川崎泰資著『NHKと政治』から拙著『NHK腐蝕研究』に次ぎ『読売新聞・歴史検証』も宣伝

送信日時 : 2001年 4月 10日 火曜日 8:53 AM

件名 :[pmn 14278] Re:川崎泰資著「ＮＨＫと政治」

From: 迫田耕作
Subject: [pmn 14266] Re: 川崎泰資著「ＮＨＫと政治」
木村愛二大先生の名著を紹介しなくて、すみません（笑い）
数年前から探していますが、まだ入手できません。
木村さんがもっておられたら、ゆずってください。

　私は先生という用語の廃止論者で、不便でも馬鹿丸出しで実践し続けています。

　大とか名とか冠されると、皮肉に聞こえますが、当方も「憎まれ口」のまま、愚痴て朽ちるのが望みですから、気にしません。

　旧著は、絶版で、奇しくも民衆のメディア連絡会発足の契機となった集会で、少し資金の足しにと販売コーナーを設けた際、書店の棚に残っていた傷物を割り引きで出品して、その後、周辺で売り切り、手許には、贈呈相手が亡くなっていて戻ってきた贈呈文入りの1册しかないのです。いずれ、スキャナーで読み込み、わが電網宝庫書店にて無料公開しようと考えています。

　NHKの発足に当たっての新発見、または評論上の説としての新説は、読売新聞への元警視庁特高課長、正力松太郎の乗り込みが、元内務相、後藤新平を初代総裁に推挙するに至る権力のメディア支配の謀略の可能性あり、とするもので、御本人の晩年の「自慢話」の裏づけを行ったものです。その点だけなら、近著の『読売新聞・歴史検証』にも簡略に記しました。このような書誌学的資料研究、自称「嘘発見名探偵」ごっこが、私の好みなのです。一度やると、病み付きに成ります。

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