秘書の小部屋
2007.3

  イノシシのイノ子ちゃん  

突進しませんよぉ
罠はって待ってますぅ

2007年3月29日(木)ぴか晴れ・春爛漫

いきなり5月下旬並みの気温になりまして、桜が特大クシャミした如くぶわーっと開花しました。(もうちっとマシな比喩はできんのかね……)

今年の桜はいつ咲くのかとお騒がせ桜でございました。といっても騒がしいのは人間の方でして、桜は気温日照その他自然の摂理に則って律儀に咲くのであります。「則って」は「のっとって」と読んで下さいまし。

桜をダシに花そっちのけで宴会したい人間様が場所取り合戦に精を出して騒ぐのであります。こんなに満開にしちゃって週末は大丈夫か知らん、と今度の日曜が宴会予定の秘書はちびっと心配です。

さて、近頃心痛の絶えない秘書、いつの間にか下を向いて歩く癖がついてしまいました。これではいけません、人間堂々と胸を張って前向きにならなくては、と思いつつも、いつの間にか地べたを見ながらとぼとぼ。

ナチュラルハイで上を向いて歩いている時には、道のでこぼこに足を取られて捻挫しかけたりする位でして、路上そのものには関心が無かったのですが、俯いて歩くといろいろあるものですな。

いろいろある中で目についたのが、ネックレスや携帯マスコットの落とし物。落ちてるんですよ~。そのまま放っておくと、アスファルトにめり込んだりして景観を汚染しますので、せっせと拾ってきます。但し、綺麗なもののみ。ゴミになってしまったものをお家に持って帰るほど、秘書の人間性は上等じゃありません。

ネックレスは道ばたでキラリンしてました。原型はオープンハートらしいのですが、さんざん轢きまくられたようでハートブレイク状態。ボールチェーンは構造上頑丈らしく見た目無傷。持って帰って、壊れハートはゴミ箱に放り込んでチェーンのみ机の引き出しへ。きっと何かに使えるざます。ふっふっふっ。

携帯マスコットは、熊さんを拾いました。リラックマ、と思ったのですが、ただのサンリオの熊みたい。拾ってはみたものの、あまり良くないので、どっかに捨ててこようかな…… 罰当たりかな……

菅笠かぶって田植えする早乙女姿のキティちゃんも落ちてました。両手に抱えた稲穂がゆらゆら、ってことは田植えじゃなくて稲刈りですね。縁起がよさそうなので、これは○。けど、誰かが落としたってことは、その時点で悪運マスコット?

昨日は、首が落ちてました。生首マスコット、と見えたのは頭5としたら1程度の胴体がついている人形だからです。見つけた瞬間、(あっ、東京都知事はまた石原慎太郎さんだ)と思いました。路上に転がる小さな生首が小沢一郎さんに見えたのです。民主党、しっかりしてくれや~。

この生首マスコット、拾う気にはなれませんでした。

2007年3月27日(火)ぴか晴れ

昨日はお家に帰るなり玄関にランドセルを放り出して、じゃない仕事鞄を放り出して、積んであった本を頭陀袋に詰め込んで図書館に走りました。

放課後をその気になれば遊びほうけられる小学生と違い、まっとうな労働者たる秘書は日中はみっちり仕事をいたしますので、図書館利用はどうしても閉館間際の1時間にも満たない時間となります。

土日を有効活用せい、と言えば全くその通りでありますが、土日は混んでるからイヤ。

とは、貧乏人にふさわしからぬ罰当たりなセリフでございますが、ほんとのことだもん。

人が一杯で、何しに来たんだか気持ちよく椅子で眠りこけてる人はまあ放っとくとして、書架の前で腕組みして睨んでいる人が多くて、それがまた書架と書架の間がそれほど広くはないものだから、ど近眼の人以外はたいてい自分が探している書架から少し距離を置いて後ろ側の書架にほとんどもたれかかっております。

それはどういうことか。目的の書架に辿り着くまで、じっと本を睨んでいる人達の目の前を横切っていかねばならぬのです。

それがどうしたかと?

