12月25日 | 11月23日 開発教育セミナー |
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定例会報告 12月25日 県民サポートセンター 遅くなりましたが、12/25に行われた会合の報告と次回の知らせです。 1、この間の報告 ■ストップ温暖化ネットワークの会合が11/28にあり、その席で環境計画課の人が「新アジェンダ21かながわ」について説明しました。現在の「アジェンダ21かながわ」の策定から10年たち、より実効性の高い行動指針とするために新たに作るそうです。それも、事務局が原案を作るのではなく、検討委員会がゼロからすべて作るという、これまでにやったことのない方法だそうです。 検討委員の募集は12/14までという急な話ですが、ストップ温暖化ネットワークからもぜひ出てほしいとのことでした。 また、この会合で12/14の「ストップ温暖化のつどい」の内容が急に変更になり、ワークショップがなくなったということを知りました。 せっかく一般の人対象に「ゴミはなぜ増える」ができると思ったのに、残念です。 ■環境計画課主催の「ストップ温暖化のつどい」が12/14にあり、「新しい環境学習をつくるネットワーク」を紹介するパネルと教材を展示しました。 「かながわ地球環境賞」の授賞式と講演とパネルディスカッションが主な内容なので、参加者は主に企業関係者でした。 そのため、私たちのパネルや教材に興味を示す人は少なくて残念だったのですが、隣の湘南高校通信制エコクラブの展示には「スウェーデンエコツアーの報告」や環境マンガもあって、けっこう人が見ていました。 講演はNEDOの上林匡さんでした。 とても元通産省の人とは思えない、柔軟で原則的な発想をする人で、おもしろい話でした。 例えば、1990年比で6%減らすには十数%減らさなければならないので表面的な対策では不可能だとか、トレイやペットボトルを使っている限りは再生にエネルギーを使うので禁止するくらいの対策が必要だとか、環境問題は究極的にはエネルギー消費の偏りや貧困という平和の問題だ、などと発言していました。 (オフレコにしてくれと言ってましたが。) ■12/18にストップ温暖化ネットワークの会合があり、12/14の「つどい」の反省のあと、環境計画化の方から「新アジェンダ21かながわ検討委員会」の委員が発表されました。私たちの会から、佐藤一子さんと青木正美さんが検討委員に入りました。 新アジェンダの内容に、私たちの意見を反映させましょう。 また、「神奈川森林エネルギー工房」の松村さんからの話ですが、岩手県では木質バイオマスを全国に広げる方針を持っていて、木質ペレットの国産ストーブを開発して県庁に設置したそうです。 外国製のストーブは質のいい木質ペレットしか燃やせないそうですが、国産のものは樹皮混入のペレットも燃やせるそうです。 埼玉県でも木質ペレットの生産を始めるそうです。 その後の忘年会で松村さんと話していて「バイオマスについての教材がないね」という話になり、次の「新しい環境学習をつくるネットワーク」の教材づくりのテーマとしようかという話になりました。 皆さん、どうでしょうか。 ■原子力資料情報室の高木仁三郎さんの遺志を継いでできた「高木学校」という市民講座のようなものがあります。今までもいろいろなテーマで市民講座を開いてきましたが、次回は学校に配布されている原子力教材の問題点をテーマとした学習会を3月にやるそうです。 Aさんを通して協力要請がありましたので、12/21にAさんと私が原子力資料情報室で行われた打ち合わせに出席しました。確かに学校に配布される原子力教材の内容はひどい偏りがあると思っていましたが、今まで誰もそれを批判してこなかったのが現状です。やる意味は十分にあるので、何か協力したいと思います。 ■この会の根岸さんが日教組の全国教育研究集会の環境教育分科会の司会者となりました。12/14に司会者会議があって、その席には共同研究者の一人の田中優さんがいました。 田中優さんの話ですが、環境教育のワークショップやゲームを開発していて、今度本を出版するそうです。 田中優さんは「郵貯はなぜいけないの?」という本を書いたり、NPO向けの投資銀行「未来バンク」をつくったり、日本国際ボランティアセンターの理事であったりと、多方面で活躍している人です。 どんな本か楽しみです。 ■これからは小中学校で総合学習や環境学習を経験した生徒が高校に入ってきます。そこで、小中学校の教科でどんな環境学習をしているかを金井さんが総合教育センターで調べてみました。 あと、4月から新カリキュラムになる高校の各教科でも環境に関する内容がいろいろと入っているようです。 例えば、新カリの保健体育の教科書では、1章全部が環境問題ですし、いろいろなワークショップも取り入れてあります。 生徒が小中学校や他教科でどんな環境学習をやってきたかを調べる必要があるね、という話になりました。 2、「ゴミはなぜ増える?」コメント集の検討 ■コメント集ですが、多忙のためと難しいためになかなかはかどっていません。 書いてきた文だけを検討しました。 そろそろ急いで仕上げないと、冊子づくりに間に合いませんね。 次回に期待してください。 **************************************************************** ◆今回は報告が長くなって、あまり実質的な議論ができませんでした。 次回は資源エネルギー庁が作った環境学習ゲームがどんなものがやってみようという計画です。 次回は 2月13日(木) 18:30より 県民サポートセンターです。 |
定例会報告 11月14日(木) 県民サポートセンター 出席者 羽角、金井、根岸、A、Dでした。 今回はとても盛りだくさんです。 ■1、報告 ■(1)10/6(日)合成洗剤追放全国大会(羽角) 2日目の「環境ホルモンと予防原則」(講師:松崎早苗さん)という分科会に羽角が出席しました。化学物質をめぐる様々な現状の話でした。 予防原則に則った政策を行政に提案しなければならないという具体的な話までありました。 ■(2)10/11(金)総合学習支援サイト打ち合わせ(羽角) 神奈川NPO協同ネットワークと国際交流協会が中心になって進めている高校向けの総合学習支援サイトづくりです。 10/11の打ち合わせに羽角が出席しました。キーワードごとに解説とNPOの活動紹介を載せて、先生向けのホームページを作る計画です。 11/6にも打ち合わせがあったのですが、多忙のため欠席しました。 ■(3)10/19(土)高教組、県教研(羽角、根岸) 県教研の環境教育分科会で、羽角の鎌倉高校での授業「くらしの科学」の発表と参加者による「ゴミはなぜ増える」のワークショップを行いました。ワークショップは十名程度の参加で、2グループできました。「ゴミはなぜ増える」はわりと大人向きなので、両グループともかなり盛り上がっていました。 しかし、ある人が「ある結論に誘導されているようで違和感がある」と言ったそうです。 この点について議論になりました。 このワークショップはもともと、今主流の価値観のままでは環境問題は解決しないということに気づいてもらうことが目的です。 つまり、個人の価値観とか考え方・生き方そのものに踏み込むものです。 そういう意味ではある一定の方向に誘導すると言えなくもないのですが、それがいけないとなると価値観そのものを問うことができなくなります。 「価値観を刺激する」という言い方が気に入りました。 しかし、自分の価値観に踏み込んでほしくないと思う人もいます。 