28景 西陣ほんやら洞(西陣)

西陣ほんやら洞ものづくり塾では御用達のお店です。大宮通り寺ノ内を少し上がったところにあります。西陣の見学会のあとはしばしば立ち寄ったりもします。
木の構えのお店の中は、もちろん木の机にいす、ゆったりしたスペースで落ち着きを感じることができます。時を忘れてついつい話し込んでしまいます。
いろいろな学生グループさんらのビラが店頭にあったりで大切な情報ステーションとしても、活用できるのが楽しみでもあります。(やっち:7月15日)


27景 祇園囃子(室町通り四条上がる)

菊水鉾町のお囃子今年も、この季節が巡ってきました夜、四条通をあるいていると、あちこちから涼しげなお囃子の音が聞こえてきます。
各山鉾町の方々が、17日の山鉾巡行に向けて、お囃子の練習をされてるのです。
室町通り四条を上がった菊水鉾町では、ある家の2階を開け放して、お囃子を練習される姿を拝見することができました。
晴れの舞台を一週間後に控え、みなさん引き締まった表情で練習をされてました。今年も、当日が楽しみです。
この、すでに暑い日々の続く京都で聞く涼しげな音色は、休まりますよ。ホームページで音までお届けできないのが残念です。(やっち:7月8日)


26景 糺の森(下鴨)

糺の森この時期、朝、糺の森を歩くのはとっても気持ちがいいです。出町柳から少し北東へ進んだ道を東へ入ると、下鴨神社の入り口にあたります。そこからの眺めがこの画像です。参道を緑が覆い、木漏れ日の中を境内に向かって、ゆっくりと歩いていきます。それは、こんなに都会にあるとは思えないほど静かで、森の安らぎすら感じさせます。
お盆には、この参道の隣で恒例古本市が開催されます。これがっ、暑いのですが、静かな森の中で、古本選びも楽しいです。(やっち:6月16日)


25景 あいすくりん屋「ちべた」(西陣)

あいすくりん屋「ちべた」前回は、千本通りのさみしい面を取り上げましたが、古い建物がなくなる一方、新しいお店がオープンしているところもあります。...というか、最近ずいぶん、新しいお店ラッシュです。
千本今出川下がる、笹屋町通りの北東角に、新しくオープンしたのはアイスクリームやさんです。その名も「冷たい」を意味する「ちべた」。なかなかかわいいですね。
他ではなかなか見られない、珍しい味のアイスクリームが食べられますよ。
1階にカウンターがあり、2回で食べることもできます。これからの季節、千本を通ったときには、ぜひ立ち寄ってみてください。(やっち:6月11日)


24景 千本通りの穴(西陣)

千本通りの穴かつては西陣の盛り場として栄えた千本通り。このあたりは「センボン・ラブ」商店街として親しまれてきましたが、近年はシャッターをしめたままのお店や、閉店するところが増えて、すいぶんと寂しい雰囲気です。お店をたたんだところは更地になっているところもあり、そんな穴ぼこが増えると町全体がゴーストタウンのようになってしまいます。
この写真は千本一条の角、かつては銀行があったところでした。そして、付近には「マンション建設反対!」の張り紙があちこちに。
一方、その穴から新しいお店が誕生しているところも少なくありません。新しい人気のスポットも誕生しています。新しい千本通り、これからが楽しみですね。(やっち:6月10日)


23景 とようけ屋本店(西陣)

西陣とようけ屋今出川通り、北野天満宮前のとようけ屋さんは、お昼どきになると必ず行列ができていることであまりにも有名ですが、もうひとつとようけ屋さんはあります。 というか、こちらが本店なのです。
七本松通り中立売を少しあがったところに、それはあります。こちらでは食べることはできないのですが、近くに住む主婦の方々が訪れる町のお豆腐やさんです。有名になってしまっても、以前と変わらず、町の豆腐屋さんとしての誇りを感じさせるお店としていてくださるのは嬉しいものですね。(やっち:5月29日)


22景 御土居(西陣)

西陣御土居これから、京都千景では、西陣プロジェクトと連動して、西陣の魅力あるスポットの紹介にも力をいれていきたいと思います。まず、今回はその第1回目。
北野天満宮のすこし北側に、今も残る京都市の史跡「御土居」です。
御土居は、その説明書きによると、「天正19(1591)年、豊臣秀吉が長い戦乱により荒廃していた京都を再建すべく都市計画を行ったとき、外敵の来襲に備え、その防壁として築いた土居」だそうです。これによって、京都が「洛中と洛外に分けられた」とされています。
付近は今も織機の音が聞こえる静かな西陣の町。西陣の観光スポットとしても知られています。(やっち:5月26日)


21景 新緑の広沢の池(右京区)

広沢の池2ヶ月ぶりの京都千景更新です。京都日記を書いているころから、お気に入りの場所として紹介したかったのですが、なかなかタイミングがなくて写真を撮りに行くことができませんでした。今回、ようやく快晴のもと、撮影することができたので紹介します。
こちらは仁和寺街道をさらに西に進み、宇多野のさらに向こう、広沢の池です。市街地から車で20〜30分程度いっただけで、そこはタイムスリップでもしたのかと思えるほど落ち着いた場所に出てきます。ほんとうに気持ちのいい時間を過ごすことができます。都会の雑踏を逃れてか、車やバイクを置いて散策しているひともちらほら。みなさんも一休みにちょっと出かけてみてはいかがでしょうか。(やっち:5月16日)


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