追跡調査の状況(2)

2:不法投棄
今までクリーンキャンペーンで参加者に散乱ゴミを拾う際に、「不法投棄ゴミは大きい、危険、自治体で処理できない」等の理由から、気になっても拾わないようにとのお願いをしてきました。しかし目にあまるのはタイヤ、車、残土などの不法投棄で、拾っている市民のアンケートや反省会で「うんざりする。やる気をそがれる。どうにかしたい。」などの意見が寄せられるという現状でした。そこで相模川の高田橋下流にて1997年3月より不法投棄の実態を調査することにしました。
相模原市田名在住の「市民ネットワーキング・相模川」の会員に毎週、相模川高田橋下流河川敷を歩き、廃車、廃材、残土の数の把握と写真を撮ってもらうことにしました。
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増えていく廃車 |
調査の感想
相模川のゴミは鯉のぼり大会や花火大会などのイベントをむかえると数日前に取り除かれます。散乱ゴミは自治体、自治会、漁業組合によってクリーンキャンペーンや野焼きで処理され、廃車や大型ゴミの処分は相模川総合整備事務所が担当しています。しかしその後すぐに新たなゴミが捨てられ、捨て得の状態になっています。
特に廃車は持ち主をつきとめ、捨てた人を探すのに日数がかかり、長い間放置されている場合が多く、その廃車の中や周りにゴミが捨てられていきます。ようやく廃車を撤去しても、その跡は平らなので新たに粗大ゴミや残土が置かれてしまいます。とりあえずすぐに廃車を別の場所に移動しておいて法手続きを行うことができないものかと思います。
調査を担当した会員によると、毎週ご夫妻で散歩がてらに写真を撮ったり残土の山を数えたりしていると、ゴミの山に関心のある方から声をかけられるようになったそうです。「朝5時ごろに習志野ナンバーのトラックが捨てにくる」、「あの車はよくみかける」など。「気付いた人が写真をとったり、ナンバーをメモったりしてすぐに警察や相模川総合整備事務所に通報すればいいのですが、気にはなってもそこまでの行動にはいたらないようです。」
川を散歩コースにしている地元住民は多いので、今後地元住民の監視組織ができ腕章などしてパトロールしていることを大々的にパフォーマンスしてPRすれば少しはききめが出るかもしれません。
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残土の山はどこから来るのか... |