また、「教育というものはできあがった知識を生徒に教え込むことであって、個人の生き方や考え方は関係ない」と考える先生は、「こういうワークショップはあってはいけない」と考えるでしょう。 そこで、このワークショップのマニュアルにはっきりと「このワークショップは価値観そのものを問い直すことが目的です」と書くことになりました。 ■(4)10/24(木)総合教育センター研修会、カリキュラムデザイナー育成講座・環境教育(羽角、金井) 8/5の原子先生の講演、8/23のコカコーラ工場見学に続いて3回目の研修会でした。 この日は、参加者が自己紹介と自分が今やっていることや何に悩んでいるかを順番に話し、全員で討議するということをくり返しました。 例えば、今度の4月から「エコライフ」という科目の担当になった、総合学習で環境をやらなければならないというように、けっこうそれぞれの参加者がせっぱ詰まった理由を持っていたので、討議はとても盛り上がりました。 その中で、向の丘工業高校のISO14001の取り組みの発表があって、ISO14001の話題になりました。 環境計画課の人(白浜さん)が来ていたので、いろいろと解説してもらいました。 その中で誤解が解けたことがあります。 県ではおととし本庁が、去年出先機関が認証を取得しました。今年3月までには県立学校や病院が認証を取得することになっています。 私は、民間では事業所ごとにとるので学校もそうだろうと思っていたのですが、3月までに教育庁全体としてとるのだそうです。だから、認証が取得できれば、各学校は4月から「ISO14001認証取得施設です」という看板を掲げることができるのだそうです。 それから、ISO14001は「PDCA(Plan,Do,Check,Action)のシステムをつくって実行しなさい」という規格なので、例えば紙の消費量が多いか少ないかではなく、それを減らすシステムがあるかどうかが問題となるそうです。監査では、もちろんPDCAをちゃんと実行しているかどうかが対象になります。 あと、本来業務の中でやりなさいというのが県の姿勢だそうで、学校の本来業務は教育ですから、環境教育をちゃんとやるのが筋だと環境計画課の人が言っていました。 私の職場(鎌倉高校)は外部監査に当たってしまって、今それへの対応に追われています。 今までほとんど何もやっていなかったので、管理職は大変です。 ■(5)10/25(金)ストップ温暖化ネットワーク(羽角、金井) □ 燃料電池実験器具 以前「ひととゆめのネットワーク」の人から聞いていた備長炭を使った燃料電池の実験セットを「太陽科学有限会社」という教材会社が商品化したもののデモがありました。 これまで知られていた鉛筆の芯を使ったものより全然パワーがあって、モーターを回すこともできます。 さっそく羽角が注文して取り寄せたものを披露しました。 羽角の家で実験した時は、電解液として食塩水を用いて、3Vの電池で1分ほど電気分解した後モーターにつなぐと見事に回りました。 その他、太陽科学の人にもらった「固体高分子燃料電池」も羽角がもっています。 こちらは水素ガスで発光ダイオードが光ります。 演示実験用として最適です。 □ 12/14(土)「ストップ温暖化のつどい」…ワークショップを受け持つ 正確には「平成14年度かながわ地球環境賞表彰式・ストップ温暖化のつどい」(主催:神奈川県・かながわ地球環境保全推進会議、共催:ストップ温暖化ネットワーク)です。 分科会の中の「環境教育・ゴミのワークショップ」を私たちが受け持つことになりました。 参加者に「ゴミはなぜ増える」のワークショップをやってもらって、このワークショップの感想を聞かせてもらえたらと思って引き受けました。 詳細は下記の通り: 日時:12/14(土)13:00〜17:00 場所:神奈川中小企業センター 多目的ホール・会議室 内容: ◆表彰式 (1)挨拶(川村会長) (2)表彰式 13:00〜13:15? (3)受賞者活動報告(各5分程度) 13:15〜13:50? ◆ストップ温暖化のつどい (4)基調講演(未定) 13:50〜15:05? (5)分科会 15:15〜16:30? ○くらしの中のエネルギー・省エネルギー ○環境教育・ゴミのワークショップ ○森林エネルギー ○燃料電池の実演+ワークショップ ○リサイクル ■(6)(話題)ERICのワークショップ他 「リサイクル文化」という雑誌の最新号(67号)が「21世紀の環境教育はどうあるべきか」という特集でした。 その中に「参加型アプローチの可能性と限界」という文をERIC国際理解教育センター事務局長の角田尚子さんが書いています。 それがとても考えさせられたので紹介しました。 ERICのアクティビティは 気づきから行動へのプログラム スキル・トレーニング 社会的合意形成の方法論 に分類されています。 それが私たちの「環境学習の段階的整理」に似ていると思ったことが第1点です。 次に、日本で実践されていた参加体験型学習は「はいまわる経験主義」と書いてあって、体系的に何かを伝えるプログラムになっていなかった。しかし、ERICのプログラムは「概念の修得」「スキルの修得」というように練り上げられたものになっている。 と書いてあるのが気に入ったというのが第2点です。 つまり、これまではある先生が参加体験型の授業を工夫しても、それはその先生の経験によってできたものなので他の先生に広がらなかった。 しかし、ERICのアクティビティは目的や方法が体系的に練り上げてあるので、いろいろな先生が利用可能であるということだと思います。 私はERICの本にはずいぶん勉強させてもらいました。 ■(7)全国高等学校総合文化祭神奈川大会放送部門コンテスト(根岸) 今年度の高校放送コンテストの優秀賞を大和西高校がもらいましたが、その作品が大和市の地域通貨「ラブス」を取り上げたものでした。 その中に「神奈川環境教育研究会」の渡辺さんが写っていたとのことです。 大和市がすすめている地域通貨「ラブス」の運営ブレーンに渡辺さんが加わっていて、おもしろい展開をしているようです。 詳細は http://members.jcom.home.ne.jp/yamato-loves/ ■(8)11/23・24のJICA主催のワークショップ(根岸) JICA横浜国際センター・かながわ地球市民教育ネットワークが主催して「開発教育セミナー・かながわ2002 『世界とつながる総合学習』」が11/23・24にあります。 内容がとてもおもしろそうなので一番下に引用しておきます。 ■2、教材冊子について ■「ゴミはなぜ増える」コメント集(羽角、ただし未完成) 「違いの違い」のメント集のように、カードの単文に解説を付けようという話から始まったメント集づくりですが、とても難航しています。 価値観に関わる単文が多いので、書くのがとても難しいのです。 約半分できたので、ここでチェックしてもらいました。 ■3、メディアリテラシーのアイデア(全員) ■・CM分析シート(羽角) 羽角が総合学習でCM分析をやってみました。自作のCM分析シートで3週(3時間)にわたってやりました。 1時間目は、前日の20時から21時までの1時間の歌番組を録画したものを早回しにして、1時間に何分のCMがあるかをストップウォッチで計りました。 なんと12分8秒、20%がCMでした。 次に、番組内容とCMの会社(スポンサー)の関係を考えましたが、家族向けの番組だったので幅広い会社がスポンサーになっていたという程度で、あまり番組内容との関連はありませんでした。 