小心者かつ幼少のしつけの残骸が身に染み付いております秘書としては、人様の前を横切ることに良心の呵責を覚えるのであります。街頭で写真を撮ろうとしている人がいたら、「こんなとこで写真撮るな。迷惑だっ」と怒鳴る代わりに、終わるまでじっと立ち止まり或は遠回りをして行くような慎み深い性格なのであります。

自分が目的の書架に辿り着きまして本を探している時にも、「すみません」とヤブ蚊が囁くような声で後ろを無理矢理通り抜けて行く人がいます。謝っているよな声して実は(どけっ。鈍いな)と馬頭観音が合掌しつつ蹴りを入れようとしているお姿がありありと浮かんで、あーやだやだ。

で、平日にせかせかと通います。昨日は、アエラの記事も読みたかったのでした。図書館の週刊誌を土日に読むなんてまず無理。新着雑誌は一人一冊、と書かれているにもかかわらず、何冊も抱え込んでる人や、ずーっと握って放さない人などで、雑誌架はほとんどカラ。

アエラに、先日亡くなった鴨志田穣氏に送る西原理恵子さんの言葉がありました。詳しくは当該記事を読んでいただくこととして、火葬後の「成仏しなくていいから、一緒に家へ帰ろう。」という言葉でまた泣けました。はたから見れば、図書館で週刊誌読んでめそめそしている変なおばちゃん、の図でありました。この二人をご存知でない人にはさっぱり意味不明でありましょう。良くも悪くも徹底した生き様の人でした。

2007年3月26日(月)曇り

桜がちらほら咲き始めましたが、お空はどんよりと薄曇り。秘書の心もぐずぐず薄曇り。

昨夜は9時に寝てしまいました。その分、朝早く起きよう、なんて心づもりは実現しない確率98%。結局だらだらと惰眠に溺れました。なんたる人生の無駄遣い。

と言ったところで、では日付が変わるまで起きていれば何があるかと言うと、だらだら起きてるだけだったりします。

秘書の人生、ここんところ気だるいです。春眠暁を覚えず、とは使い古された言葉ですが、秘書の場合人生そのものが春眠状態でして、というか、かなり時期外れの冬眠だったりして。

これではいかん、と一大決心をして、先日折りたたみ式の大きな折りたたみテーブルを作りました。本格的では全くありません。イーゼルに立てておいた大きな板が、イーゼルそのものが無くなってしまって宙ぶらりんになってしまったもので、片方の端をこたつに乗せ、もう片方の端にちょうど良い大きさの板を蝶番で付けました。使うときだけ広げて用が済んだらお部屋の隅へ。ちゃぶ台みたい。

こたつにはiMacを置いてありまして、キーボードやマウスパッドやMOドライブやFDドライブやCDプレーヤーや血圧計や耳かきやハエ叩きやらで一杯でして、何か作業をする時には、アイロン台で代用したり、畳の上に広げてかがみ込んだり、まあ、不便でして、この状態こそが秘書の創作意欲を著しく阻害しているに違いありませんでして、では心置きなく才能が発揮できますように・・・

と大きなテーブルを作ったのです。

どれ、と広げた途端、一つのことをやり遂げた充足感が充満して、というかどっと疲れが出て、ぐだ~。

教訓:人間、何か始めようという時に形から入っちゃいけません。道具を云々する前にまず「やれ!」

2007年3月21日(水・春分の日)晴れ

おほほおほほほおーっほほほ、とのっけから高らかに馬鹿笑いするのは、本日休日出勤しているからざます。

ったく、世間ではどなた様もご先祖様のご機嫌うかがいに行くっちゅう日だのに、東京では昨日桜の開花宣言が出たっちゅうのに、何が楽しくて小汚い事務所で暖房費節約で毛布を腰巻きみたいに巻き付けて作業ジャンパーひっかけてキーボードをひっぱたかなくちゃならないのでしょう(生活費のためでしょう。親切なお客様がお仕事を下さったからでしょう。親切ついでに納期を延ばしてくれんかね。)

うわあーっ、切れそ。

秘書んちのご先祖様には、先の週末に帰省してご機嫌伺いに行って参りました。墓参りに行くまでがひと騒動でして、お母様は「今日でなくとも、後でゆっくり行くからいい」とか申しまして、それでは秘書が帰省した意味がない、今日行こうと引っ張りだしましたら今度は、風が吹いてるしお線香なんぞあげなくてよろし、とか言い始めます。人間は歳を取ると丸くなるというのは普遍の事実ではございませんようでして、我が母は年々我がママになります。お坊様がありがたいお経をあげてくださるとかで、ようやく線香に火をつけましたが、あれや、半分ほどついてないよ~

