『亜空間通信』332号(2002/08/09) 阿修羅投稿を02.12再録

米政府抗議し来年の誕生日ワシントンで迎えるか国際行動センター大行進計画中

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『亜空間通信』332号(2002/08/09)
【米政府抗議し来年の誕生日ワシントンで迎えるか国際行動センター大行進計画中】

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 転送、転載、引用、訳出、大歓迎!

 私は、ユーゴ戦争後、ラムゼイ・クラークが代表の国際行動センターが主催した市民集会、「独立国際戦争犯罪法廷」に参加した。今度は、国際行動センターが来年1月に何か大行動を計画中という情報を得たので、自分の過去の行動の日付を確かめるために、以下の検索をして、1999年7月の末から8月の初めだったことを確かめ得た。

日本語のページからニューヨーク、国際行動センター、裁判 ユーゴを検索しました。? 約7件中
afric-00.html

[前略]私は、昨年の1999年7月の末から8月の初めに、ニューヨークで「独立国際戦争犯罪法廷」に参加した。アメリカの元司法長官、ラムゼイ・クラークが代表の国際行動センターが主催し、ユーゴ戦争に関してNATOを裁く市民集会である。[中略]

「独立国際戦争犯罪法廷」の打ち上げパーティで知り合った実に陽気な黒人の市民運動家は、元大関の小錦ぐらいの大男だった。仕事は法律事務所の調査員だそうだが、彼にも、ディオプを知ってるかと聞くと、大変に喜んだ。25年前にシェイフ・アンタ・ディオプの本をフランス語で読んで、日本語でアフリカの歴史の本を書いたと話したところ、これまた、大感激で、低音の響く大声で何度も、「こりゃ驚いた!」(Oh my god!)と叫んでは、私の背中を叩く。[後略]

 以上で引用終わり。

 今度の国際行動センター主催の大行動は、暗殺されたキング牧師の誕生日、2002年1月15日からイラク戦争開始の1月18日の首都ワシントン市への大後進まで繰り広げられる。パレスチナ問題も焦点になっているから、実にタイムリーと言うべきであろう。偶々、私の誕生日が1月17日なので、また行って、あの「実に陽気な黒人の市民運動家」の背中を叩き返してやるか、と思い込み始めてしまった。

 以下が、その新情報の抜粋である。

http://www.internationalanswer.org/index.html

JANUARY 18, 2003:
MARCH ON THE WHITE HOUSE - WASHINGTON DC

Martin Luther King Jr. spent the last year before his assassination linking the mass movements for civil rights and freedom at home with the growing opposition to the U.S. war in Vietnam. This courageous stand constituted a major political threat to the war makers. Dr. King came to the conclusion that the "greatest purveyor of violence on the planet is my own government."

There is no better way than to truly remember the spirit and legacy of Dr. King than to organize a bold, visible protest against war and racism in Washington DC on the anniversary of his birthday(2003.01.15). We will not allow the war makers in the Bush administration and on Wall Street to turn Dr. King into a harmless icon, rather than an inspiration for struggle.

That weekend is also the anniversary of the start of the 1991 U.S./UN war against the people of Iraq. 100,000-200,000 Iraqis were killed as U.S./UN bombers dropped more than 88,500 tons of explosives on Iraq during this 42-day assault. In the years since, more than 1.5 million Iraqi civilians have perished as a consequence of malnutrition and disease caused by economic sanctions.

People in the United States and everywhere have an obligation to stop the Bush administration's mad drive to launch a new, all-out military aggression against Iraq. The Bush administration has no right to wage war against a country that is posing no threat to the United States. Disregarding all international law, Bush, Cheney, Rumsfeld, Wolfowitz and company are planning to send tens of thousands of young GIs to kill and be killed in a war for Big Oil.

The January 18, 2003, march on Washington DC will call for civilians and soldiers alike to exercise their political right to speak out against an illegal war that will benefit only Exxon/Mobil, Texaco, Chase, Citibank, Raytheon, Lockheed, Boeing and George Bush's corporate backers who are his real constituents.[後略]

 以上で引用終わり。

 キング牧師に関しては、以下の検索情報が、よくまとまっている。

http://www.ncwind.net/seasons/king.html

キング牧師誕生日

私には夢がある 「I Have a Dream」 という演説をご存知でしょうか?
この日はこの演説をした、アメリカ公民権運動、最大の指導者マーチンルーサーキングJr.牧師の生誕を記念した日です。
1986年に制定されました。

マーチンルーサーキング牧師は1929年1月15日ジョージア州アトランタに生まれました。

今から40年ほど前のアメリカは黒人と白人の差別がひどく、バスの座席が白人か黒人かによって決まっていたり(黒人が後ろ)映画館の座席が白人と黒人で別だったりしました。

黒人であったキング牧師も同様の差別を受け、更に何度も逮捕されたりしながらも、すべての人種の平等を非暴力で訴えた人です。

1963年8月、25万人の人々と平等を求めてワシントンD.C.へ大行進(March to Washington)を行い、リンカーン記念塔の前で有名な「I have a dream」の演説を行いました。
この行進の模様はアトランタのキング牧師博物館に等身大の人形を使って再現されています。

キング牧師は1964年にノーベル平和賞を受賞し1968年に暗殺され、39歳の短い生涯を終えました。

I Have a Dream

私には夢がある。いつかジョージア州の赤い丘で以前の奴隷の子と、以前奴隷を所有していた者の子が兄弟のように同じテーブルにつくのを。
私には夢がある。いつか不正と圧制の熱気による蒸し暑さに苦しむ砂漠の州、ミシシッピーが自由と公正のオアシスに変わるのを。
私には夢がある。いつか私の4人の子供たちが肌の色ではなく、彼らの人格で判断される国に住むのを。
私には今、夢がある。

I have a dream that one day on the red hills of Georgia the sons of former slaves and the sons of former slaveowners will be able to sit down together at a table of brotherhood. I have a dream that one day even the state of Mississippi, a desert state, sweltering with the heat of injustice and oppression, will be transformed into an oasis of freedom and justice. I have a dream that my four children will one day live in a nation where they will not be judged by the color of their skin but by the content of their character. I have a dream today.

1963年8月28日ワシントンD.C.でのキング牧師の演説の一部 (翻訳ソフトを参考に訳してみました)

参考:Seattle Times: Martin Luther King Jr.(英語)

 以上で引用終わり。

 以上。


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