2時間目は、録画したCMの中から一つのCMを選び、それを何回も見て、ターゲットや広告のテクニックや伝わる情報・伝わらない情報やメッセージを考えました。 これが意外とおもしろかったです。 ハミガキのCMだったのですが、ターゲットがなかなか定まらなかった中で、ある生徒が「大人の男女」と答えました。 「どうして?」と聞くと、「コーヒー紅茶による歯の黄ばみをはがすと言ってるから、それが気になる年頃」と答えました。「するどい!」ですね。 終わってから、「来週までに自分で一つのCMを録画して、それを分析シートに従って分析しなさい、ビデオも持ってくること」という宿題を出しました。 3時間目は、生徒が持ってきたCMのビデオを見ながら、生徒の分析を聞きました。 初めての挑戦にしてはよくできたし、おもしろかったと思います。 そこで、その次の段階として何をやるかという話しになりました。 次は自分でCMを作るのがメディアリテラシーとしてはおもしろいのですが、環境学習のプログラムとしてはそこまで踏み込んでいいのだろうかと思います。 そこで、「環境をキーワードとして、生徒にポスター(またはCMの絵コンテ)を作らせる」というのがあがりました。 最近、メディアリテラシーを用いた環境学習プログラムが停滞していましたが、これを一つのプログラム候補にすることになりました。 (報告終わり) ◆◆次回のお知らせ◆◆ 次回は 12月25日(水) 15:00〜 かながわ県民サポートセンター9Fのフリースペースです。 ご出席、よろしくお願いします。 |
開発教育の分野などで、いろいろなワークショップが実践されています。 参考までに、セミナーの案内を掲載します。 ■□■□開発教育セミナー・かながわ2002 『世界とつながる総合学習』■□■□ −−みなさん、こんにちは。小中では総合学習が本格的に開始しました。「教科の枠を超えて」「国際的な視点で」 言葉ではわかるけれど、実際にはどう展開すればいいのか、どう始めればいいのだろうと、とまどっている学校も多いのではないでしょうか?そこで、今セミナーでは、開発教育・国際理解教育の視点から、具体的で実践的な総合学習の事例を紹介・体験するワークショップを集めました。下記参加申込書でお早めにお申し込みください。−− ■日時:2002年11月23日(土)〜24日(日) □11/23(土) 12:30 受付 13:00 挨拶・JICA 13:30 学びの広場を拵える』 基調講演 岩川直樹氏(埼玉大学教育学部助教授) 15:30 分科会1 17:00 JICA施設の見学 17:30 交流会 □11/24(日) 10:00 受付 10:30 分科会2 13:00 分科会3 14:40 全体会 16:00 散会 ※開発教育協議会20周年記念事業で全国の学びの現場を車で訪ねてきた「リレーキャラバン隊」が参加します!! ■場所:JICA横浜国際センター(桜木町駅から横浜ワールドポーターズ方面徒歩15分) Tel: 045-663-3251(代) ■参加費:1,000 円 交流会〔参加希望者〕1,000 円 ■人数:定員150人(先着順にて受け付け) ■後援〔申請中も含む〕:外務省・文部科学省・神奈川県・横浜市・川崎市・横須賀市・神奈川県教育委員会・横浜市教育委員会・川崎市教育委員会・神奈川県高等学校教職員組合・神奈川県教職員組合・横浜市教職員組合・川崎市教職員組合・神奈川県高等学校国際教育研究協議会 ■主催: JICA横浜国際センター・かながわ地球市民教育ネットワーク ■共催: 神奈川県国際交流協会・横浜市国際交流協会・川崎市国際交流協会・開発教育協議会 ■事務局: JICA横浜国際センター ■基調講演について □『学びの広場を拵(こしら)える』〔23日 13:30〜〕 □岩川直樹氏 (埼玉大学教育学部助教授) □様々な人々の聲(ヴォイス)を織りなす広場に学校を転換するためには?教員のファシリテーター、コーディネーターとしての役割とは?学校に対話的文化を根づかせるためには?学校の生き生きとした再生をめざす知恵について語っていただく。 □略歴:1960年、清水市に生まれる。東京大学文部心理学科卒業。教育学の大学院を経て、現在、埼玉大学教育学部助教授。著書は、『総合学習を学びの広場にー手作りと協働の知恵ー』(大月書店)など ■分科会内容 A『JICAと学ぶ開発教育』 日程:23午後・24午前・24午後 担当:熊野明、佐藤政富〈JICA横浜国際センター〉 内容: 外国人研修員との交流、青年海外協力隊員の講師派遣、青年招へい合宿プログラムへの参加、エッセイコンテストなど、JICAのプログラムを活用するノウハウの紹介。 B『マジカルバナナ〜バナナから見える世界 』 日程:24午前・24午後 担当:地球の木 内容:小・中学生にもわかりやすくバナナクイズや生産者の暮らしをロールプレイで体験しながら、私たちの買う・食べるという行動が世界の構造にどう関わっているのか、考える。 C『なぜ起こる貧困と債務』 日程:23午後・24午前 担当:小野行雄・ 永野広務 〈草の根援助運動〉 内容: 途上国には国家としての債務が返済できず、破産状態に陥っている国は数多いが、国家は倒産できない。ランキングやロールプレイという手法を使って、あなたも擬似国際会議に参加してみよう。 D『インドボックスを使って国際理解』 日程:24午後 担当:関口真理〈亜細亜大学、立教大学〉 横浜市国際交流協会 内容:日用雑貨、宗教儀式用品、学校の教材、民族衣装、雑誌など、インドの人々の生活、文化を知るのに役立つ品々を使って、子どもたちの国際理解を深める方法を学ぶ。 E『地域からの国際理解〜横浜バージョン』 日程:23午後 担当: 猪熊未奈子〈横浜市国際交流協会〉門丸葉子〈インドネシア人妻の会/家族の会〉 内容: 市内在住外国人の実態を知り、多様な言語・文化をあわせ持つ街、横浜に迫る。地域に密着した足元からの国際理解学習に役立てる。(グループワーク、多言語カードゲーム、ランキング等) F『エスニックキャンプ〜多文化な子どもたちの今』 日程:24午前・24午後 担当:エスニック・ジャパン 内容: 多文化の子どもたちのキャンプを主催する若き外国籍県民のグループ、エスニック・ジャパンが、外国人の子どもたちの現状と課題について、また、エスニックキャンプと子どもたちの声について語る。 G『ことばとからだでコミュニケーション』 日程:23午後・24午前・24午後 担当: 大岡淳〈商品劇場〉 内容:相手を注視し、表現を模索して、きちんと何かを伝え合う。人と人との交流という原点に立ち返り、教育のツールとして演劇的手法を活用する試み。3回通しで受講すればさらに理解は深まる。 H『国際理解とメディア・リテラシー〜メディアをクリティカルに読むために』 日程:23午後・24午後 担当:小山紳一郎〈神奈川県国際交流協会〉 内容: 昨年の9・11事件以降、国際理解教育を進める上で、メディアの果たす役割の重要性が改めて認識されるようになった。フォトランゲージなど、メディアをクリティカルに読むための技法を紹介する I『バリ福笑いマップ〜バングラデシュの村を知ろう』 日程:23午後・24午前・24午後 担当: 東宏乃〈シャプラニール〉 斉藤聖、山本ちなみ〈横浜市立平楽中 学校〉 塩原茂子 〈東村山市立廻田小学校〉 内容:バングラデシュ農村の家族の暮らしについて、屋敷地(バリ)のピースを並べながら生徒が問いから問いを発して楽しく学ぶ教材。23日は中学校授業例。24日午前は小学校授業例、午後はいずれかの参加者でNGO教材の学校での活用法を検討。 