はじめに

 市街地の中央部に所在する普天間飛行場は、県民の皆様が長年にわたり、その返還を強く要望されてきたものです。

 この実現のためには、普天間飛行場の機能を代替できるヘリポートが必要です。

 このへリポートについては、安全、騒音、自然環境などを考慮し、住民の方々への負担、影響をできる限り小さくできるという観点から、また、必要がなくなった場合は撤去可能な、海上へリポートを検討することとしました。

 キャンプ・シュワブ沖水域は、水域の範囲が広いこと、周辺地域への影響を極力少なくすることが可能であること、ヘリポートを支援する海兵隊の施設が近くにあることなどから候補地として調査を行ってきました。

 その結果、安全性、生活・自然環境に与える影響など、様々な面について検討を行い、キャンプ・シュワブ沖水域は建設適地であると考えております。

 政府としては、こうした考え方をもとに、海上へリポート案を地元の皆さまに対してご説明し、ご理解をお願いするものです。


目次

 


出典:『海上へリポート くらしと自然を考えて』普天間飛行場移設対策本部


海上ヘリポート建設計画][沖縄・一坪反戦地主会 関東ブロック