『亜空間通信』251号2002/05/09) 阿修羅投稿を02.12再録

わが率先指摘の[シンシア][アメリカ・ユダヤ人の政治力]転送情報が電網流入状況

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『亜空間通信』251号(2002/05/09)
【わが率先指摘の[シンシア][アメリカ・ユダヤ人の政治力]転送情報が電網流入状況】

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お詫び:再録以来299号の内容を掲載していました。2008.1.17訂正いたします。

転送、転載、引用、訳出、大歓迎!

 つい最近、わが率先指摘の目下の重要課題、アメリカ民主党下院議員「シンシア・マッキニー」の活躍と、「アメリカ・ユダヤ人の政治力」に関する電子手紙が、続いて転送されてきた。

 結構なことである。わが「シンシア・マッキニー」情報は以下に入っており、このヒット数も急上昇中である。

 わが「アメリカ・ユダヤ人の政治力」問題の指摘は、拙訳『偽イスラエル政治神話』の内の以下に入っている。この方のヒット数も急上昇中である。

第3章:神話の政治的利用
http://www.jca.apc.org/~altmedka/nise-25.html
第1節:アメリカのイスラエル=シオニスト・ロビー1.
http://www.jca.apc.org/~altmedka/nise-26.html
同上2.[外部資金による"偉大なイスラエル"への野望]

 特に面白いのは、まさに現在の国際情勢の反映であり、後者の転送経路に[aml 27728] とあることである。

 このaml電子手紙広場の管理人は、ペルーの日本大使館占拠事件でのテロリスト側の情報発信支援によって、名を挙げた富山大学教授とかの小倉利丸とかである。

 当然、その広場には彼と同様の「心情テロリスト」の「同志」が多数屯しており、私が「ホロコーストの大嘘」問題を投稿したら、狂信的な連中が「即返」とか称する「サイバーテロ」総攻撃を仕掛けてきた

 ところが、小倉は、私の主張に同意しない旨の意見を発表して「交通整理」をしたのである。それに勇気を得た狂信者からの電子手紙爆弾投下予告まで出たが、小倉は、それを制止しなかった。その後、実際に、私の投稿の「返品」という口実の大量情報を送られ、わが卓上玩具電算機が物理的に破壊されたのである。

 この連中のことを私は、「ゲバ棒をパソコンに持ち替えたような奴ら」と評している。こんな連中が平和主義者を装って、「偽の友」集団を育て続けているのが、裸の猿の歴史の現状なのだが、そこにも、少しはましな情報が流れ込み始めたのである。

田中宇の国際ニュース解説 2002年5月9日
http://tanakanews.com/

[中略]

 アメリカの2大政党制はおかしいと私が思うようになったのは、2000年11月の大統領選挙のときからだった。フロリダ州の開票結果が僅差だったので、最終的に両党間の「談合」で共和党のブッシュの勝利が決まったからだ。

 しかも選挙後しばらくたってから、共和党がフロリダ州で不正選挙をしたことが判明し、調査に入った連邦公民権委員会( http://www.usccr.gov/ )も不正があったと公式に発表した。だが民主党は、選挙のやり直しを党として求めていない。一部の議員や党員が真相の徹底究明ややり直し選挙を求めても、党中央は無視している。

http://www.usccr.gov/pubs/vote2000/press.htm

 この選挙不正については、ほとんど報じられていないので、少し説明が必要だろう。フロリダ州では、重い犯罪者には投票が許されていないのだが、この規定を州政府が拡大解釈し、本来は投票権を与えるべきだった他州での有罪経験者なども、公民権剥奪・投票禁止の対象にしてしまっていた。不正に投票を禁じられたのは約6万人、大半はアフリカ系住民(黒人)で、民主党支持者が多かった。

 また、黒人が多く住む地域では、投票日に投票所の手前に臨時の警察の検問所が設けられ、投票に行こうとする人々を止めて尋問するなど、事実上の嫌がらせをやった。

 フロリダ州知事はブッシュ大統領の弟であるジェブ・ブッシュであり、これらの一連の行為は、知事の部下である共和党出身の行政長官によって行われている。共和党がフロリダでこのような選挙不正を行わなければ、わずか数百票の差だったフロリダ州の選挙結果は逆転し、民主党のゴアが大統領になっていたとも思われる。

 その後、911テロ事件が起こり、この事件とその後の「テロ戦争」をめぐり、いろいろ不合理・不透明な政策が展開されているが、民主党本部はそのあたりのことについて、ほとんど問題にしていない。さる4月上旬には、民主党の下院議員であるシンシア・マッキニー(Cynthia McKinney)が、911事件の発生をブッシュ大統領ら政権首脳たちが知っていた可能性があるとして調査の必要を訴えた。だが、これも黙殺されている。

http://www.washingtonpost.com/ac2/wp-dyn/A34565-2002Apr11

 エンロンのスキャンダルも、徹底追及すればブッシュ政権を弾劾に追い込めるかもしれないというのに、今年初めに盛り上がった議会民主党のホワイトハウスに対する追及は、その後なぜか尻すぼみになっている。共和党とのつながりが深いCIAに、民主党がどんな弱みを握られているのか知らないが、すでにアメリカの2大政党制は健全に機能しなくなっているように見える。