J『環境と開発〜大学生による開発教育』 日程:23午後・24午前・24午後 担当: 草の根援助運動学生斑(P2ユース) 内容: P2Youthはフィリピンの現地NGOを支援する一方で、国内で開発教育を行っている。大学生が支援先の活動を元に作成してきたゲームなどを紹介する。 K『世界がもし100人の村だったら 』 日程:24午前・24午後 担当: 上條直美〈立教大学大学院〉 開発教育協議会リレーキャラバン隊 内容:ネットメールで日本中を駆け巡った100人の村のメッセージ。100人の村を通して貧困や不公正、多様性など、世界の状況をどこまで伝えられるのか、「解決へのプロセス」にどうやってつなげられるのかを考える。 L『新貿易ゲーム』 日程:23午後・24午前・24午後 担当:木下理仁 〈神奈川県国際交流協会) 宮下章〈横浜市立三保小学校〉 内容:新貿易ゲームとは、簡単な道具を使って貿易を疑似体験し、世界経済や南北問題について学ぶ教材だ。23日は経験者向けゲームの活用法、24日は基本版の体験と小学校での実践例。 ■交流会について 〔23日 17:30〜〕 ゲームや世界各地からきたJICA研修員との懇談も行う予定ですのでぜひご参加ください。 ■全体会について (24日 14:40〜) 実践のためネットワークづくりのワークショップを行います。 ■「かながわ地球市民教育ネットワーク(KNET)」とは? 開発教育を軸としながら多文化共生教育、人権教育、環境教育などを視野に入れた地球市民教育を神奈川の地に根づかせることを目的にして、2001年7月に設立。愛称、けいねっと。学校とNGO 、国際交流団体とをつなぐ「けいねっとメーリングリスト」を運営。地球市民教育の入門的セミナーを年1回程度おこなう。インターネット上で連絡、打ち合わせを行うので会費無料。 ☆参加希望者は、 運営委員長の風巻浩 next-asia@kazamaki.net までご連絡ください。 ■申込・問い合わせ先: JICA横浜国際センター 〒231-0001 横浜市中区新港2-3-1 Fax: 045-663-3265 E-mail: jicayic@jica.go.jp |
定例会報告 10月2日(水) 県民サポートセンター 「新しい環境学習をつくるネットワーク」の会合の報告と次回のお知らせです。 まず10/2(水)に行われた会合の報告です。 参加者は 羽角、金井、根岸、Aさん、Dさん でした。 1、報告 ・総合学習支援サイトづくりの会合(羽角) 県内のいくつかの団体が総合学習の役に立つホームページをつくろうという計画を持っているようです。 そこで、国際交流協会の小山さんから同じようなものをつくってもしょうがないので内容を調整しませんか、という話がありました。 計画を持っている団体は国際交流協会、神奈川NPO協同ネットワーク(けんけん)、神奈川県高校国際教育研究協議会、それと私たちです。9/17にそれらの団体のメンバーが集まり、お互いの活動紹介をした後どんなホームページをつくろうかという話をしました。 うちからは羽角が出席しました。 実践事例、NGO活動のデータベース、講師派遣、簡単なゲーム集、質問コーナー、などいろいろなアイデアが出ました。NGO活動をベースに考えるので、高校での総合学習を考えることにしました。 次回にけんけんのメンバーが素案を持ってくることになりました。 ・「ゲーム脳の恐怖」(森昭雄著、NHK出版生活人新書)について(羽角) 最近出版された本ですが、この話は盛り上がりました。 テレビゲームが脳に影響を与えるという趣旨ですが、アエラ、新聞、週刊文春などが取り上げています。 昔からテレビゲームの子供への悪影響は懸念されていながら状況証拠にとどまっていて、ハッキリとした因果関係を証明することができなかったので、この本はその一つの証明ということで大きな意味を持っていると思います。 私も高校生に書かせた作文などからコミュニケーション能力のなさとか、「社会なんてこんなもの」「人間なんてこんなもの」などという反社会的な感覚を感じていたので、それとゲームとは何らかの関係があるだろうと思っています。 この本には、ゲームをよくする子供は老人の痴呆症と同じ脳波になる、詳しく書くと前頭葉の活動を表すベータ波が出なくなって、人間らしい理性とか創造性とか動物的行動を抑えるとかいう脳の働きが弱くなる、と書いてあります。このことから最近の子供や若い人の行動を説明しているわけです。 みんなで「そうだよね」という話をしていたのですが、「ある掲示板での話で、ベータ波を出なくするのはゲームだけなのだろうか、という疑問がある」と誰かが言いました。確かにソフトウェア技術者の脳波ではベータ波が出ないという話が書いてあるし、そうするとゲーム以外でも単純作業をくり返す人の脳波には同じような影響がありそうです。 しかし、そういう人の多くも昔から健全な社会生活を送っているわけで、「ゲームがベータ波を出さない脳をつくる→だから悪い」という結論を出すのは早すぎる気がします。それに、この本では脳波だけから安易に若者批判に結びつけている面があるので、それもちょっと言い過ぎかなと思います。 いずれにしても、ゲームが脳に影響するのは確からしいので、これからどう話が展開するか、また、これからどういう教材をつくれるか興味があるところです。 2、原子栄一郎先生の資料について(羽角) 8月5日に県立総合教育センターで行われた研修会で、東京学芸大学の原子先生が講 演しました。私は行けなかったのですが、金井さんが出席して「とてもいいことを言っていた」と のことです。 以前金井さんがいくつかの資料をコピーしてくれましたが、その後教育センターの人からその時の資料をすべてもらうことができました。その資料を読んでみると、この会の活動にとても役立ちそうなものがたくさんあったのでここでもう一度話題にしました。 ■埼玉大学教育学部、阿部治さんの「国際機関による環境教育の取り組み」 この論文は、1950年頃の自然保護教育から1970年代の環境問題に取り組むための教育を経て、現在の環境教育は「持続可能性に向けた教育」という概念になっていることを詳述しています。 私たちがやろうとしている「持続可能な社会を目指す教育」が、実は国際的な流れの中に位置づいていたということを知って、一種の感動を覚えました。 ■A GUIDE TO CURRICULUM PLANNING IN ENVIRONMENTAL EDUCATION (Wisconsin Department of Public Instruction) 英文なので読みにくいのですが、環境教育の目的を達成するために5つのSUBGOALがあって、学年別に段階的に環境教育を発展させるカリキュラムモデルが載っています。 5つのSUBGOALとは、 Perceptual Awareness(感覚的気づき) Knowledge(知識) Environmental Ethic(環境倫理) Citizen Action Skills(市民的行動のスキル) Citizen Action Experience(市民的行動の経験) というものです。 私たちが考えた「環境教育の段階的整理」にとてもよく似ているので、これも一種の感動を覚えました。 ■Activity 2 : Social and environmental beliefs(社会的、そして環境的価値観) これは書名が載っていなかったのでどんな本かわかりませんが、オーストラリアの教師用のチェックリストで、自分の価値観を調べるものです。 例えば、「政府は個々の企業が効果的にできないことだけを行うべきである」という文に対して、「A=強く同意する」から「E=強く反対する」までの5段階で答えるものです。 