秘書の父上が亡くなってから3年目となりまして、秘書の母上はそろそろ重しがとれて来たようで、誰に似たのか、お布施の表書きなど、「坊主丸儲け」とか言いながら書きます。こういう親を持つ子の人生は多難であります・・・

去年のお彼岸には、惜しい人が亡くなりまして、サイトを介してインターネット葬式の様子を呈しまして、一面識もない秘書も涙しました。改めて合掌。

今年は、3月20日に、かもちゃんが亡くなりました。

昨日それを聞いた後、涙がじわじわと溢れてきて、1年前とまるで同じでした。今朝、某大新聞の社会面の下に訃報が乗っていました。

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カメラマンの鴨志田穣さんが死去
2007年03月20日17時49分

 鴨志田 穣さん(かもしだ・ゆたか=カメラマン・エッセイスト)が20日、腎臓がんで死去、42歳。葬儀は近親者のみとし、後日「お別れの会」を開く。喪主は元妻で漫画家の西原理恵子さん。

 高校卒業後、タイに渡り内戦のカンボジアなどでカメラマンとして活動。著書に西原さんとの共著「アジアパー伝」、アルコール依存症を克服した体験をもとにした私小説「酔いがさめたら、うちに帰ろう。」など。
http://www.asahi.com/obituaries/update/0320/005.html
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「酔いがさめたら、うちに帰ろう。」を読んだ時、さらりと「余命一年」と書かれていました。つい最近まで、OZmallに連載エッセイが載っていたので、ああ、なんとか持ち直しているんだ、と思っていました。

街中で一度みかけただけなのに、著作等を通して親しい人のように錯覚していました。かもちゃんの師匠の橋田信介氏がイラクで命を落としてから約3年、かもちゃんは後を追った気がします。自殺行為のような酒に溺れる日々が続き、ようやく脱却した時にがんの宣告。生きようと決意したのに現実は残酷で容赦がない。

ご冥福を祈ります。

2007年3月16日(金)晴れ

さぶっ。いきなりの低温攻撃です。身も心もお財布も春仕様になってますもので、冷え込みがこたえます。夜、お布団に入って布団乾燥機をごうごうとかけながら寝てます。即席乾物にならないように用心用心。

さてと、お人形が増えちゃったもので、構ってあげられなくて、全員揃ってぐれちゃって夜中にポルターガイストやられても困りますので、毎晩大きいのを一人、小さいのを一人選んで添い寝することにしました。大が4人小が6人なので、組み合わせは適当に変わりますし、いいアイデア。秘書って頭いい~

と、その程度のことで自惚れててはいけません。

昨日はこの子とあの子だったから、今日はこの子とこの子、という具合に毎晩ベッドにご招待してたのですが、えーっと、今日はどの子だったっけ。

その程度のことは、まさか忘れまいと思っていたのですが、近頃マジ分からなくなります。昨夜ベッドの友をしてくれたのは、たしかこいつだったよな~チビはどれだっけ~、と毎晩悩むのです。まさか~

ボケのチェックに、御飯に何食べた?、と聞くのがありますが、忘れちゃってても、食べたという事を覚えているうちは大丈夫、食べたこと自体忘れちゃってるなら赤信号だそうでして、その伝でいきますと、昨日一緒に寝たことは覚えていても寝た相手を忘れちゃっているのは大丈夫?(意味深な文章だこと)

で、毎晩、必死に考えるのです。たしかこいつの髪を梳かしてやって、パンツがずり落ちているからゴムを取り替えようと思った筈だったし、こっちはいつまでも毛皮のコート着せてちゃいけないから洋服を作ろうと生地を物色していいのが無くて、どの服をつぶそうかと悩んだ筈で(両方とも実行してない)、ああっ、でもこいつの唇の端っこが黒くなってるから歯磨き粉でこすって見ようと思ったような気もする・・・

地球規模からすれば、たいした悩みじゃございませんが、マジ毎晩脳味噌がちりちりします。その昔「人間コンピューター」とあだ名がつくほどの驚異の記憶力を誇っていたことなど、他人様が信じるわけがありませんわな。

今日も一日、昔のガリ版刷りの原稿を「有効活用」すべく、パソコン入力をいたしました。NHKがなんたらかんたら職制が上向いちゃって提案却下で企画は骨抜きで・・・わあ、40年前も今もやることは一緒かい、進歩せんのかえ。

