秘書の小部屋
2009.2

  青筋たてて怒るうし  

んもう~(まったくう~)

大人の水疱瘡日記
突発性難聴

2009年2月26日(木) 雨

うぉほほほほっ、税務署に行ってきました。「所得税の青色申告承認申請書」を出してきました。後戻りはできないぞっ。

問題の屋号ですが、頭をひねったあげく、大器晩成を目指して「晩成社」。なかなかいい響きじゃ。

念のため、ネットで検索します。こんな会社ないよな・・・・

げっ、100年以上前に設立されている。

北海道の開拓団体ですと。なになに、「・・・まで事業を拡げていますが、そのほとんどは失敗に終わっています。」ですと。

だめじゃないですかあ~、しょっぱなから失敗に終わった会社名なんて。

ということで「晩成社」はやめ。代わりにどんな屋号にしたかというと、むふふふふ、秘書が大成功したらわかりますがな。楽しみに待ってて下さいまし。(←永久に待たせる積もり)

本日の税務署はすいていました。そうか、2月の終わり頃というのが狙いめなんですね。2日前は人が溢れていました。しっかり覚えておいて、来年はこの頃に申告に来ませう。その時までに決算の収拾がついていればの話ですが。

さて、ということで次のお題です。青色申告ソフトはいつ買うのがベストか。

今年の申告は済んだので用はありません。けど、今年の帳簿をつけるのにソフトが要ります。来年申告用のソフトは12月頃発売らしいです。12月まで待って最新版を手に入れて、大慌てで帳簿付けするか(12月は結構仕事が込み合うんですけど)。

今すぐ現行版を買って、サポート代を払って来年版が出たらアップデートして貰うか(計2万円かかる)・・・

(もしかしたら、申告期限を過ぎたら今年版は値崩れして投げ売りにならないかな・・・最新版でなくてもなんとか間に合うんだけどなあ・・・・)

以上、貧乏青色申告(予定)者のつぶやきであります。

2009年2月24日(火) ぱらぱら雨。寒いっす

秘書の新たなお題:青色申告をしよう。

今年の申告はもうしてしまったのですが、笑っちゃうほどの赤字なのですが、白色申告ゆえ次年度に繰り越せない。むわ~、今年こそは稼ぐつもりなのに。

という訳で、来年3月には青色申告ができるように、複式簿記に挑戦です。

といったって、家計簿もつけない秘書に複式簿記なんぞがつけられる筈がない。勿論ソフトのお世話になります。

来年の申告まで1年あるんだもの、なんとかなるべ、と30日期限の試用版をダウンロードして来ました。あ~れ~

簿記の基礎知識皆無にていきなり玉砕。

そうはならじと、図書館で青色申告関係の本をまとめて借り出してきましてふんふんふむふむ・・・なんとかなるかもしれません。

問題はソフトだな。1万円の出費。

いや、それよりなにより、税務署に届けを出すことだな。3月15日までに「所得税の青色申告承認申請書」を出さないと、来年のこのこ申告に行っても受け付けてくれない。

というわけで、税務署に用紙をもらいに行ってきました。その場で出してしまおうと思ったのですが、「屋号」が必要ですと。無理にかかなくてもいいんですけど、せっかくならあった方がいい。

で、なんにするか。

でうーんうーんと考えてしまい、未提出。綺羅星無限堂とか昔どっかにありましたけどねえ、某書店に付け加えている分にはいいんですけどねえ、秘書が仕事するのに使えるかそんなノー天気な屋号。

2009年2月19日(木) 晴れ

パソコンライフはお金がかかるものですねえ。

eMacのアンチウィルスソフトの期限切れが間近だと表示がでました。今のバージョンのまま期限延長すれば、2年で3600円です。この際バージョンアップすれば、1年で4800円です。今のバージョンのまま使えなくはない。けど、ことごとくにアクセス権を書き換えて下さるので、eMacが頻繁に挙動不審になります。

