がくっ。

↑落胆したのではありません。つい居眠りをしてディスプレイに激突しそうになったのでした。ここんところ寝不足です。3時に寝て6時に起きるつもりで7時まで寝過ごしてとか・・・貧乏ゆえの暇なしは昔からですが、加えて突如開眼してしまったのでした。

何に?って、秘書の自宅の余りの狭小猥雑暗雲垂込混沌充満奈落底行害虫闊歩塵埃散乱・・・ もうちっといい暮らしがしたい・・・

で、溢れかえっているブツを始末し模様替え掃除をやり始めたら、これがきりがない。しかし、目に見えてすっきりしてくるのも事実で、「お片づけ」にハマまってしまったのです。宮仕えの身ゆえ、お片づけが出来るのはお仕事が終わってからでして、熱中するあまりついつい夜中になって・・・ご近所の皆様ごめんなさい。(とゆうかァ、夜逃げの準備みたく思われてない?)

2005年8月23日(火)本日も炎熱地獄

あいもかわらず暇なし秘書にてございます。内職も一段落して真相の深層の組版も一段落して、少々くつろごうではないか、と思っておりましたら、顔に書いてしまったのか、揉み手をしながら擦り寄ってくる御仁あり。

曰く、「昔の手書き原稿を自分で入力しようと思ったけど、ちっとも進まないから代わりにやって」だと。

金は払うからって、金払えば何してもいいってもんじゃないだろっ、おいっ・・・じゃなかった、金払ってくれるなら貧乏秘書は何でもいたします。ここで秘書が問題にしているのは「その口約束は信用できるのか」ということでございます。世に言うではございませぬか「無い袖は振れぬ」。

つい先日も、田舎で親族が集まった席、昔話に大小色とりどり季節はずれのタンポポから世界最大のラフレシア(とっても臭いんだって)まで花が咲きまして、その昔道路工事にかり出されて日当を踏み倒された話なんぞも聞きまして、ああ嫌だわ勤労意欲を根こそぎするような話は、と思ったら、今まさにそこにある危機、みたく秘書の前に横たわっております。

この貧乏会社にそんな金があるのですかい。あるなら、秘書部屋にクーラーいれてくれい(暑くて脳味噌が煮詰まっているです)。

しかも、秘書は今もろもろの事情がありまして、私生活がとっても忙しいんです。先日とて市役所にいかねばならなくて、出勤前に済ませてしまおうと朝一で自転車漕いでせかせかと出かけましてちゃっちゃと済ませて、よかったよかったと自転車漕いでお家に戻る最中に頭上の電線の上でカラスにクワーアホーと笑われてむかっとした途端爆撃されまして、うわーん、洗ったばかりのズボンにベッチャリ落とされました。カラスのばかあ、捕まえて道路に叩きつけてアスファルトにめり込ませてやるっ。

と、つい思い出して興奮しました。動物愛護の精神を忘れてはいけません。

えーと、手書き原稿の入力の話でしたっけ。まあ、ボランティアでやってやらんこともないのですが、しかしだよ、読める字を書いて下されや。昔出した「アフリカ・エジプト史」の本が、その頃流行りの台湾で組版をしたとかで、誤植大全みたくなっていましたが、これは原稿の文字の汚さにも原因がありそうですぞ。

それはそうと、秘書は中国旅行のお土産を貰いましたが、そこに書いてある日本語の面白いこと。昔、ワープロの珍変換を集めては笑いの種にしたことがありますが、外国製品についている日本語の説明というのも結構楽しいもんです。お家の押し入れにしまってあるので、ご披露できないのが残念です。

これは裏返すと、日本製品についている英語などの説明にもあてはまるのでしょう(巷の看板などにもいまだに珍奇な英語が氾濫しておりまする)。あまり笑いものにするとバチがあたるかも。

それはそうと(それとは何のことだ)、余りの暑さに、自宅の凡大ブルーな旧型iMacの松子さんが狂っちゃいました。電源を入れるとアイコンがちゃかちゃか点滅するだけでメールもインターネットもやってくれません。Macの救世主、ファーストエイドを使いたくも、壊れたネオンサインのごとくちゃかちゃかメニューが点滅します。

ノートンで調べようかと思ったらこれまたCDで起動できません。CDの読み取りに問題があるのかと、クリーニングもしましたが、起動しません。ついでに言うと、この湿式クリーニングCDの説明書にCDからチビッと生えてる毛にクリーニング液を付ける時に絶対CDに垂らすな、と書いてあるのですが、用心しても垂れるんだよっ。もうちっと考えて製品化せいっ。

