『亜空間通信』319号(2002/07/30) 阿修羅投稿を02.12再録

イラク首都占領検討と米紙報道の狙い「市民に語りかけ作戦」着々進行の現実性

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『亜空間通信』319号(2002/07/30)
【イラク首都占領検討と米紙報道の狙い「市民に語りかけ」作戦着々進行の現実性】

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転送、転載、引用、訳出、大歓迎!

 本日(2002/07/30)早朝、阿修羅戦争14掲示板を覗くと、以下の2つの題名の投稿が並んでいる。ああ、休めない。

対イラク戦略:ブッシュ政権が首都占領を検討と米紙報道[毎日新聞7月29日]
イラク攻撃戦略、「内から外へ」の案が浮上 米紙報道(CNN)

 この2つの投稿は、その全文を最後に紹介するが、私が特に注目するのは、「米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は[中略]『激しい空爆を加えた後に空挺(くうてい)部隊と地上部隊が合同で戦略拠点を攻撃する』と報じた」とある部分である。

 なぜかと言うと、私は、この作戦計画の背後に、以下、抜粋紹介するように、「湾岸戦争仕掛け人」、空軍退役中将、スコウクロフトありと睨んでいるからである。

 彼が米外交問題評議会で、「20万から30万の兵力を投入する必要があるし、数年間現地にとどまらなければならなくなる」と語った計画が、メディアによる世論操作作戦の中で、「5万の短期」、ただし、「激しい空爆」へと、アメリカ人向けに修正され、「市民に語りかけ」られ、国民的「合意」の形成が進められているのである。以下、抜粋。

http://www.asyura.com/2002/war14/msg/123.html
『亜空間通信』310号(2002/07/23)
【911企画は湾岸戦争仕掛け人となるとシャロンと気脈通じイラク攻撃の宿願もか】

[後略]

http://www.asyura.com/2002/war14/msg/169.html
『亜空間通信』313号(2002/07/25)
【イラク攻撃が米外交問題評議会で語られ米中央軍に自衛隊員派遣の符合20年余】

[中略]

 朝日新聞社発行の『論座』(2002.08)に、[中略]スコウクロフト[中略]が主要論客として参加した米外交問題評議会の「プログラム」、「国家安全保障担当補佐官シリーズ」の要約訳出記事を発見した。題名は「『軍事的対テロ戦争』では問題は解決しない」である。

 [中略]「対テロ戦争に占めるイラクの役割について」の「質問」[中略]が出て、スコウクロフト(この記事では「「スコークロフト」としている)が、次に要約するような一連の発言をしているのである。

「イラクは、すでに長い間、われわれの頭痛の種になっている」「イラクに対する戦争がどのようなものになるか」「サダム追放作戦を実施するのには、20万から30万の兵力を投入する必要があるし、数年間現地にとどまらなければならなくなる。したがって、正直かつ率直にこの点を市民に語りかける必要がある」[後略]

 以上で引用終わり。以下が、冒頭に記した2つの投稿である。

http://www.asyura.com/2002/war14/msg/226.html
対イラク戦略:ブッシュ政権が首都占領を検討と米紙報道[毎日新聞7月29日] ( 2002-07-29-21:41 ) 投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2002 年 7 月 30 日 00:40:32:

(回答先: イラク攻撃戦略、「内から外へ」の案が浮上 米紙報道(CNN) 投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2002 年 7 月 29 日 23:40:51)

米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は28日、イラクのフセイン政権を短期間で打倒するため、米ブッシュ政権が対イラク軍事行動開始と同時に、首都バグダッドを占領する作戦を検討していると報じた。政権高官と国防総省当局者が明らかにした。
当局者はバグダッド急襲作戦の利点について(1)従来必要とされた25万人もの大兵力動員が不要(2)イラク側に大量破壊兵器を使用する余裕を与えない―ことを挙げた。
作戦の詳細は明らかでないが、同紙は「激しい空爆を加えた後に空挺(くうてい)部隊と地上部隊が合同で戦略拠点を攻撃する」と報じた。
首都を占領した後に地方制圧を目指すことから「インサイド―アウト」と呼ばれるこの作戦は、ブッシュ大統領や国家安全保障担当の高官には正式提案されていない。
米当局者は、中央との連絡を絶たれた場合、イラク軍の出先将校には独自の作戦指揮をする能力がなく戦闘能力を失うと指摘。また首都急襲が成功すれば、自国基地を米軍に使用させることに消極的な湾岸の親米アラブ諸国も作戦の支援に回る、との見方を示した。(ニューヨーク共同)


http://www.asyura.com/2002/war14/msg/224.html
イラク攻撃戦略、「内から外へ」の案が浮上 米紙報道(CNN) 投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2002 年 7 月 29 日 23:40:51:

イラク攻撃戦略、「内から外へ」の案が浮上 米紙報道
2002.07.29
Web posted at: 20:48 JST
- REUTERS
ニューヨーク(ロイター) 29日付の米紙ニューヨークタイムズは、米当局が検討しているとされるイラクへの軍事攻撃について、中心部に位置する首都バグダッドを最初に攻めるとの案が浮上していると伝えた。
同紙が政府高官や国防当局者の話として伝えたところによると、この案は、攻撃の対象をまずバクダッドにある軍司令センターや武器庫などに絞り、その後周辺に広げていくという内容。遠距離攻撃や包囲作戦を得意とする米軍に適した戦略で、大規模な兵力展開を必要としないことなどが利点とみられている。
また、イラク軍は司令系統が中央に集中していることから、この戦略によって全体をまひさせることも可能だという。
当局者らによると、政権内部ではこの案の利点や弱点が詳細に検討されているが、ブッシュ大統領や国家安全保障担当の高官らにはまだ正式な提案は示されていない。

[後略]

 以上で引用終わり。

 なお、日本は以下のごとく「参戦国」である。

http://www.asyura.com/2002/war14/msg/147.html
米中央軍に自衛隊員派遣 対イラク攻撃に備え 投稿者 倉田佳典 日時 2002 年 7 月 24 日 18:51:11:[中略]

 【ワシントン24日共同】アフガニスタンでのテロ掃討軍事作戦を統括し、対イラク攻撃計画を策定している米中央軍司令部(フロリダ州タンパ)に日本政府が、自衛隊員を連絡調整官として派遣する計画を進めていることが分かった。日米両政府筋が二十四日、明らかにした。

[後略]

 以上で引用終わり。

 以上。


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