東京拘置所改築問題について


 法務省当局は、東京拘置所を高層の近代的なビルに建て直す計画をすすめているが、その構造が明らかになるにつれて、そこに収容される人々の生活環境を、さらに厳しく制限し、あるいは自然や陽光を享受する権利をいちじるしく損なう恐れなどが指摘されている。
いったん建設されれば、おいそれとは変更のきかないものだけに、未決拘禁者や受刑者の人たちの人権への配慮は、21世紀にむけた、国際的な人権基準から見て、恥ずかしくないものにする必要がある。
CPRは、この問題が浮上して以来、具体的な提言を行ってきた。以下は、この問題に関する文書のアーカイブである。