仕方なく通常起動してからCDをセットしてディスクドクターを開始しましたが(これも点滅の隙間を縫ってやったんだよぉ)、途中で爆弾マークを出して止まっちまうでやんす。その度に再起動しまして、少しずつ前進しましてようやくディスクドクターに診察してもらって修復して貰うまでに夜中の12時から2時までかかりました。原因は「軽微なエラーです」だと。重篤でないかね。秘書は、一度は「松子さん老衰にてご臨終」だとか思ってしまったのだぞ。ま、諦めずにしつこく迫ってよかったです。

松子さんが立ち直ったもので、ディスクドライバの更新もついでにやっておきました。先日からディスプレイにピッと頻繁に横線が入るようになって気になっていたのです(いけないサイトを覗いたから変なものを貰ってきたのかな・・・秘書は良い子になります)。

2005年8月16日(火)本日は暑くて大雨で東北で大地震

お盆を田舎で過ごしてきました。田舎も炎熱地獄なのですが、クーラーはありますので快適でありました。よって、このボロ事務所のフライパンの中でタップを踏んでるよな蒸し器の中でフツフツしてるよな暑さで、頭がオーバーヒートしております。あ~あ、勤め人は辛いよな(と、ここまで書いたところで用を言いつかり、中途半端な日記がまたぷっつん)

2005年8月8日(月)本日も炎熱地獄

今日も暑かったです。雷がすごかったもので、この××忙しいのに、パソコンの電源を切らなくてはなりませんでした。これ即ち、非効率の鏡。けど、コンセント逆流過電流にパソコンをぶち壊されるよりマシです。対策を考えなくっちゃ。

秘書は相変わらず××忙しくて週末なんかございませんです。××暑い事務所で汗まみれになって働いているざんす。おかげで全身汗もで真っ赤っか。天花粉をせっせとはたいておりますが、流れる汗で洗い落とされて効いた気がしませぬ。

そんな訳で、本日は寝起きから頭が割れるように痛いです。熱中症かもしれませんので、せっせと水のんで塩なめて顔洗って頭に濡れタオル乗っけて扇風機を最強にして、でも暑いよう。

秘書が忙しいのは、内職もですが、編集長の深層のせいです。編集長の潜在意識の深い層はおぞましい欲望で密かに埋め尽くされていて、この連日の暑さ故に噴火して融け出して社内をどす黒く埋め尽くし邪悪な地獄の使者が蘇る・・・

じゃなかった、真相の深層、秋号の組版のせいです。相変わらず「良きに計らえ」っちゅうもんで、仰せのとおりにテキトーにやっつけておりますが、ようわからんもんはわからんだよ。先日の新しい本の赤字だって、読めねえような字で書いておりましただに、秘書はいちいち「これはなんと言う字か」と聞きに行きましたです。これ即ち「南都雄二」の芸名の由来・・・じゃなくて、非効率。

頭の痛い時に、こういう仕事は、ほぼ拷問です。故に秘書はしかめっ面をさらしております。

が、それでめげるような編集長ではございません。つぎからつぎへと無理難題を、亜空間通信の乱発をなさいまして、挙げ句、健康第一とばかりにプールに逃げて行きました。ふん、ばかぁ、とごねてる秘書。まこと、代わりばえのしない光景であります。

衆議院、解散しちゃいましたねえ。郵政民営化法案恐るべし。本日は編集長が国会中継やらニュースやらテレビにかじりついていました。(テレビ見るのに、下らないけど見るか、なぞと余計なセリフを吐かんでよろし。黙って見てれ)。

秘書が必死に仕事している部屋の隣にテレビがありまして、薄い壁越しに音が伝わってきます。全くなんでもってこう隣近所に鳴り響くような音量でテレビを見るんでしょう。割れそうな秘書の頭にギンギン響いてもうほとんど分解しそう。だからジ○イは嫌だって・・・

真相の真相・秋号は9月1日発売(の筈)です。お買い求め下さると、秘書の給料がちびっとあがるかも。

2005年8月3日(水)本日もぴかぴかと晴れまして巷はお焦げ状態

Windowsパソコンのフジタの中身を引っこ抜いてOSから入れ直すというリカバリを致しまして、ああ、大変でございました。まだ諸々各種のアップデートが不完全なのですが、見切り発車にて操業開始です。

予想外の事態がありました。

これまでチマチマとOSのアップデートをしてきましたが、今回は入れ直しにつき、数年前の旧態OS、Windows MEが急激に最新状態に更新されたようで、あらら、そんな話聞いてねえぞぉ、みたくなりました。

すなわち、フォントが減ってやがりました。お客さんから、この間のアレ印刷してね、と言われまして、ほいほいと出しましたら、げーっ、書体が全然違うよぉ~。

すったもんだの挙げ句、似た書体でごまかして丸め込んでおきましたが、はて、原因はなんじゃろ? と試行錯誤が3時間。

Windowsパソコン3台の設定をあちこちいじり回して、やっと分かったのが、新しいOSはフォントが減ってる(らしい)ということでした。

一番古いメビ君には頭にHGがつくフォントがどっちゃりこ入っているのに、最新パソコンの藤新のはすっきり整理されて、代わりに高級そうなフォントが追加されています。今までメビ並みだったフジタは今回のリカバリでフォントが整理されて、だけど藤新の高級風フォントは入っていないっ!!

