チェチェン総合情報

チェチェンニュース Vol.23 No.14(#538) 2023.09.22

直前のご案内になり、申し訳ありません。 明日23日土曜日に、次の講演会が開かれます。ぜひ、ご参加ください。

■「少数民族の抹殺~ウクライナ戦争で見えてきたもの」 ~ブリヤート、チェルケス、チェチェン、ダゲスタン、バシキールほか~

講師:林克明(ノンフィクション・ライター)

◇モスクワの72倍の戦死

 ウクライナ戦争で見逃せないのは、「少数民族の抹殺」である。戦争当初から私は、このことを強く心配していた。

 侵略に動員されている「ロシア兵」と言っても、全体の民族構成比率に比べ「非ロシア人」が多い。

 昨年9月、30万人の動員をロシア政府が発表してから各地で反対運動が起き、大量のロシア国籍者が外国に逃れたのは周知のとおり。

 その中でも、チェチェンの東となりのダゲスタン共和国でかなりの反対運動が起きていた。

 問題の本質を分かりやすく伝えたのが、今年春の中京テレビ「最前線で戦うロシアの少数民族“ブリヤート”の真実」。

 今年4月6日時点で、モスクワの戦死率よりブリヤートの戦死率が71・5倍。モスクワの人が1人死んだらブリヤートで72人死ぬ計算だ。

 このほかドゥバ人、バシキール人、チェチェン人など、少数民族の戦死はロシア人戦死にくらべて、とてつもなく多い。

◇脱帝国主義・脱植民地主義への動き

 ロシア当局が、ウクライナ侵略のために、貧しい地方と少数民族地域から意図的に徴兵動員しているのは間違いない。

 少数民族は数がすくなく、文化的抹殺(言語消滅など含む)も含めそもそも消滅に向かう傾向にあった。そこにきてウクライナ戦争で物理的抹殺が加速されているのである。

 ロシアは植民地帝国だが、ウクライナ全面戦争が始まって以降、帝国時代、ソ連時代、そして現在のロシア連邦の時代まで、大国ロシアに支配されてきた少数民族たちの動きが目立ち始めている。

 その動きとは、「脱帝国主義」「脱植民地主義」を二大キーワードにしたものだ。表現を変えるとロシアの「非帝国主義化」「非植民地主義化」「非ナチ化」である。

 そんなことを話してみたいと思います。

日時:2023年9月23日(土) 開場13:30 開始14:00 終了16:40

終了後、懇親会あり

場所:雑司ヶ谷地域文化創造館 第2会議室

https://www.mapion.co.jp/m2/35.71971291,139.71364947,16/poi=21330448165

交通:JR目白駅徒歩10分、東京メトロ副都心線「雑司ヶ谷駅」2番出口直結

資料代:500円

当日の受付をスムーズにするため、できれば下記にメールしてくださると助かります。

★★★【申し込み】★★★

フルネームと「9月23日参加」と書いて下記のメールアドレスに送信してください。

kusanomi@notnet.jp


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