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(当時の写真は持ち帰りが禁止されたため残っておりません。これは北京に渡る前のものです。)

1946年、北京から引揚げ船で送還された“少年A”の物語

(0) 前書き 時代の始まり
(1) 僕等は侵略者の子供達だった
(2) 重い扉をバラバラと叩くつぶての音が、敗戦の知らせであった
(3)-1 収容所に向かうトラックは、田舎道の黄色い埃の中を揺れながら走った
(3)-2 城壁のない街は、北京の近所と似ていた
(4)-1

街の子供達は見覚えのない旗を振っていた

(4)-2 「日本は戦争に敗けたんだから、喧嘩なんかしてはいけないよ」
(4)-3 「戦争に敗けてサンキューベリマッチもないものだ」
(5) 正月になって、浮き立った雰囲気が生れた
(6) 妹が生まれて、和代―平和な時代、という名がつけられた
(7)-1 暖かくなって、引揚げ船の噂が出始めた
(7)-2 クリークの氷は毎日溶けては薄くなっていた
(7)-3 僕等の恐怖と狂気が中国兵に乗り移った
(8) 僕は誰にも構われずにベッドの傍らに立っていた
(9)

帰還船の来る港への移動が始まった

(10) 行列の横をアメリカ兵が陽気に往き来していた

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2003.9.2