編集長の辛口時評 2006年5月 から分離

ジャーナリスト最低評価の本多勝一と共同被告の朝日・毎日も最低

2006.05.31(2019.8.29分離)

http://www.asyura2.com/0601/war80/msg/1046.html
ジャーナリスト最低評価の本多勝一と共同被告の朝日・毎日も最低

 本日から数えて7日、ちょうど一週間前に、本多勝一と朝日・毎日が共同被告の「百人斬り競争」訴訟で、東京高裁が原告の控訴を棄却した。

 以下は、朝日新聞の記事である。


http://www.asahi.com/national/update/0524/TKY200605240390.html
「百人斬り競争」訴訟、二審も本社などが勝訴
2006年05月24日20時39分

 旧日本軍将校2人が中国で1937年、中国兵を日本刀で殺害した人数を競う「百人斬(ぎ)り競争」をしたとする当時の新聞報道や、後にこの問題を扱った書籍を巡り、2人の遺族が「うそを書かれ名誉を傷つけられた」などと訴えた訴訟の控訴審判決が24日、東京高裁であった。遺族は毎日新聞社、朝日新聞社などと本多勝一・元朝日新聞記者を相手に出版差し止めや計1200万円の損害賠償などを求めていたが、石川善則裁判長は請求をすべて棄却した一審・東京地裁判決を支持。遺族のした。遺族側は上告する方針。

 焦点は「何が真実かをめぐって論争を呼ぶような歴史的事実に関する表現が、故人に対する遺族の敬愛追慕の情を違法に侵害したか」だった。判決は、違法に侵害したと言える前提として「摘示された事実の重要な部分が全くの虚偽であることが必要」との基準を示した。そのうえで、それぞれの記述は全くの虚偽とは言えないと判断。遺族側の主張を退けた。


 インターネット版のない印刷物の日経記事は短いが、最後に、「原告側は上告する方針」とある。

 最高裁での争いが続くのである。

 私は、この裁判の最初、傍聴にも報告会にも参加し、3分ビデオを作成した。しかし、先行きは、間違いなしに暗いと予測していた。

 簡単に言うと、原告の応援団が悪すぎる。「靖国の英霊」云々の右翼、元軍人、つくる会教科書の推進者たちである。

 被告の応援団は、本蛇蝎一の一味で、これまた、さらに悪い。しかし、朝日新聞、毎日新聞、週刊金曜日など、いわゆる「左」の方が、裁判所では強い

 以下は、1998.4.15に入力を始めた憎まれ愚痴記事である。2万近いヒット数である。


http://www.jca.apc.org/~altmedka/honda-lie.html
 本多勝一「南京大虐殺」/百人斬りの大嘘
 ヒット数は、1998.4.15日以来で、19,974
この丸は「ガス室」裁判原告本人陳述書の関係部分抜粋。
忌まわしき過去の「ガセネタ」報道居直りの源流あり


「百人斬り」事件を巡る騒動に関してのわが評価は、草野球の酔っぱらい観客の場外乱闘である。見るに耐えない醜態である。

 以下が、憎まれ愚痴の中の本多勝一に関する連載記事の総合リンクである。


http://www.jca.apc.org/~altmedka/honda.html
本多勝一"噂の真相"の城


 この状況下、4日前には、以下の「辛口時評」を発した。


辛口時評060527
ホロコーストと南京「大虐殺」はデマゴギーの双璧で化けの皮剥げ同時並行
 月刊『WiLL』2006年7月号に、東中野修道著『南京事件 国民党極秘文書から読み解く』の書評、「今月この一冊」が二つ掲載されている。
 [後略]


「百人斬り」は、南京事件の本体ではなくて、周辺事態のでっち上げ記事である。

 その本体の方が、国民党の極秘文書によって、戦争プロパガンダだったという事実が、証明されたのである。いわば、底が抜けたのである。

 過日、某所で、この状況を巡っての議論でがあり、本多勝一はジャーナリストして最低だとの評価がなされた。しかし、同時に、「百人斬り」事件の訴訟の共同被告の朝日新聞と毎日新聞も、最低だという議論に発展した。

 仕方ない。鼻がもげそうな腐臭を我慢して、かねてよりの計画の以下の仮題の本を出すか。材料は、経歴詐称、でっち上げ記事など、余るほどある。


 朝日新聞エセ紳士
 本多勝一「噂の真相」体験記