2007年3月14日(水)晴れ

春、なんですが、地球温暖化の影響は秘書の棲息範囲にも及びずーっと暖かい春日和でしたので、改めて「春」と言っても実感がなくて、では、今の季節はなんと言えば良いのでしょう。

秘書んちの庭には鶏は二羽おりませんが、雀だかムクドリだか細かいのが一杯群がって何かをついばんでおります。飛び散った花の種でしょうか。

昨年の9月頃に、秘書は何を血迷ったかヒマワリの種を蒔きました。数ある中から1本だけ芽を出して成長し生暖かい冬を乗り越えて今、へろへろと春3番だか4番だか5番だか知りませんが、強風に吹きさらされております。もう少し季節が進めば越冬ヒマワリに開花の幸せは訪れるのでありましょうか。乞うご期待・・・って、何を期待するのでせう。

緩急繁閑ムラばっかりの秘書です。暇な時にはお片づけを、と思ったのですが、社内には障壁がありました。即ち、デンと居座る編集長。社内のほとんどの雑物が編集長由来なのです。すぱっと景気よく捨てちまおうと社内蟻塚に臨むのですが、昔の原稿だの写真だのに当たりますと、捨てていいんだか後で祟るんだか、つい恐ろしくなって見なかった事にしてまた封印しちゃったりして・・・ 秘書は決して優柔不断ではないのですが、あ~あ、世の中思い通りにいきませぬ。

では、と昔のガリ版刷りの原稿を「有効活用」すべく、パソコン入力を始めたのですが、内職と違って納期は有って無きが如し、報酬は勿論無い、内容は「硬い話ばっかでつまんな~い」くて、ちっとも進みやしません。英語だって、つまらない教科書読むんじゃなくて、pornoを読んだ方が上達が早いって言うし(ごちっ←鉄拳音)

で、ついつい足を洗った筈のオークションサイトを覗き見。おほほ~、皆さん頑張ってますな。おや、こりゃ良い品ですな、この値段は安い・・・ で、つい入札。で、1,000円開始が気がつけば16,000円。およっ。どこまで上がる中古良品ぞ。ここで、かーっとなってぶち込んではいけません。来月の食費がなくなります。潔く諦めませう。

つい熱くなってぶち込んでしまって、ひと呼吸おいて冷静になって、「誰か高値更新してくれ~」と祈る人々は大勢いらっしゃるのです。が、祈りは往々にして届かず、こんなものになんでこんな金額を、と後悔しながら大多数の人々は金策に奔走するのです。オークション恐ろしや。

2007年3月12日(月)晴れ

秘書んちには長い間、イーゼルがありました。と、過去形でありますのは、一昨日から無いからです。処分癖のあまり、こっそり夜中に捨てに行ったり・・・しそうな勢いですが、捨てたのではありません。お友達の某が、秘書の現在の心情を見透かすかのように、「使ってないなら呉れ」と言ったのであります。

むう。思い入れのある品ゆえ、一瞬たじろいだのですが、確かに「使ってない」のでして、では、「これから使う」か、と言えば、(本来の意味では)絶対使いません。カレンダー掛けにしてました。

思い起こせば、お肌もぴちぴちヘアさらさら腰回りほっそり56センチ、田舎から出て来たばかりの清純乙女秘書は、(OLやるのは生活のため。私は絵を描くのが本来の仕事なんだ)と、早速新宿にあります世界堂にてイーゼルを購入し細い肩にかついで電車乗ってアパートに持って帰ったのでした。それから月日が流れて、イーゼルは帽子がかかったりバッグがぶら下がったりするうちに、カレンダー掛けとしての地位が確定して、部屋の主然としておりました。

「絵を描くから呉れ」と言われたのでは逆らえません。よっこらせ、と肩に担いで電車に乗って届けてきました。しかし、なんですね、世間の人々はイーゼル担いだ人間を見ると、(けっ、車もない貧乏人め)と見下げるのではなく、(おっ、この人絵を描くのかすごい)という目でみるようですね。もちろん例外はありますが。

だもんで、電車の中の秘書、ちらちらする視線を感じながら、芸術家然として澄ましておりました(積もり。自意識過剰になっててどうする)。

事程左様に、人間は見てくれに騙されるものなのですね。ベレー帽かぶってルパシカ着れば猫も杓子もでくの坊もうどの大木も馬の骨もゆで卵の山も、たちまち芸術家。人間が上等に見える気がします。秘書は今さら芸術家になる気はありません(今さらなれないんです)ので、せめて雰囲気だけは芸術家風になろうかなあ・・・