この価値観についての問いが私たちが教材に使えそうだったので、訳しました。 ■原子栄一郎さんの「持続可能な社会に向けた日中環境教育システムの研究」原稿 この中に日本の環境教育の流れを分析した部分があって、それがおもしろいので引用します。 「東京農工大学大学院『環境教育実践史ゼミ』では、…環境教育のタイトルが付く出版物を収集し内容分析を行った。その結果、日本の環境教育には二つの源流と、現在五つの潮流があることが見出された。朝岡(2001)によれば、二つの源流とは、社会的公正を重視する公害教育と自然環境の保全を重視する自然保護教育である。また五つの潮流とは、 1)文部科学省初等中等教育局系、 2)地球環境戦略研究機関系、 3)自然保護系、 4)持続可能性に向けた教育系、 5)公害教育系である。」 今までなんとなく、自然体験ばかりやる環境教育のグループと、社会的な問題を訴える環境教育のグループの折り合いが悪いな、と感じていたことが見事に整理されていると思いました。 ■私たちが考えている環境学習と重なる部分がとても大きいので、原子栄一郎先生をお呼びして学習会を開こうかという話になりました。 連絡は羽角が取ります。 3、教材冊子の目次について(羽角) 教材冊子の目次を羽角がつくってきました。 各教材の解説文を1ページつけることになりました。 ちょっと引用が長くなりましたが、こんな話をしていたら時間が過ぎてしまって、予定していたメディアリテラシー型のプログラムの話ができませんでした。 ◆次回の会合は次のとおりです。 11月14日(木) 18:30〜 県民活動サポートセンター9Fのフリースペース ご参加よろしくお願いします。 |
定例会報告 8月28日(水) 県民サポートセンター まず、報告から: 出席者は羽角、根岸、金井、Bさんとその奥さん、A、でした。 1、各種報告 (1)台湾環境研修ツアー8/8〜8/12(A) 全国環境教育ネットワーク主催のツアーですが、写真や資料をもってこなかったので次回に詳しい報告をします。 (2)高木学校夏の交流会8/24(A) 故高木仁三郎さんの遺志を受け継いで続いている高木学校の交流会がありました。 ダイオキシンやエネルギーの話などいろいろありました。 子供向きコースのCコースができたそうで、その拠点となる「やまなしの森」が洋光台の近くに整備されるそうです。 小中高校の総合学習に向けて東京電力などが原子力推進の教材を提供しています。 これに対抗する教材が必要だという話になったそうです。 (3)文部科学省の原子力教育交付金の現状(羽角) 今年4月から予算化された交付金ですが、予算審議の時から一方の立場に立つ交付金は教育基本法違反ではないかと問題になっていたものです。 大阪高教組の人からの情報ですが、文部科学省が要項を定め8/15〜8/30各県に交付申請をするようになっています。 その要項がひどいもので、 事業の内容を規定せず、文部科学大臣の「審査」によって交付を決定することになっていること。 そのため、「原子力・エネルギー教育支援事業」との語句は交付規則の中には書かれているものの、 交付金の目的とされる「原子力・エネルギー教育」そのものとの関連や、どんな内容の教育に金を出すのかなどが明らかでない。 事業内容の報告を義務づけ、事業終了後交付すべき交付金の額を文科省の現地調査等で確定するシステムになっている。文科省が内容によっては交付すべき交付金の範囲をせばめ認める額が意図的に少なく見積もられる危険性が強い。(以上私宛のメールからの引用) というものだそうです。 神奈川高教組の執行委員の人に県教育庁高校教育課に問い合わせてもらったところ、 @補正予算を組んでその中に文科省交付金を入れ込む形であり、現在予算枠を検討中である。 A原子力その他のエネルギーに関する学習という内容であり、必ずしも原子力推進というのみのスタンスではなく、クリーンエネルギーについての学習でも交付対象となる。 B現社・地理・総合学習などの教科での取扱いという指示だが具体的な扱い方については検討中である。 C手上げ方式で強制するものではない。 D補正予算枠確定の困難さもあり拙速に現場に下ろすつもりはなく、早くとも2学期中となる、とのことでした。 という回答でした。(引用が長くなってスイマセン。) これからどう展開するか、監視が必要ですね。 ちなみに、大阪では大阪高教組の要求に応えて府教委が交付金申請を取りやめたそうです。 (4)8/28原子力セミナー(A) Aさんがこの日参加してきました。 午前中は原子力についての講義、午後は見学会でした。 見学場所は「GNFJ」(グローバル・ニュークリアー・フュエル・ジャパン、久里浜にある核燃料工場)と横須賀火力発電所でした。 「GNFJ」はちょっと前まで「JNF」という名前で、東海村で臨界事故を起こした「JCO」から二酸化ウランを仕入れていました。 JCOが操業をやめたため、今は全量アメリカから二酸化ウランを輸入しているそうで、それにあわせて社名も変更したそうです。 今も日本の沸騰水型原発の7割ほどの核燃料を供給しているそうです。 横須賀火力は東京電力の重油火力で、40万kW級の発電機が8機並んでいます。(総出力263万kW) しかし、電力需要が伸びないためと、重油火力はあまり動かしたくないという思惑から、今動いているのは3、4号機の2基だけだそうです。 東電の電力需要が伸びないのは、自家発電が伸びているためだそうです。 電力会社の現状の一つですね。 (5)県立総合教育センターの「カリキュラムデザイナー育成講座〜環境教育〜」(金井、羽角) 8/5と8/23に標記の研修会がありました。 8/5は金井さんが参加しました。 東京学芸大学の原子(はらこ)先生の講義の中で、世界的な環境教育の歴史の話がありました。 1972年のストックホルム国連人間環境会議で環境教育の重要性が認識され、1992年のリオデジャネイロ国連環境開発会議で開発教育の流れができて、最近は「持続可能な開発」のための教育が重要視されているそうです。 また、アメリカの大学の環境教育の年齢別、段階別の内容の表があって、それを見ると私たちが考えた「環境学習の段階的整理」とほとんど同じだということがわかりました。 私たちがやろうとしている事というのは、世界の環境学習の流れの中にちゃんと位置付いているんだな、ということがよくわかりました。 8/23は富士コカコーラボトリング海老名工場の見学とセミナーでした。 羽角と金井が参加しました。コカコーラボトリングという会社の環境への取り組みを聞いて、予想以上にきちんと環境対策に取り組んでいるということがわかりました。 また、「コカコーラ環境財団」という財団が「スクールEMS(環境マネジメントシステム)」という教材をつくって無料で配布していますが、その内容紹介とワークショップもありました。 高校生向きの環境家計簿のようなワークシートが中心で、いろいろな学校の工夫された実践例も紹介されました。 なかなかよい教材で、使い方によっては面白い授業ができそうです。ほしい方はコカコーラに問い合わせて下さい。 2、環境学習プログラムの冊子化について ・羽角が「はじめに」をつくってきました。 →OKとなりましたので、次は目次をつくってきます。 そこでどの教材をどの順番で載せるか、CD-ROMの内容をどうするかを話し合いたいと思います。 3、メディアリテラシー教材について (1)この日は江戸川大学の朝倉先生が突然の用事で来られなかったのですが、ワークショップ紹介のプリントを送っていただいたので、それをもとに少し話し合いました。 