電子手紙の送信日付け順・注釈付き一般公開文書館 2001年8月

「女性国際戦犯法廷」ビデオ上映会が右翼によって中断の件で斜交い議論となり再度関係者を批判

送信日時 :2001年 8月 9日 木曜日 8:51 PM

件名 :[pmn 15812] 論争ではなくcomcomさんのRe:「つくる会」教科書採択について

 誰の手紙を読まないとか公言したり論争とかになると「こわーい」という主旨(私の独断的解釈の直接の意見も頂いたので、それほど注目を浴びているのかなと私の方が怖くなりましたが、かと言って全部を読む時間もないし義理も無いので、今後は適当に付き合うことにしますが、ええと、前置きが長くなってしまったんですが、以下の手紙は読みました。

 なお、お連れ合いとは最近も二度、争議関係の集まりで合いました。元気のようで 何よりです。

From: comcom
Date: Thu, 09 Aug 2001 18:06:17 +0900
Subject: [pmn 15803] Re: 「つくる会」教科書採択について

木村さんがこれを読まれるかは不明ですが、木村さんの、「非常事態に備えない団体に企画する資格はない」という趣旨のご発言にも反対です。
木村さんがいっしょに活動した私の連れ合いも同じようなこと言うんですが、つまりそれは、レイプ事件で被害女性に「そこを歩いていたから悪い」というようなことと同じだと思います。

 で、お二人の間の会話の前後関係もよく分からないのですが、ともかく、かなり主旨が違うのですね。伝言ごっこみたいですね、私が似たような発言をしたとすれば、次の部分でしょう。以下、引用。

送信日時 : 2001年 7月 15日 日曜日 5:22 PM
件名 : Re: 女性戦犯法廷ビデオ上映会が中断 [中略]

 まるで無防備にメディア売り込みを図り、警備も配置せず、事件を誘発するのは、テルアヴィヴ空港乱射事件を反省しない半気違いの日本赤軍並みの所業です。権力の弾圧を受けたから自分達が最前線で戦っている「正義の味方」だと称する手合いは、これまでにも何度も出現しています。騙されないように、御注意下さい。[後略]

 これは、誰を挑発するでもなく夜道を歩いたりしている女性への「レイプ」(何で亡国植民地根性片仮名語か)とは全く違いますよ。あの運動自体への批判は省きますが、NHK構内に右翼の宣伝車が数台入り込むと言う前代未聞の事件となった同じ主題の集会だったようですから、対策を講じなかったとすれば、おかしいのです。


送信日時 : 2001年 8月 10日 金曜日 11:51 AM

件名 : [pmn 15824] 論争ではなくcomcomさんへ2および方針変更宣言

 論争ではなしに、御返事感謝します。以下の部分に応答します。

From: comcom
Date: Fri, 10 Aug 2001 03:04:45 +0900
Subject: [pmn 15815] Re: 論争ではなくcomcomさんのRe: 「つくる会」教科書採択について

でも、関心のある人が集まって話を聞きたいと思っても、妨害に抗する力がなければだめですか?
対策を講じない方がおかしいというのは、夜中に女性が歩いてるだけで挑発だというのと同じだと私は思います。
“呼ぶと危険な人” “話題にすると危険なテーマ”を作っては、妨害勢力の思うつぼではないですか。
タブーを作ってしまうんですか。
あっちこっちで呼んで話を聞いて、こういうことが普通であるようにしなければ。
えーと、対策を講じる方がもちろんいいと思いますが、しなかった人を非難することはおかしいと思うのです。

 私は、ご存じのように、お連れ合いと同様、いわゆる体制側から「“呼ぶと危険な人” “話題にすると危険なテーマ”」を続けてきました。最近では、私が「思考停止」と評価する自称反体制派からも、「ガス室の嘘」を主張する「“呼ぶと危険な人” “話題にすると危険なテーマ”」として排除されています。もちろん、支持者は多数いますが、表面に出ると、いわゆる右でも左でも飯が食えなくなる人が多いのです。

 いかなる妨害にも屈せず、しかし、可能な限りの防衛体制、または決死の覚悟を持って発言するのが、言論人などとおこがましいことは言わずとも、誇り高き、いや、わが埃他過敏症の裸の猿の意地の見せ所です。

 私は、外国に行く時には、CIAやモサドに暗殺されることを夢見て、目一杯、受取額1億円の(ウン万円)掛け捨て死亡保険の投資をして、死んだら著書の宣伝費に使ってくれと出版者に遺言し、それを敵にも漏れるように外国の友人にも広く知らせ、とても幸せな気持ちで一番安い航空機に乗って行きます。

 で、本当に暴力的な右翼と対決して言論の場を確保したいという個人、組織があれば、御相談下さい。身体を張ります。しかし、当然、言論の中身を問います。

 問題の「松井やより」集会には、私が「ホロコースト狂信者」と呼ぶアカデミー業者の東大助教授も関係しているし、某大学教授も支援の電子手紙をばらまいています。それらの「男性」連中が身体を張っているのかどうかを、私は問い掛けているのです。

 人目を避けた卓上玩具電算機ごっこだけでなく、文部科学省とか市役所とかの公務員だけを相手に粋がったり、仲間割れで各種実力行使をするだけでなく、本当に暴力を振るう商売人と、棒っ切れなどは持たずに、やってがんさい。それを真剣に考えただけでも、必ずや、自称言論の中身も駄目なら、身体も心も駄目なのだと自ら納得できることでしょう。ああ、また、厳しいこと言っちゃった。

 なお、昨日も簡単に記しましたが、目下、武蔵野市にて、(ウン十万円)最新型液晶投射器、一間四方の映写幕、ヴィデオ編集機能付き卓上玩具電算機多数、約30名の観客収容と持ち込み酒席談話可能の場、名付けて「無限空間」(堺市の「創造空間」を意識)を構築中、9月初旬公開、開所式予定、なので、今後は、物理的にも時間が取れないこともあり、論争にわたる電子手紙は出しませんし、介入もしません。いじめっごっこしたい人は勝手にやって下さい。いじめられている人がいても無視します。

 民衆のメディア連絡会の今後については、若いヴィデオ作家中心の体制に移行するようなので、私は昔の表現なら、まさかの時の予備軍に徹し、論争には介入せず、情報発信のみに努める予定です。


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