ごちっ(久しぶりに同居人に鉄拳を食らいました。まともな市民生活を送ることを心がけよ、だそうです。)

2007年3月9日(金)晴れ

うらうらと暖かき日ぞ続き中庭に撒きし菜の花の黄色く咲き出でてしかと春来たりすべて世はこともなし、いざさらば・・・

と朝から黄昏れててはいけませぬ。

はあ、本日はいきなり暇になりました。緩急ムラばっかりの秘書人生、もちっと程良くなりませんものかしらん。ぼーけーとしていてはボケますので、この機会を利用して混乱極まりない憎まれ愚痴社内のお片づけを始めました。

某編集長の「片付けます」という口約束を信じたばかりに、現在社内は集合住宅附設のゴミ置き場のごとく、がらくたが積み上がってしまいました。口先オヤジの口約束を信じたことがそもそも秘書の不覚とするところでありましたが、文句を言ったところで、柳に風、糠に釘、豆腐に楔、天の邪鬼にコーラン、カエルのツラにリキッドファンデーション、馬の耳にiPod、期待するだけ胃に悪い。

で、特大ゴミ袋を買って来て(有料であります。1枚80円もする)、編集長がぶち壊してくれたレーザープリンタを(持ってってくれるかな?)とおそるおそる出します。夕方見ると、ひゃっほー、持ってってくれました。来週もう1台だしましょう。(何台壊したんでしょうね・・・)

引き出しがまともに引き出せない小さな事務用整理ダンスがあります。(安物だからガタついて~)と長いこと思っておりました。これも捨ててしまえ、と検分しましたら、ガタつく筈です。下の方を、のこぎりでちょん切って底板のないまま使ってました。下手な日曜大工だって、もちっとマシな仕事しますでしょうに、このオヤジは・・・

ばらして袋に詰めちゃいました。

秘書のがらくた収集癖も、困ったものだと自分で思っておりましたが、こうして憎まれ愚痴社の迷宮に踏み込むと、秘書んちの古本山積みなんぞ人形10体なんぞ可愛いものですなあ。我が社に巣食う魑魅魍魎の類い、事後報告でどんどん片付けさせてもらいますぞ。

2007年3月7日(水)晴れ

オークションにも飽きてきました。お人形は10体目が来て、まじ止めないとヤバいと思いましてチョン。その次のキンキラキンはハマる前に資金が底をつきチョン。さあ、心静かな生活が戻ってきました。

という訳にいくか、いくとき、いけば、いきません。

突如、お片づけに目覚めた秘書。狭いおうちの中を見渡せば、なんざましょ、変なものがいっぱい溢れてる~

で、片っ端から片付けはじめまして、築きますはゴミの山。いらないお洋服は資源ゴミの日に古着として出します。がらくたは燃えるごみと不燃ゴミに分けます。積み上がっていた本は、読んで気が済んだもの、とっとくもの、読んでないけどいらないもの、これから読むもの、と分別し、CD類も同様に分別し、いざ売りに行かん。某BOOKOFFで買ったものは某BOOKOFFへ、プレミアがついていそうな漫画は某まんだらけへ。高く売れそうなCDは某ディスクユニオンへ・・・

で、毎日、仕事から帰ってきますと、これは要らない、これは要る、と仕分けをしております。

即ち、依存症が別の形態に移行したんですな。収集癖が処分癖に。人間て、どうしてこうバランスが悪いんのでしょう。何事もほどほどにしておけば、労力も資金も無駄にしなくて済むのに、地球にも優しいのに・・・

突如始まった処分癖の反動が来るのが、今から怖いです。

しかしですよね、某BOOKOFFで最近買ったのに、某BOOKOFFでは引き取ってくれない本てなんなのでしょうね。105円で買った本だからかなあ。安物買いは祟りますなあ。

2007年3月6日(火)晴れ

よっこらせ、と。くたびれました。

昨日から突然、ホームページの更新が出来なくなっちゃって、(更新したファイルがサーバーに送り込めなくなっちゃって)、うわあ、どういたしましょ。

「権限がないよ~ん」とエラーメッセージが出ますもので、さてはMacお得意のアクセス権がなんたらかんたらかと思い、「アクセス権の検証」やって「異常ないよ~ん」と言われながらしつこく「アクセス権の修復」までやって、また「異常ないよ~ん」と言われながらしつこくDVD起動して「ディスクの修復」までやらかして「異常ないよ~ん」、それでも「権限がないよ~ん」