迷った挙げ句、バージョンアップしました。以来アクセス権の検証をしても何も出ません。良かったのでしょう。

思えば、無駄金ばっか使ってきた気がします。二つ目のアンチウイルスソフトを買う時、既にライセンスを持っていたのだからサイトで割引購入ができたのに、量販店で普通に買ってしまいました。半端な時期に買ったので、無償バージョンアップの対象だったのに、ほったらかしにして気がついた時には権利消失・・・あああ

ついでに最近、ハイブリッド版携帯万能をWindowsにインストールして使っていたのを、使い勝手があまりに悪いのでMacではどうかとインストールしてみたら格段に使いやすいけど、バージョンが合ってないのか挙動不審。でちょいと調べたら、あらま、無償アップデートに該当してたのに、申し込み期限切れ。およよ、初めからMacで使えば良かった。

気がつかなくて損してることって、いっぱいあるんですねえ。まるで秘書の人生みたい(およっ)。

2009年2月18日(水) 晴れ

昨日張り切ってUSBメモリをNTFSにフォーマットしたのですが、本日じっくりとサイトの説明を読みましたら、4GB以下ならNTFSもFAT32も差は無いそうです。

ふーん(←よくわかっていない)。

理系じゃない秘書に、NTFSとFAT32の違いがわかるわけありません。NTFSにすればびゅんびゅん快速になるんだい、と単純に早とちりしたのであります。

逆にNTFSならキャッシュサイズは無制限だとか。4GBのUSBメモリを買いに行った時に、一瞬「大は小をかねる」という古典的格言を思わなかったわけではありませんが、8GBなら値段が倍くらいになっちゃう。一番安いのでいいや・・・

この貧乏人的選択は多分正解だったと思います。

だって、4GB目一杯設定して使ってた昨日はパソコン本体がうなっていました。本体のメモリが1GBしかないのに、そんなでかいもの突っ込むな、ギャル曽根じゃないんだい、と怒っていたのかも。でも、本日も4GBのまま使っています。本日は、デカメモリに合わせて胃拡張になったか、うなりもせず、すんごく快適です。

で、ふと思うのが、編集長のはずれMEパソコン。なんでかわかりませんが、電源が切れなくなっています。仕方ないので、「電源を切る準備ができました」というメッセージが出た後で、電源コードをぶちっ。また使う時は電源コードをぐさっ。そくスタンバイ状態になるので、電源ボタンをちょいとつついて起動。

こんなことしてていいのかなあ。

いくないのでしょうけれど、またリストアしてもろもろのソフトを入れ直すのは嫌。直したところで、編集長の魔の手が触れればまた狂いそうだし・・・

(余談:編集長が絶対なにかいけない操作をしているに違いありません。昔の話を蒸し返すと、iMacはフリーズするたびに、リセットボタンじゃなくてプログラマボタンを押してたみたいだし(結局壊れちゃった)。昨日も大声で秘書を呼ばわるので馳せ参じてみれば、プリンタをつなぎ変えたいけどコードが入らないと申されました。あのなあ、そのコードが差し込めたら魔法じゃ、それはFireWireじゃ、パソコンのコードはUSBじゃい、という具合。)

ぱっとひらめいたのが、XPにしちまおうか。XPなら今OEM版が格安で手に入るし、メモリが足りないならeboostr使えばいいし・・・

ここで落とし穴一個。

はずれMEパソコンはUSBのバージョンが「1」だよん。eboostrは「2」以上でないと効果ないんだよん・・・ 世の中、甘くない。

(近頃秘書のオタク化が著しい気がします)

2009年2月17日(火) 晴れ

秘書が内職で愛用しているXPパソコンは身の程知らずの高性能なれど、5年前の製品ゆえメモリが今風ではありません。即ち最大限増設したにもかかわらず、1GBぽっち。

その昔、Wordで300ページくらいの書類をメモリ128MBのWindows98で作業していたことを考えると雲泥の差とはいえ、Adobeソフト全開(Indesign, Illustrator, Photoshop)のうえWordなんか開いてて、ちょこっとIEなんぞにちょっかいだした日には、ちょっとまったー、と言ったきり動かなくなることしばしば。(iTunesも開いたりしてて)

