太地・畠尻湾におけるオルカの生け捕り写真-2



追い込み漁から、捕獲へ

  

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1997年2月7日 和歌山県太地町・畠尻湾
追い込み漁によって湾内に追い込まれた10頭のオルカの家族。2日間、4重に架けられたネットの中で、不安そうに全員が寄り添って一塊になっていた。


不安におびえる10頭のオルカの家族。ジョンストン海峡で見た、あの伸び伸びした雄姿はここにはない。


水族館の職員が選別した5頭のオルカを浜の浅瀬に追い込み、漁協の漁師と水族館の飼育係とで、いよいよ捕獲が始まる。
恐れを知らないオルカは、全く抵抗しようとせず、人間の為すがままに任せていた。


選別された5頭のうち、3頭はクレーンで吊り上げられ、トラックで、太地町立くじらの博物館と南紀白浜アドベンチャーワールドに運ばれていった。


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