おのれっ、どうしろってんじゃい。

で、プロバイダにお聞きしますに、「なんも変更しとらん。障害もないぞよ」とのこと。

うわあ。

で、お聞きしました。フェッチ様に。「わたしはどうしたらいいんでしょ」と。迷惑な質問ですな。で、フェッチ様は丁寧にお答え下さいましたが、フェッチ様に問題はなさそうです。

で、あーだこーだうだうだくだくだしているうちに、プロバイダがデータの移動作業をしていたことが判明。「もう大丈夫でしょう」とのことにて一件落着。

くたびれましたで。

2007年3月2日(金)晴れ

税金申告のシーズン。やっと一息つけたので、電卓たたいて計算しました。秘書は立派な小市民ですので、納めるべきものはキチンと払うのです。

編集長の前では大きな声では言えませんが、NHKの受信料なんか口座振替にしちゃってます。だって、立派な小市民としては、NHKに消滅されたら困りますもん・・・ と思っていましたが、近頃、オークションに熱中するあまり、テレビとすっかり縁が切れてます。見ないものは払いたくないなあ・・・

さてと、税金は払いましょ、払って、有効に使ってもらうざます。電卓パチパチ(って算盤じゃあるまいし)

へ? 収入から基礎控除ほかを差し引くと、マイナスだよ。げっ、またしても低所得、申告する必要もないワーキングプアかい。こんだけ忙しいのに何故じゃ。

貧乏会社だからじゃ。内職は忙しくたってタカが知れてます。肝心の憎まれ愚痴社がほとんど無給だで。ほとんど無休で働いてるっちゅうに、秘書んちの台所の困窮無窮。

2月がめっちゃ忙しかったのは、「真相の深層」と「アフリカ史を読み直す」(全2巻)がいっぺんに来たからです。「真相の深層」は儲かるよな雑誌じゃないと、はなから諦めとりますが、「アフリカ史を読み直す」ぐらいは当たってくれろ。このままじゃ倒産だでや。(というか、とっくに潰れていて、再建に四苦八苦してる気分)

気分一新しませう。

駅の向こうに用がありまして、JRの構内を横切っていきますと、何やらJR制服姿がぞろぞろ溢れておりまして、おやまた事故かとおもったら、中央にでかいペンギンの着ぐるみがおりまして、そうです、Suicaの宣伝です、3/18から、私鉄・地下鉄・バスで使えるようになるのだそうです。それで、ペンギンまで動員して・・・

この実物大、っていうかペンギンの実物はもっと小さいです、この人間大のペンギン、可愛くありません。JRのマスコットのSuicaペンギンは、イラストなどでお目にかかりますと、それなりに愛らしいのですが、こうでかい着ぐるみでは不細工だぞじゃい。

周囲は先を急ぐ大人ばっかでして、わぁペンギンさんだ、って喜んでくれるお子ちゃまはおらんとです。小首(太首)をかしげて媚びを売るな。中にいるのはアルバイトか社員か知らないが、自分で自分にうんざりしとらんのかね。

ああっ、ペンギンにまで八つ当たりしてしまう秘書。全て貧乏が悪いんじゃい。

ところで、このSuica、相互利用開始はおめでたいことでしょうが、落とし穴あり。首都圏中央線は、東京メトロ東西線が乗り入れてまして、同じ線路を走ってまして、その昔秘書なんぞは都心に出勤する際に、東西線に乗ってしまったら途中で乗り換えなければならないのをぼんやりしてまして、電車が地下に潜ってはっと気づき慌てて引き返し結果遅刻、というのを少々やりまして、まあそれはどうでもいいのですが、両線にまたがる乗り方をした場合には精算の必要がありまして、まあそれもどうでもいいのですが、今回Suicaで乗り入れることになりますと

連絡切符なら、三鷹ー津田沼間が、590円なのに

Suicaだと1)西船橋駅で乗り換え改札すると、620円

     2)西船橋駅で乗り換え改札しないと、780円

という料金体系なんだそうですが、なんじゃこりゃ。計算方法が異なる為、とか言い訳並べるより、なんとかしてくれろ。


とびます とびます