けど買い替えるのは悔しい(そもそも資金がない)。

うーんうーんと悩んでいたら、棚からぼたもちトイレの天井から蜘蛛ポロリ、以前買ったまま放置していたパソコン雑誌に「eboostr」が載っていました。

おお、まさに救いの神。

さっそく試用版をダウンロードし、手持ちの1GBのUSBメモリを差し込んで、設定して・・・おおっ、早い。

そこで満足しておけば良いものを、ついつい欲がでるのが凡人たる故。ふむふむ、フォーマットがNTFSだと4GB以上可能だと・・・秘書のXPパソコンはNTFSだい(この辺少々勘違い)

で4GBで1280円のUSBメモリを買ってきてぐさっと突き刺して・・・なんか違う気がする。

(中略)USBメモリそのものがNTFSでなきゃいかんのか・・・

(中略)XPだとデフォルトではUSBメモリをNTFSにフォーマットでいないのか・・・

ここであきらめてはいけません。ネット界に情報をあさりに行けばてんこもりの大漁。ふむふむふむ・・・できちゃった。ではさっそくパソコンにぶっ刺して・・・すんごい早い気がします。

やった~、ばんざーいっ

落とし穴がありませんように(試用版だと4時間経つと無効になります。←製品版を買えよ、と自分で突っ込んでてどうする)

2009年2月10日(火) 晴れ

嵐のようなマイクロソフトオフィス系の内職が過ぎ去って、べた凪状態です。忙しいときはうんざりしますけど、暇になっちゃったら、なんつうかちょっぴし不安です。このまま仕事が途絶えてしまうんではないかと・・・こうしてフリー労働者は目の前の仕事に入れ食い状態で飛びついていく習性を身につけるんですね・・・ 

(秘書もほとんどフリーです。某社の仕事なんぞ、やったってやったってお金にならないんですもん。)

ともあれ一息ついて、散らかしっぱなしの秘書部屋を片付けました。ものを溜め込む生活からはおさらばしたと思っていたのに、自然堆積みたくアレコレ詰め込まれてます。

久しく開いたことのないロッカーの扉を開けたら、すっかり忘れていた原稿が出てきたりします。編集長の昔の本を再版するべく、せっせと入力して組んで、けど途中で編集長の興味が別のことにいっちゃったものでほったらかしのまんま。(この分も金貰ってません)。秘書ももうやる気なし。(秘書にとって)面白いとも思われない昔の本なんぞ誰が読むんじゃい。話題性が無いんだよ、話題性がっ・・・(これ以上言及すると地雷を踏みそうなのでやめ)

編集長の入院セットも出てきました。洗面用具に新しいタオルに新しい○○○。こんなの要りません。ばらしてしまいました。今度入院する時どうするんだって? 知らんがな。

編集長は肝心なものを忘れっぱなしです。ホームページの更新が去年から滞っています。なんとかして下さい、と何度か申し上げましたが、そのたびに「そうだねえ」の生返事です。

要するに興味がなくなっちゃたんですな。唯一更新されているのが秘書のバカ日記だけというのはかなりヤバいです。

その代わりに何をしているかといえば、なんもしとらんのです。見事になんにもしない。ご飯食べて寝てプールに言って本読んでテレビ見て・・・ じっちゃんの優雅な生活。

そういえば、ひとつやらかしましたな。秘書が去年、半田ごてで苦労してコンデンサをとりかえて復活させたメビウスを、あっと言う間に不安定にしやがりました。もう、信じられないっ。秘書がやれば何事も無く立ち上がり何事も無く終了するのに、なぜこのオヤジの指が触れるだけでみょうちきりんな音を発して起動不能あるいは終了不能になっちまうのでしょう。そりゃ、秘書がメビウスのねじを一個くらい飛ばしたかもしれませんけど、このオヤジもどっかねじが飛んでませんかね・・・とか言いたくなるです。

2009年2月6日(金) 晴れ

先日、海の向こうの同居人から「カネオクレタノム」のメールが入りました。昔の笑い話の「金をくれた、飲む」では勿論なく、生粋の「金送れ、頼む」です。相変わらずの金食い虫です。

が、ほっとくと、よそ様の懐を侵蝕したりして迷惑がかかりますので、秘書は通帳とハンコと口座番号を書いた紙を持って銀行へ駆けつけました。

「海外送金をお願いしますっ」と威勢良く頼んだのですが、書類を差し出されて目が・・・(点点点)おつむが???