旧HGフォントはなんでだか、どこがどう違うんだか、楷書と名のつくものが3書体ありまして、秘書はその中の一つを使っておりましただに、こともあろうにその使用中のフォントがリストラされちゃったのでした。

そんなことがあるとは思っていなかったので、後からインストールしていたDFフォントだったのかしらん、と大慌てて可能性のあるDFフォントを片っ端からインストールしたり、うわあ、無駄な努力を積み重ねました。

一瞬むかつきましたが、考えてみれば、多すぎるフォントはエラーの原因です。そう思って、入れたばっかりのDFフォントも必要最低限以外は即大量リストラいたしました。

で、何が言いたいのだ、秘書は。

おお、そうでした。リカバリしましたフジタは、先日までの不調が大嘘だったように絶好調です(今のところ)。

旧式パソコンだって、ちゃんとお手入れしてあげれば良く働くのです。この馬鹿パソコンとか毒づかずに大切にしようと思いました。本日も余りに暑いので、タオルを冷水に浸してよく絞ってフジタにかけてあげました。気化熱で程よく冷えて、ちゃんと動いておくれよ~。

それにしても暑いな。

同居人はオーストラリアのケアンズに遊びに行きました。秘書へのお土産は、機内食についていたオーストラリア産のミニカップ入りバターでした(そりゃ確かに、土産なんぞいらん、と見栄張ったけど、あんまりだ)。帰ってきたと思ったら、疲れたとか言って温泉に行きました。また帰ってきたら、今度は(苗場で開催の)フジロックフェスティバルに行きました。近頃、仕事漬け秘書をほったらかして遊んでばっかりの同居人です。今回は、青いトンボ玉のついたブレスレットを買って来てくれたので許してやりますが、人生、こんなんでいいのでしょうか。

2005年8月1日(月)ぴかぴか晴れ

言わないでおこうと思いつつ、今日もやっぱり暑いですなあ。じっとしているだけでも背中を汗の玉がつつつーっと落ちてゆきます。言ってもしょうがないけど、我が社にはクーラーがありません。1日中扇風機が回っていますが、こう暑いですと、熱風が押し寄せまして、程よく干物になりそうです。

それでも生身の人間には「慣れ」という便利な生体機能が備わっておりますが、精密機械のパソコン様はそうはいきませぬ。30度を超えたあたりで狂い始めまして、フジタが使い物にならないざんす。大口仕事の最中ゆえなんとかもたせようとしたのですが、ワード文書をPDFにしたら白紙を生成しやがりまして、ああ、こりゃもういかんです。

と言うわけでリカバリ開始。全部引っこ抜いて、買った時と同じ状態に戻して、不具合をチャラにしちゃおうというアレです。いくぞっ。

と、いう時に邪魔がはいりまする。 

古い資料をスキャンして新しい本に付け加えるだと? 忙しそうだから(忙しいわい)自分でやるからだと? 古いマックの古いスキャナーでやるんだと? 古いマックをセットしてスキャナを接続してソフトをインストールして・・・という作業のことをお忘れですなあ。どうせご自分では出来ませんでしょうに、ありゃっ、とか、こりゃっ、とか雄叫びをあげた挙げ句秘書を呼びつけるんでございましょう。そんなんなら、いま直ぐ秘書がやりますっ。

それからそれから、延々とリカバリをしてるっちゅのに、今度は内職先から、アレちょっと出力してね、PDFにして送ってね、とかとか・・・

オフィスをインストールしなくっちゃ、プリンタもインストールしなくっちゃ。げっ、フォントのインストール忘れてた、書体が化けてるよぉ。うっ、アクロバットインストールしなくちゃPDFに出来ない。ぐわっ、インターネットとメールの設定しなくちゃ・・・アドレスのファイルはどこやっ。

・・・5時の退社時間はとっくに過ぎましたが、道は遠いです。編集長はどっかにお出かけしまして(いない方が集中できます)、秘書は一人蒸し風呂事務所でフジタと格闘しています。秘書に夏はないようです。


けーっ、けけけけけーっ