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特定非営利活動法人
日本下水文化研究会
Japan Association of Drainage and Environment
日本下水文化研究会は新しい人と水との関係を考えていきます。
Smart Water Use and Drain Keep the Environment Healthy
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平成12年度活動実績


1. 下水文化研フォーラム「これからの人と水との関わり」の開催(12月1日)
 ■ 基調講演「下水道のブレークスルー」萩原良巳教授(京都大学防災研究所)
 ■ シンポジウム「人と水との距離を近づけるために」:
  ○ 問題提起:「人と水との関わりの希薄化はなにをもたらしたか」
  ○ 守田優氏:「河川文化の継承と発展のために」
  ○ 鈴木和雄氏:「古代から中世にかけての日本人と水」
  ○ 佐藤昭典氏:「歴史的水流『四ツ谷用水』の復活に向けて」
  ○ 谷口尚弘氏:「情報化時代の市民活動」
  ○ 提言「新たな人と水との関わり構築のために」
2. 定例研究会の開催:
 ■ 第1回(6/23): 山崎達雄氏「洛中塵捨場今昔」
        勝矢淳雄氏「上賀茂明神川にかかわる生活の今昔」
        山野寿男氏「近世三都の水事情―江戸・名古屋・大阪―」
 ■ 第2回(12/9):河村清史氏「し尿処理技術の動向」
 ■ 第3回(2/16):稲村光郎氏「東京都の清掃技術・その原点を語る」
3. バルトン忌の開催(8月5日)
 ■ 墓参
 ■ 展示
 ■ 講演:石井貴志氏「バルトン先生とゆかりの人々」
4. 機関誌「下水文化研究」第12号を9月に発行。v 5. 下水文化叢書6号:山野寿男著「近世三都の水事情」発行v 6. 雨水フォーラムの後援・基調報告
7. 会報「ふくりゅう」を3回(通巻18‐20号)発行
8. インターネットホームページを開設(5月)
9. 多摩川源流祭への参加(5月4−5日)
10. 下水道博物館情報交流会議の支援(2月1−2日、愛知県開催):酒井代表講演、
  支援金10万円
11. 運営委員会:11回開催
12. 分科会活動:
 ■ し尿研究会:3回開催うち1回は定例研究会として開催
《関西支部活動》

 関西支部は、例年通り下記事業を実施したが、近代下水道法制定100周年に当たるため各方面にその意義を伝えるべく企画内容の工夫に努めた。
(1)大阪府下水道フェスティバルヘの出展
 同フェスティバルは、9月2日(土)淀川左岸流域下水道渚処理場で開催され、下水文化に関するパネル及び本会出版物の展示、各種のリサイクル製品(紙製 品や石鹸類、廃食油加工のBDF、家庭厨芥加工の有機肥料など)の特別展示と無料配付、さらに特別企画「近代下水道百年記念ミニ資料と写真展」及び子供向 けのスイカ割ゲームなどを実施した。
 無料配付者は約600人。子供向けのスイカ割ゲームは好評を博した。
(2)水環境セミナーの開催
 恒例の水環境セミナーを9月9日(土)京大会館で本会支部、関水コン及び水道事業活性化懇話会(AWC)の3団体共催で開催。本会支部の参加者は20人であったが、全体の参加者総数は100人を越え、活発な議論が展開された。
 内容は、下記の通り。近代下水道100年、近代水道110年の節目の年であることを踏まえ、建設省と厚生省の担当部局長にパネル・ディスカッションで開陳された種々の意見の集約書(案)を郵送する議決がされた。
記念講演:講師  ・石田雄弘(本会評議員)
     演題  ・「国・地方の財政と上下水道経営の展望」
     パネル ・ディスカッション:
     テーマ:「上・下水道事業は終わっていない
           〜望まれる緊急整備と資金調達の決断〜」
     パネリスト:宮田和郎(関水コン)/石田三郎(AWC)/木村淳弘(本会副代表)
     意見発表者:陰山東平(関水コン)/村田秀太(本会会員)
     コーディネーター:稲場紀久雄(本会関西支部長)
     なお、議決に基づき、意見集約書を郵送した。
                         (以上)

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