銀行名は英語で書かなきゃなりませんけど、手元の書類はカタカナ。幸い一般的な単語ばかりで構成されている銀行名なのでなんとかひねり出せますけど、支店名?コード? そんなのどこにも書いてないぞ。他にもわからないだらけ。

わあああ

さんざん銀行員の方の手を煩わせて結局、お家へすっ飛んで帰って、前回同居人が書いた送金依頼書の控えを引っ張りだして、丸写しにして一件落着。

悪いのは何も調べないでのほほんと出かけた秘書なのに、銀行員の方が恐縮してくださって、手帳とカレンダーをくださいました。プーさんだかディズニーだかのキャラクター商品です。そのキャラクターがどこの誰だか見分けのつかない秘書にとってはありがたみがわからなくて、宝の持ち腐れですけど、なんでもいいからカレンダーが欲しかったんだ、お家のトイレに貼っとこうっと・・・

かくして秘書、海外送金初デビュー(デビューって、初登場のことですけど・・・)。ひとつ覚えたぞ、と嬉しいような恥ずかしいような。

そういえば、もう一個の初体験、あの「後部硝子体剥離」はその後どうしたかというと、2週間後にもう一度いらっしゃいと言われていましたので、仰せのとおり行ってきました。近頃は眼科も予約制です。2、3日後の予約をとるつもりで電話したら、いまから30分後が可能ですとのこと。先日の目玉の中に暗雲立ちこめた巨大飛蚊症とピカピカ雷落ちる光視症以来、保険証と診察券は常に持ち歩いています。

以前は保険証だの診察券だのを持ち歩かなくても不便を感じることはなかったのに、近頃はどうも。年取るってやあねえ~、の感慨しきり。

今財布の中に入っている診察券は、眼科の一枚だけです。何年か前に、旧制中学を卒業された方たちの会報誌を制作したことがありますが、会員たちは80~90代。原稿の一つに、友人と話をしていて、財布の中の診察券が20数枚あると聞いて笑っていたら、自分のは30枚を越えていたというのがありました。さもありなん。秘書もいづれの御時にか・・・・

2009年2月4日(水) 曇り

昨日は節分でした。例年なら、お仕事帰りの秘書がとぼとぼ歩いている住宅街のどこかしらで散発的に「鬼は外~」の声が聞こえたりするのですが、今年はさっぱり。こう不景気では鬼にやる豆も惜しいようです。健康のために自分で食べようとか・・・

秘書が幼かった頃、それはそれはあどけなく可愛らしかったのですが・・・・という人生自慢の話ではありません。

幼かった秘書は節分と言えば豆を食べられるのが楽しみでした。昔の衛生観念はどうなっていたのか記憶がありませんが、室内の畳に散らばった豆をせっせと拾ってはボリボリ、喉が渇いて水をゴクゴク。当然おなかはパンパンで次の日のトイレが・・・という問題でもありません。

昔は、それはそれは大きな声で、「鬼は外~」「福は内~」とやるのが普通でした。普通でしたけど、秘書のお父様はとりわけ大声でやりますもので、秘書はたいそう恥ずかしゅうございました。成長するにつれ、秘書の声はだんだん小さくなり、ついには豆まきそのものをしなくなりました。

今から思うに、思春期特有の自意識過剰のなせる業でしたが、伝統行事をうやむやにしたバチが今あたっているような気がします。大声を出して鬼を追い払っていたのは、若き父親たるお父様でした。指を追って数えると、今の秘書より若かった・・・? お母様もあの頃は今の秘書より若かった・・・

ずっとずっと年寄りのような気がしていたのに、あの日の親の年齢に、自分が追いつき追い越してしまっていたとは・・・・

柄にもなく、人生を噛み締めた節分の夜でした。ちょんちょん。


青筋立てて怒るうし うし うし