わたしの雑記帳

2008/5/11 千葉県浦安市立小学校養護学級でのわいせつ事件 担任と補助教員の証人尋問。


2008年5月7日(水)、13時30分から、千葉地裁仮庁舎4階405号法廷で、千葉県浦安市立小学校養護学級でのわいせつ事件の民事裁判(平成18年(ワ)第978号)の証人尋問。前回に引き続き、12時50分頃、整理券43、4枚が配られ、30の傍聴席をめぐって抽選。今回は、くじ運の悪さを発揮。しっかり抽選にもれてしまった。法廷前の控え室で待つ。

裁判官は三代川三千代裁判長(女性)、片山昭人裁判官、飯塚素直裁判官(女性)。この日の証人の予定は学級担任と補助教員2人だったが、どうやらT教師は体調不良を理由に出廷しなかったらしい。
3時30分頃、一旦休憩が入り、傍聴を替わってもらって入ることができた。当日は、夏日といえるほどの暑さだったが、裁判所は6月に入ってからでないと冷房を入れられないということで、具合が悪くなるひとが出るほど、蒸し暑かった。

私が聞けたのは、女性補助教員Oさんの証言。予想通り、K教師に有利な証言ばかりだった。K教師が刑事裁判のなかで自ら認めていることさえ否定。そして、肝心なことになると「覚えていない」「わからない」「知らない」を連発した。

なぜかA子さんの「Kサイアク」という言葉に尋問が集中。Oさんは、A子さんは語尾を上げた形で、「何か私に反応してほしそうに、うれしそう、遊んで欲しそう」ななかで、「本当に最悪と思っていないような様子」「楽しそうに、にこにこしながら」言ったという。
そして、A子さんには、ひとが話したことと同じことを話したり、真似たりすることがあると言った。
また、反対尋問のなかで、7月の宿泊研修のとき、女子児童たちが「Kサイアク」と話していたとT先生から聞いたと言った。それを聞いて、Oさんは「えっ」と驚いたと話した。
Kは丁寧な言葉づかいを心がけていた。A子さんとK教師の関係はよかったとした。

そして、学級のなかで男児が、A子さんに前から飛びかかるような形で抱きついたりしたと話した。ただし、覚えているのは1学期に1度のことで、休み時間などみんなが自由にしている時間帯で、A子さんは抱きつかれて笑っていたと話した。同男児は別の女児にもぶらさがるような形で抱きついたことがあるという。また、いすに座っていると足の間に頭をもぐりこませることもあったという。KもOさんも、それらに対して、A子さんに対して「いやなことをされたら、いやって言うんだよ」と言っていたという。
また、みんなの前で性器を出した男児や着替えるときに服を全部脱いでいまう男児の話をした。


********

報告会のなかで、S男性担任と補助教員Oさんの証人尋問についての報告がなされた。
基本に2人とも、Kによる虐待場面を見ていない、知らないとした。また、同性介助や常に誰かがいることを理由に、Kと女児が2人きりになることはありえないとしながら、一つひとつについて聞かれると、個別指導や交流授業、交流給食、トイレ介助や立ち歩きへの付き添いなどのときに、それぞれ教室を離れることがあり、出払っていて一対一の指導をする機会があったことを否定しなかった。

なお、支援者の何人かが、尋問が終わったあと、Oさんが教育委員会のひとの前で泣いていたのを目撃している。

今日の尋問に対して、A子さんの父親は、怒りより、先生方がかわいそうになってきたと話した。「記憶にない」という言葉は、すべて「言えない」と聞こえたと。

一方、A子さんの母親は、A子さんや別の女児のPTSDの原因がまるで、特殊学級に所属する男児の行為にあるかのような印象を与えようとしたことを許せないという。
また支援者からは、証言内容が仮に本当だったとしたら、養護学級の教師という、より専門性を要する職種にありながら、子どもの訴えを真摯に受け止めず、他人の真似と決め付けて聞き流してしまう姿勢は非常に問題があるという意見も出た。とくに、性的被害について、子どもは「笑いながら話すことがある」という現実もある。

次回は、K教師ほかの証人尋問。また、傍聴券抽選に並ぶことになりそうだ。



 HOME   検 索   BACK   わたしの雑記帳・新 



 
Copyright (C) 2008 S.TAKEDA All rights reserved.