東京拘置所改築問題について
法務省当局は、東京拘置所を高層の近代的なビルに建て直す計画をすすめているが、その構造が明らかになるにつれて、そこに収容される人々の生活環境を、さらに厳しく制限し、あるいは自然や陽光を享受する権利をいちじるしく損なう恐れなどが指摘されている。
いったん建設されれば、おいそれとは変更のきかないものだけに、未決拘禁者や受刑者の人たちの人権への配慮は、21世紀にむけた、国際的な人権基準から見て、恥ずかしくないものにする必要がある。
CPRは、この問題が浮上して以来、具体的な提言を行ってきた。以下は、この問題に関する文書のアーカイブである。
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- 東京拘置所の高層化計画の問題点を、Q&Aとして、分かりやすくまとめましたので、ぜひお読み下さい。
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- 具体的問題点がさらに明らかに
- 東京三弁護士会と法務省との間で、協議が継続しているが、施設の構造の詳細がより明らかになりつつある。
田鎖麻衣子弁護士に報告してもらった。
(NEWS LETTER 12号より)
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東京拘置所改築は、老朽化した拘禁施設改築のモデル・ケースとなると考えられる。今年は(1996年)この問題について、「北九州矯正センター構想」と共に継続的に取り組むことになった。ここに経過を報告します。
(NEWS LETTER 9号より)
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東京拘置所の改築が計画されている。地元の石塚伸一さんに詳しく分析していただいた「北九州矯正センター構想」(7ページ)と同様、法務省の「収容施設の団地化構想」の一環であり、今後も施設改築の問題は続くと思われる。
(NEWS LETTER 8号より)