とてもおもしろいメディアリテラシーのワークショップがいくつか載っていました。 そのうちの一つ、「女子高校生の日記を読んで40字にまとめる」というワークショップを参加者でやってみました。 すると、以外とみんな似たような要約になってしまいました。やはり、似たような大人の集団では、同じようなところに注目するのだということでしょうか。しかし、実際の授業でやってみるとおもしろそうです。私も2学期にやってみます。 あと、いろいろ雑談がありましたが省略します。 (2)このメディアリテラシー教材でどこまでめざすか、ということを話し合いました。 メディアリテラシーはおもしろいので、やろうと思えばどこまでもやれてしまうが、環境学習のプログラムの中に入れるのであれば、どのあたりで終わりにするか、生徒にどのようなことを期待するかということです。 私がよくやる授業の一つにセクハラの受容がありますが、その中に「女性ばかり出てくる家電製品のCM、男性ばかり出てくる『ファイト一発』のCM」という内容の文を読ませてどう思うか問うところがあります。 すると、生徒の反応は真っ二つで、一つは「そう言われてみるとその通りだと思った」というもの、もう一つは猛反発で「CMについてそんなことを言うのは考え過ぎだ」というものです。 どちらかというと、反発の方が多いです。 生徒達の多くは自分たちがターゲットになっていることや、自分のイメージの多くはメディアによってつくられたものということに気づいていないし、それに気づくと新しい世界が見える、と言えると思います。 その意味でメディアリテラシーはとても重要な分野だと思うのですが、環境学習のプログラムとしてどう位置づけるかということです。 いろいろと話をして、 あまり深入りする必要はない。情報の受け手としての批判力を育てる。批判するためには基礎知識が必要。というあたりが共通の認識ではないか、ということになりました。 以上で報告を終わります。 次回の会合は、9月は皆さん文化祭などで忙しいようなので、 10月2日(水) 18:30〜 横浜の県民活動サポートセンター9Fです。 では、次回お会いしましょう |
定例会報告 7月30日(火) 県民サポートセンター 報告遅れてしまって申し訳ありません。 担当根岸の家族旅行や暑さのためです。今年の夏は本当に温暖化のせいかと思うくらい暑いですね。 ◆まず会合の報告です。 今回は、江戸川大学のマスコミュニケーション学科の朝倉先生が参加してくれました。 朝倉先生は茅ヶ崎市の環境市民活動「エコワーク」のアドバイザーをしていて、「エコワーク」の総会後の懇親会で知り合いました。 環境学習の話をしているうちにこの会に参加してくれることになりました。 会合には大学生の與座さんと増田さんも来てくれました。 出席者はそのほかに羽角、金井、根岸、A、B、 C、 D、でした。 1、違いの違いカードゲーム ・キレイな挿し絵が入ったおかげで、ファイルの大きさがとても大きくなってしまいました。 ホームページにはのせられないので、公開方法を工夫しなければなりません。 2、「ゴミはなぜ増える」ワークショップ ・前回持ってくるのを忘れた鎌倉高校の生徒の感想文を配布。 ・金井高校の3年「倫理」の授業でも実施しました(根岸)。 ・2校での生徒の反応を見ると、難しいけれども高校3年くらいになればなんとかこなせそうです。 市民活動の場でやってみてもおもしろいと思います。 ・カードの内容が難しいので、「違いの違い」のように解説が必要だという意見がありました。 →羽角がつくることになりました。 ・ホームページで公開したら、実践結果をフィードバックしてもらう仕組みがあるといいという意見も出ました。 3、教材の冊子化 ・懸案となっているこれまでにつくった教材の冊子化ですが、次のような方向で原稿をそろえます。 前書き…羽角 持続可能性の授業と宇宙船のワークショップ…根岸 ダイヤモンドランキング…根岸 違いの違い…羽角 「ペットボトルのミニ生態系」「ゴミはなぜ増える」も入れる ・モノクロの小冊子をつくり、CD-ROMをつけることになりました。 4、メディアリテラシーの教材について テーマを決めないでフリートーキングをしました。 ・解読することばかりでなく、自分がメディアをつくる体験も必要。 ・学校の宣伝ポスターをつくらせたらどうか。 キャッチコピーを考えさせる→ターゲットは誰か、伝えたいことは何か、伝わらないことは何か。 ・合成洗剤や原発のCMを題材にしたらどうか。 →考え方を押しつけるのはよくない。圧倒的なお金と宣伝力で偏った情報が流されていることが問題。 ・架空の商品について (1)立場の違う人がキャッチコピーをつくる(企業、市民団体等) (2)ターゲットを変えた時にどんなキャッチコピーになるか (3)どんな時間帯に放送したいか ・アニメを利用したらどうか 男女のイメージがどう表現されているか等 ・メディアリテラシーのゴールは、情報が公平であることはないという前提で、受け手側が主体的に調べて始めてわかるということ。 ・メディアには本質的な限界がある。8時間取材して放送時間は30秒。 →ある長い文章を読ませて、100時に要約させる。 →各自発表させ、人によって何を切り取るか全然違うことに気づく ・次回には朝倉先生が大学でやっているワークショップをいくつか紹介してくれることになりました。 まだどんなメディアリテラシーの環境学習教材ができるかまったくわかりませんが、これからが楽しみです。 ◆次回は 8月28日(水)18:00〜 横浜の県民活動サポートセンター9F |
定例会報告 6月27日(木) 県民サポートセンター。 まず報告から。 出席者は 根岸、羽角、Aさん、金井、 でした。 (1)報告事項 ・6月15日(土)・16日(日)の「神奈川環境月間普及・啓発キャンペーン」 横浜駅西口に設置された展示スペースに15日は A が、16日は羽角が行きました。 かなり見学者は多かったのですが、ペットボトルのミニ地球に特別に興味を示した人は少なかったようです。 「ソフトエネルギープロジェクト」の展示スペースに燃料電池の模型がありました。 ・6月26日(水)大和東高校の特別授業に「ソフトエネルギープロジェクト」を呼びました( A ) 太陽光パネル、ソーラークッカー、待機電力測定器、風力発電機、ソーラーカーなどを持ってきてもらい、1時間に1クラスずつ4時間にわたって説明してもらったそうです。 あいにくの雨で太陽光の実演はできなかったけれども、あらかじめ生徒に穴埋め式のプリントを配布しておいたためか、けっこうまじめに取り組んで成功だったようです。 →待機電力測定器は学校に教材として必要だと思いました。 ・ペットボトルのミニ地球のパンフレットの写真を張り替えようという話がありましたが、いいカラー写真のシールができました。 カラープリンターで印刷して、シールを切り取って貼り付ければ、今までよりいいパンフになります。 シールがほしい方は羽角か根岸まで連絡してください。 ・5月25日(土)神奈川県高教組の環境教育小委員会の見学ツアー「環境ウォッチング」で三番瀬に行ってきました。(羽角・ A ) どうせ東京湾の一番奥だからたいした生物はいないだろうという思いは完全に間違いでした。 小さな魚・カニ・貝がうようよ。 水鳥も遠くにうようよ。 アジサシがすぐ近くでホバリングして水面に飛び込んでいきました。 連れて行った子供たちは大喜び。 三番瀬を守る会の田久保さんの説明もあって、とてもいい体験ができました。 (2)神奈川県高教組の教研常任委員会が行う総合学習の環境教育をテーマにした学習会で、この会がつくった環境学習プログラムを紹介してもいいだろうか、という話がありました。 