自治労音協通信

 3面  NO44号/2001.5.22発行

はたらくくものの音楽祭参加者感想 2

大変な進歩!(手前ミソ) 

桃井 雅和(茨城県茨城町職労)momoi@olive.ocn.ne.jp

ハッピーローズの発表風景(アコ市川、G江崎、桃井、菊池)

みなさんこんにちは。ハッピーローズの事務局長「茨城の若大将」桃井です。みなさん体調など崩さず、元気に音楽されてることと思います。
さて、夢の祭典が終了して早二週間(この原稿が読まれるときはひと月が過ぎているかもね)、みなさんにはどんな祭典でしたか?私は、発表を通じて自分たちの変化を実感しました。
ハッピーローズ立ち上げ当初は歌集のコピーか○崎さんの楽曲が中心でしたが、最近はメンバーのオリジナルを持ち込んでステージに立っています。
今回発表した「うたのちから」に関しては、作詩・作曲・アレンジの全てを自分で手掛けました。これは、たいへんな進歩であると考えます(手前ミソ…)。同時に、自分の未熟さも感じ取れました。(今さらですが…)
みなさんのステージからは非常に新鮮なフレーズや思い付かないようなアレンジなど、私の技量では全く及ばない発表に触れることができ、とても勉強になりました。次は、この感覚をどう自分の音楽にフィードバックできるかが課題です。
今度みなさんの前で演奏するときは、逆に刺激を与えられるようなステージにできるようがんばります。応援よろしくお願いします。

第十四回自治労コンサート IN「長野松代荘」

自治労コンサートエンディングでアンコールのインターナショナルを指揮する有路青年部長(アコ磯野、G桃井、B安藤)

自治労中央本部報道出版局・青年部・女性部が主催して、今日第十四回自治労コンサートが開催されました。トップバッターにブービーバンド(札幌市職労)が演奏しました。

★ブービーバンド(札幌市職労、桑野功、榊原隆子、磯野宏之の三人トリオ)

社会風刺を利かせたコントソングを演奏しました。ブービーバンドは桑野功、榊原隆子、磯野宏之の3人トリオ。社会風刺を利かせたコントソングから、聞かせる歌もオリジナル多数。今回の出し物は「ポイ捨てブルース」「市役所からのお知らせ」「インデペンデンス」「家建てたデー」「ハルモニへ」作=ブービーバンドでした。
音響は東京の藤原さんが担当しました。以下参加者のコメントを紹介します。
★宮本雄一郎(大阪市職労旭区役所)
「みなさんこんにちわ。僕のオリジナルは、どちらかというとロックやブルースの傾向の強い曲が中心なので、みんなでシングアウトするような歌は少ないです。でも子どもたちのための『さよならのやくそく』という歌は例外です。卒業式やお別れ会で子どもも大人も一緒にうたえるように創りました。『急いでベイビーズ』は以前の自治労なかまのうたコンクールで佳作に入賞しました。保育園に子どもを送り迎えしている親とその子どものためのロックです。『ピエロにはならないで』は、国際障害者年に作られた「ちがうことこそばんざい」というアルバムのために書いた曲です。今回自治労コンサート二回目の出演となります。
★西藤安彦(滋賀県本部守山市職労)
「みなさん、こんにちは。滋賀県本部青年部事務局長の西藤と申します。昨年の六月、養成講座に初めて参加して早十ヶ月。その間に中央大交流集会のステージに立ったり、また、その時知り合ったBaby★Babaさんに滋賀でライブをしてもらい、一緒に演奏したりと、大学を卒業してから全くと言っていいほど、人前で演奏することのなかった私にとって、素晴らしい十ヶ月でした。特に忘れることのできない中央大交流集会での文化班大宴会。これがきっかけで、全国に音楽仲間もできました。
毎日の生活の中で、仕事に追われ、いつの間にか楽器を手にする回数も減っていたこの十年間。思い切って養成講座に参加して、本当に良かったと思います。今回の自治労コンサートも初めての参加になりますが、大交流集会に負けないくらい思い出に残るものにしたいです。」演奏曲目、エレキギター演奏「サンダーストーン」 曲=タカナカマサヨシ
★狭石啓子(都職労)
「『止められた時計』は、広島の平和公園、資料館を観てその時に感じた思いを詩にしました。曲は富山の中元さんが一年以上かけて創っていただきました。本当にすてきなうたになりました。『強く』は石川さんの曲ですが、落ち込んだ時私自身が励まされ、勇気づけられる曲です。大好きな歌です。伴奏は狭石利美のギターです。」
★井加田まり(高岡市民病院)
「ナースとして働くまりさんは、現在高岡市職労の専従です。たくさんのオリジナルを創っています。日音協富山県支部の創作集団CAMのメンバーとして活躍しています。今日はそんな歌のなかから『夜勤』と昨年沖縄で覚えた海瀬戸さんの曲を歌います。」
★桃井雅和(茨城県本部茨城町職労)
「今回は昨年発表した曲と、最近仕上がった曲を発表します。どちらも私のオリジナルですが、全く違うイメージの曲になりました。『罪を知った日』は、JCO臨界事故をヒントに作った曲です。あの事故の恐ろしさを伝えられればと思います。『うたのちから』は、思いっきり明るく、元気の良い曲にしたつもりです。これで私の根暗評が変わることを期待しています。とにかく、精一杯やりますので音楽祭本番ともども、よろしくお願いします。「夜 勤」 詩=狭石啓子、曲=中元由昭、「トラジの花」 詩・曲=海勢戸」
★松本敏之 (栃木県職労)
「学生時代ブルーグラスバンドでならした頃の曲から1曲、そして、オリジナルから『なんだろね』を歌います。このところ、ホームページに仲間の歌を掲載させていただいています。今回の音楽祭でも歌ううたも載せています。みなさん是非ご覧ください。」
★小川典子(自治労東京都本部)
「昨年『ピースフラワーズ』という女性ボーカルの仲間で、あちこち歌いに出かけました。今月もオリジナル三曲を収録する予定です。中身は選挙や労働運動で依頼されたものですが、多くの仲間や参加者にいっしょに歌っていただきたいのでどんな歌いかたにしようか考えているところです。自分もまだ一度も歌ったことがない曲ですので、ほんぽう初公開です。『ワーキングマザーであること』 『Love City 新宿』」
★細川 剛 (香川県職労
「学生時代からマンドリンをやっています。今日は歌で挑戦します。いつもは合唱の指揮や歌い方の指導ですが、今日は身づからが歌います。ちょっと緊張しています。」
★磯野 友一(富山県職労)
「日音協富山の事務局長としてがんばっている磯野さんは、アコを担いでどんな場所でも、出前歌唱指導に出かけます。相棒の滋子さんと二人三脚で支えています。アコーディオン演奏『少年時代』」


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