[後略]

 以上で引用終わり。

 以下は、拙訳『偽イスラエル政治神話』参照。
 http://www.jca.apc.org/~altmedka/nise.html

2002/05/09 11:39
[aml 27728] Fw: [noforce.1131] アメリカ・ユダヤ人の政治力
Y.mataro.Eさんのメッセージを転送します

 こんにちは。遠藤@埼玉です。
 イスラエル=ユダヤについて興味深い論考が出ていたので転送します。
 (出典:NoForce-ML)

 (転送ここから)

 ユダヤ人ロビーとして最大な組織として、ユダヤ人55団体の上部組織AIPAC(アメリカ・イスラエル公共問題委員会)というものがあってメンバー数450万人という強力な支持基盤を有し、最近ではシャロンがこの団体に反テロの固い決意とアメリカとイスラエル友好のコメントを行なっています。

  http://video.c-span.org:8080/ramgen/ndrive/ter042302_sharon.rm
 リアルプレイヤーで視聴可です。

 ところでこの標題に挙げたタイトルは、PHP新書から出版されている非常に優れた書籍のタイトルと同じ。

 こうした生臭い分析は、やはり強力なロビー、日本のメディアに対しても外務省を通じ再三影響力を行使しているADL(ユダヤ人反中傷連盟)の積年の努力によって中々目に掛かることがなく、反ユダヤ主義、ないしは陰謀論と一括りにされがちですが、アメリカのユダヤ人の政治的影響力が浮き彫りになったこの現在、その影響を看過していた方がどうかしているとしか思えないところです。

 本件について関心の有る方は是非一読を。

 佐藤唯行著『アメリカ・ユダヤ人の政治力』PHP新書 660円

 この本の内容を紹介することがまさに政治力を紹介することでもあるわけですが、簡単にダイジェストで紹介すると、ここで著者は、ユダヤ人の政治力を示す証左として次の点を挙げています。

1.イスラエルの莫大な援助
2.「ジューイッシュ・デスク」の存在
3.ユダヤ難民の受け入れをい政府の外交課題にしていること
4.有力政治家のユダヤ人よりの発言

 そして、その原因として次の点を挙げています。
1.財力
2.重点特化の戦術
3.格段に高い政治的関心
4.人材の育成とリクルート・システム
5.政治家予備軍としての法曹集団に占める高い占有率
6.ユダヤ人団体のネットワークと広報・宣伝活動
7.抜群の投票率
8.大統領選挙の勝敗を左右する大州に人口が集中

 ちなみに、アメリカ国内のユダヤ人の人口は本国イスラエルより多く、かのフライ
シャー広報官はユダヤ人で、ユダヤ人団体のリーダー。

 ブッシュとユダヤ人の関係について話をすると長くならざるを得ないのですが、少なくとも父の轍をブッシュは踏まえているとも思われますし、中東を巡る様々ばかけひき、さらにはアメリカで逮捕された911を巡るユダヤ人スパイの不自然な話もありますし、何せ、ブッシュには中間選挙も控えています。

 次のURLはブッシュ政権内部のユダヤ人勢力がまとめられている非常に優れた情報です。
http://www.indymedia.org/front.php3?article_id=162038&group=webcast

 こちらは議会資金。
  http://www.wrmea.com/html/aipac.htm

 先述のADLとはthe Anti-Defamation League、反中傷連盟と呼ばれる反ユダヤ主義の中傷に立ち向かう人権擁護団体なのですが、911をめぐるイスラエルのアメリカ国内のスパイ活動が露わになるにつれ、当該団体の暗部、つまり広範かつ違法なスパイ活動を行なっていることも同様隠し切れなくなってきております。

 こうした事実は、ユダヤ人陰謀論ならぬ反ユダヤ主義者陰謀論の妄想がこびりついた方々には受け入れ難いことであることは想像に難くはないですし、そうした団体の監視下にあるメディアが報じてはいないので当然広くは知られていないことなのですが、残念ながらこれは事実であります。

ADL found guilty of spying by California court

http://www.arabnews.com/Article.asp?ID=14650

the ADL had computerized files on nearly 10,000 people across the country, and that more than 75 percent of the information had been illegally obtained from police, FBI files and state drivers’ license data banks.

 そしてCIAともリンクがあるという事実。

The investigation also determined that the ADL conduit, Gerard, was also working with the CIA.

(転送ここまで)

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