この会の活動と組合活動とは別なのですが、メンバーがだいぶ重なっているという現状があります。 この会の活動が組合べったりだという誤解を受けない範囲で、協力することになりました。 (3)全国環境教育ネットワークが行う夏の台湾研修ツアー(宇井純さんが企画)について説明がありました。この会のメンバーでは A が参加します。 (4) Aさんの娘さんが描いてくれた挿し絵を入れた「違いの違い」カードができました。 少しカードが大きめになりましたが、カラーの挿し絵が入ってとても楽しいカードになりました。 解説書はできているので、このゲームは完成です。 ほしい方は羽角まで連絡してください。 そのうち冊子にする予定です。 ホームページにのせるにはファイルが大きすぎるので、公開の仕方を検討中です。 (5)前回一応作り上げた「ゴミはなぜ増える」ワークショップを鎌倉高校の「くらしの科学」の授業でやってみました(羽角)。 5/28と6/4の2回、1時間ずつ計2時間でやりました。 因果関係がわかりにくいカードがあって、生徒達はだいぶ苦労していたようですが、なんとかカードを矢印で結んで、どこを断ち切るかまでやり遂げました。 生徒達の感想文を持ってくるのを忘れたので、次回に持ってきます。 カードの内容を理解するにはだいぶ基礎知識が必要なので、これは高校3年生くらいでないとできないのではないかと思います。 市民活動をやっている人に試してもらいたいですね。 このゲームをやる前にどんな授業が必要かも考える必要がありそうです。 (6)今年はメディアリテラシー型の環境学習プログラムに挑戦しようという話になっています。 今回はみんなでアイデアを持ち寄ることになっていましたが、皆さん忙しかったり、体調を崩したりして、ほとんどアイデアが集まりませんでした。 テレビのCMを使って何か授業をやると古いCMは使えないので、常に新しいCMを使わなければならないが、これはちょっと大変だという話がありました。 お決まりのパターンのCM、例えば 合成洗剤のCM 原発のCM などやジェンダーをテーマにしたプログラムが考えられますが、もう少し深い内容にしたいですね。 ◆次回のお知らせ 7月30日(火) 17:00〜 横浜駅西口の県民活動サポートセンター9Fのフリースペース |
定例会報告 5月23日(木) 県民サポートセンター
出席者は羽角、金井、根岸、A、B、以上5名でした。 (1)報告 ・Bさんが神田高校でやっている「地球にやさしい生き方」という授業の畑の写真を持ってきてくれました。 ・羽角と根岸とAも執筆している「環境教育はじめの一歩」という本ができあがりました。宇井純さんを中心にして、全国環境教育ネットワークという団体のメンバーが書きました。主に環境教育に関する基本的な考え方が書かれていますが、皆さんなかなかいいことを言っています。 「環境教育はじめの一歩」 監修:宇井純 西尾漠 丸谷宣子 編著:全国環境教育ネットワーク A5判 168ページ 本体価格 1250円+税 ですが、上記のメンバーに連絡すれば1050円で買えます。 ・C さんが中心となってつくったペットボトルのミニ生態系のパンフレットができました。 ちょっと写真がよくうつっていないので、カラープリンターでシールに印刷したものを貼ることになりました。 シールを貼ってから配布しようと思いますが、鎌倉高校にたくさんありますのでほしい方は連絡してください。 ・A さんの娘さんのYちゃんが「違いの違い」カードの挿し絵を描いてくれました。 とてもすばらしい挿し絵で、書いた苦労が忍ばれます。会からお礼を少し差し上げました。 挿し絵を入れたカードを次に持っていきます。 ・根岸さんが日教組の全国教研集会の環境・公害分科会の司会者になりそうです。 (2)「ゴミはなぜ増える」ワークショップ ・羽角が授業のためのプリントをつくってきました。 そのうち鎌倉高校で実際にやってみます。 カラー印刷なので、貼ってはがせるノリで模造紙に貼れば何度も使えるので、そうすることにしました。 (3)ホームページについて ・5/14に開店しました。 今までの報告をのせるので、持っている人はファイルを送ってください。 今までつくった教材もPDFなどでのせる予定です。 大きなファイルはインターネットディスクで公開します。 ホームページにのせる氏名は、代表と世話人以外はA,Bなどにします。 ・ホームページの宣伝方法 口コミでリンクしてもらう。 大手の信用できるホームページにリンクしてもらう。 (4)ストップ温暖化ネットワークより ・6/15(土)16(日)に横浜駅で恒例の環境キャンペーンの展示をします。 新しい環境学習をつくるネットワークも参加するので、机をもらえます。 行ける人は A 、羽角。 ペットボトルのミニ生態系の展示ポスターを新しくつくり、パンフレットも持っていくことになりました。メダカについてのクイズもつくります。 6/12のストップ温暖化ネットワークの会議に羽角が行きます。 (5)メディアリテラシー型の環境学習プログラム ・前回取り組んでみようということになった学習プログラムづくりです。 根岸がCMを録画してみます。 そのほかの人は使えそうな新聞記事などを次回持ってきてください。 どう使えるか次回に考えましょう。 ・10月の高教組の県教研集会で発表できることを目標につくってみようということになりました。 ◆次回は 6月27日(木) 18:30〜 県民活動サポートセンター 9F or 10Fフリースペース |
定例会報告 4月23日 於:県民サポートセンター
4/23(火)に行われた会合の様子を報告します。 出席者は羽角、根岸、金井、A、 でした。 この日はサポートセンターのフリースペースがいっぱいでどうしようかと思っていた ら、かながわ地球市民教育ネットワーク(K−NET)の N さんが偶然通りかかっ て、「12Fのスペースが空いているよ」と言ってくれました。 (K−NETもミーティングの日でした。) そこでさっそく12Fへおじゃまして、K−NETの隣で会議をさせてもらいました。 N さん、ありがとう。 この日の議題は、今年度の計画・教材の冊子化・「ゴミはなぜ増える」ワークショッ プなどでしたが、私も根岸さんも超多忙で、全然準備をする暇がありませんでした。 そこで、主に今年度の計画について話し合いました。 (1)まず報告です。 ・「違いの違い」カードの挿絵は、A さんの娘さんが苦労して下絵をつくってくれ ました。できるのが楽しみです。 ・高校教育会館の助成金を申請しました。原則として2年間もらえることになってい ますが、3年目なのでもらえるかどうか微妙です。 (2)今年度の計画 ・教材の冊子化 「ゴミはなぜ増える」も、完成していたら冊子に入れる。 ・メディアリテラシー型の環境学習プログラムづくり この2年間、持続可能な社会についての環境学習プログラムづくりをおこなってき ましたが、その過程でメディアリテラシーも重要だとみんな思ってきました。 根岸さんも今年の「倫理」の時間にメディアリテラシーの授業をやっているので、 環境学習に取り入れられないかを考えてみます。 (3)イベント ・高教組の県教研集会→10月 ・ストップ温暖化ネットワークのイベント→6月15、16日と12月 (4)問題点 ・C さんが佐渡に行ってしまって、このネットワークのメンバーが教員ばかりに なってしまいました。 やはり教員以外の人の刺激がないといけないという話が出ました。 そこで、今のところつながりがあるストップ温暖化ネットワークともっと関わりを 持とうという話になりました。 この会で教員だけで学校の話ばかりしていると視野が狭くなると思います。 なるべくストップ温暖化ネットワークの会合に出るようにしましょう。 ◆次回は 5月23日(木) 18:30より 県民サポートセンター9Fです。 よろしくお願いします。 |
定例会報告 3月28日 於:県民サポートセンター
今回の会合(3/28)の報告と次回のお知らせです。 前回の参加者は羽角、金井、根岸、A 、D でした。 1、報告 ・C さんの壮行会が3/17(日)に「よこはま里山研究所」で行われました。羽角 が参加しました。( Y さんと S さんも来ていました。) ・メディアリテラシー研究会が3/9,10に東京大学であり、根岸が参加しました。 ・高教組の湘南支部教研集会が3/16に寒川高校であり、羽角が参加しました。茅ヶ崎 市の円蔵中学の総合学習の発表が感動ものでした。 ・消費者教育研修講座が3/27にあり、A が参加しました。環境科学センターと畜産 研究所に行って来たそうです。 ・原子力資料情報室で有名な高木仁三郎さんの高木学校Bコースではダイオキシンと コンクリートをテーマに研究会を開くそうです。(吉井) ・金井高校の有志で湘南工科大学を見学するそうです。(根岸) 2、循環型社会の授業案 冊子にするために原稿を準備中の授業案です。 根岸さんの授業案がだいたい完成に近づきました。 この一連の授業の解説(はじめに)を書くことになりました。 「違いの違いカード」のイラストはまだです。 3、「ゴミはなぜ増える」ワークショップ 今まで「悪循環を絶つ」ワークショップと言っていたものを上記のタイトルにしまし た。 羽角がまた改良したカードを作ってきました。 これでだいたい完成に近づきました。 方法は (1)カードを模造紙の上で分類する。 (2)カードどうしの関係を考え、矢印をつける。 (3)問題を良い方向に変えるには、どの矢印を断ち切るか(自分に何ができるか) 考える。 (4)プレゼンテーション という感じで行こうと思います。 解説のプリントができたら、鎌倉高校の授業で試してみようと思います。 次回は 4月23日(火)18:30〜 県民活動サポートセンター9F です。 よろしくお願いします。 |
定例会報告 3月7日 於:県民サポートセンター
前回(3/7)の内容は以下の通りです。 参加者は、羽角、根岸、金井、D でした。 1、会計について 今年度は神奈川県高校教育会館からの助成が5万円、県の環境計画課から昨年度の事 業費が5万円、計10万円の収入がありました。 そして、以外といろいろなものを買ってしまって(環境カルタとか、CASAの地球 温暖化の教材とか…)、残りが27606円です。 これで今までつくった教材を冊子化するのはちょっと苦しいかな、という感じです。 2、ペットボトルのみに生態系のパンフ C さんが引っ越しの関係でこられないので、しばらく後回しにします。 県の事業との関係については私と C さんで調整します。 3、持続可能な社会の教材について 一昨年、「自然エネルギー」について教材をつくろうということで始まったプロジェ クトですが、やっているうちにだんだん「持続可能な社会について考える」という感 じになってきました。 そこで、冊子化するときには「持続可能な社会」のための教材という位置づけにしよ うということになりました。 また、根岸さんが金井高校で行った授業の教材(ペットボトルのミニ生態系から始ま り、持続可能性について考える)について、授業案を検討しました。 その中で、資源リサイクルの現状はどうしても抑えなくてはいけないという話にな り、それも授業案に加えることになりました。 4、「悪循環を絶つ」ワークショップ だんだんよくなってきましたが、まだ最後のつめが終わりません。 環境について無責任社会であるのはいったいどんな原因によるのかというあたりをど のようにカードにするかが難しいです。 また改良して持っていきます。 |
定例会報告 2月14日 於:県民サポートセンター
2月14日(木)に行われた会合の報告と次回のお知らせです。 ◆会合の報告 出席者は、金井、根岸、羽角、A、 C でした。 1、報告 ・羽角と金井が1/26〜29に行われた日教組の全国教研集会の報告をしました。 ・根岸が2/2に行われた「バイオマスエネルギーに託すもの」の報告をしました。 (このシンポジウムの司会が C でした。) (バイオマスエネルギーについての学習プログラムも必要だね、ということになりました。) 2、会のホームページについて ・根岸さんの個人名でJCA-NETに入会しました。 ・ホームページの構成をだいたい決めました。 あとは今までの活動をhtmlファイルにしなければなりません。 ・代表、副代表、世話人の個人名は公表しようと思います。 その他の個人名や顔がわかるような生徒の写真は載せません。 授業実践をした高校名は載せようと思います。 ・ホームページができたらお知らせします。 3、ペットボトルのミニ生態系 ・ C がパンフレットの原稿を手直ししてきました。 これで印刷に回すことにしました。 ・このパンフレットもホームページに載せる予定。 4、これまでの環境学習プログラムの冊子化 ・違いの違いカードゲームの挿し絵を A さんの娘さんが書いてくれることになりました。 それができてから冊子にすることにしました。 ・大和東高校での A の試行から、ワークショップばかりやっていたので、知識の面が不足しているという反省がありました。 座学がもうちょっと必要のようです。 5、「悪循環を絶つ」ワークショップ ・羽角がカードを作り直してきました。 やってみて、文字ばかりのカードはわかりにくいということがわかりました。 もっと直感的にわかるカードに作り直すことになりました。 ◆次回は 3月7日(木)18:30〜 県民活動サポートセンター9F です。 よろしくお願いします。 |
定例会報告 1月16日 於:県民サポートセンター
1/16の出席者は羽角、根岸、金井、 C でした。 1、朝日新聞で去年紹介されていた「オークライフ」という環境学習のボードゲームを手に入れました。このネットワークや学校の授業で使えるかどうか、みんなでやってみました。 ブナの木を中心として、そこにやってくる生物を季節ごとに並べながら手札を先になくした人が勝ち、というゲームです。 ちょっと専門的で、各グループに生物の先生などのインストラクターがいないとできないゲームでした。ひとつ3300円という値段も高すぎるし、40人のクラスで一度にやるのは無理のようです。 2、このネットワークのホームページについて 根岸さんがいろいろ調べてくれて、やはり市民運動のためのプロバイダーとして有名なJCA-NETがいいのではないかということになりました。 少しお金がかかりますが、この会の予算(今のところ助成金のみ)で何とかできると思います。 さっそく根岸さんに申し込んでもらうことにしました。 3、悪循環を断ち切るカードゲーム 去年の夏から開発中のゲームですが、なかなか完成しません。羽角が作ってきたカードを模造紙に並べながら考えました。もう少し整理と工夫が必要です。 4、ペットボトルのミニ生態系 C さんが忙しくて来れなかったため、話し合いができませんでした。次回に話を詰めなくてはなりません。 羽角と金井は1/26〜29に宮崎市で行われた日教組の全国教研に参加しました。 羽角がこの会の活動をレポート発表しました。この件は次回報告します。 次回の日程は次の通りです。 2月14日(木) 18:30〜 県民活動サポートセンター9F よろしくいお願いします。 |