『亜空間通信』200号(2002/03/19) 阿修羅投稿を02.12再録

911の歴史的意義はユダヤ人ロビイ影響力大で米国政策動かす認識の日本公然化

送信日時 : 2002 年 3 月 19 日

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『亜空間通信』200号(2002/03/19)
【911の歴史的意義はユダヤ人ロビイ影響力大で米国政策動かす認識の日本公然化】

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転送、転載、引用、訳出、大歓迎!

 本通信の200号を記念して、最も重要で規模の大きい話題に関する最近の情報を選び出し、論評を加える。

 以下に短く紹介する記念すべき意義を持つ文章は、私が書いたものではない。その内容は、4年前の1998年秋に発表した拙訳、『偽イスラエル政治神話』第3章「神話の政治的利用」第1節「アメリカのイスラエル=シオニスト=ロビー」(下記)に記されたことと一致するが、そこからの引用でもない。

 http://www.jca.apc.org/~altmedka/nise-25.html
 http://www.jca.apc.org/~altmedka/nise-26.html

 以下の部分を含む文章は、今年になってから書かれたものであって、昨年の911と関係しているし、その文章が発表されていた場所も関係者の構造も、実に面白いのである。

 曰く:「政治・金融・メディアにユダヤ人ロビイストの影響力が大きく、米国の政策を動かしている」

 以上で引用終わり。

 この文章は、私が拙著、『湾岸報道に偽りあり』の前駆となる『噂の真相』記事を執筆していた当時、つまりは、湾岸戦争勃発の年の1991年以来、追及し続けてきた問題に関して、最近の日本でやっとのことで公然化し始めた論調の一例なのである。もちろん、私と同じ意見を発表していたか人々が、日本にも前から何人もいた。だが、上記の文章が掲載された場所は、従来とは違う場所なのである。そこが面白いのである。そこに意味があるのである。

 さて、その場所の種明かしをする前に、マスコミ業界における「凶状持ち」を自認する編集長として一言する。

 本通信の創刊日は、2001.09.01、つまりは、昨年の9.11.アメリカ攻撃、今では日本の戦前の226(昔は「ににいろく」と発音したとのこと)と同様に、911(「くいい」とするか)だけで全世界に通ずるようになった事件の発生直前、10日、または旬日前だった。

 創刊号の題名は、「残暑お見舞い、転居、第5の人生の船出の御挨拶」だった。「第5の人生」を簡略に言うと、いわゆる実業家としての人生の実験であった。従来は「空想的社会主義」として切り捨てる向きが多かったイギリスのオーエンやフランスのプルードンのひそみに倣う予定であった。当初は、1週に最低2回の本通信を送る約束で年千円の有料会員を募集し、会員を徐々に増やし、優雅な「第5の人生」を夢見ていたのだが、豈図らんや、911勃発によって、とんでもない忙殺状況となってしまったのである。

 それは仕方がない。911は、私の人生との関係で言えば、宿命的な事件である。細部は省くが特に、ここ10年程の以下の発表作品の系列に属する。

 作品の詳細は以下に入っている。

 http://www.jca.apc.org/~altmedka/hanbai.html

 以上の延長線上に発生した911事件だから、それこそ、まさに自分自身の問題として、この半年間、当初の予定に数倍する本通信の発行と、これも予定外の出張無料投稿、新宿ロフトプラスワン興業、ヴィデオ制作などに没頭した。その文脈の延長線上に、上に引いた文章を位置付けるのである。もう一度、復唱しよう。

 曰く:「政治・金融・メディアにユダヤ人ロビイストの影響力が大きく、米国の政策を動かしている」

 以上で引用終わり。

 以上と同じ主旨の文章は、『放送レポート』(02・01)にも掲載された。筆者は、原寿雄(元共同通信社長・現民放連番組調査委員会委員長)であった。その記事に関しても、私はすでに、『亜空間通信』156号(2002/02/10)【仮題『9.11.~アフガン侵略決定的総合資料』事前予約立ち上げ資金への協力要請】の中で、以下のように、その部分を引用し、「高く評価すべき部分もあった」と記した。

 [原寿雄は、] 朝日が「ユダヤ系団体/テレ朝に抗議/解説者発言『不当』」の見出しで報じた「ユダヤ人団体」こと「サイモン・ウィーゼンタール・センター」によるテレビ朝日ニユース解説者、川村晃司・元カイロ支局長の更迭と会社としての謝罪要求事件に関して、「在米ユダヤ人が、米国の政治、経済ばかりでなく米メディアの世界にも大きな影響力を持っていることは、米国内外の常識となっている」(川村発言について)「ジャーナリストの一つの見方として合理性があったというべきである」と明記した。

 このような当然の事実が、これまでは大手メディアは愚か、いわゆる反体制派の言論の中でも封殺されてきたのであった。

 で、最初の文章の掲載場所の種明かしをする。文責は「日本平和委員会」である。発表の場所は、同会の東京都の「東部、中部、西部」各地区連名で発行の「ピース・レター」である。同会については、以下の電網宝庫情報を紹介する。

http://homepage3.nifty.com/nihonheiwaiinkai/
日本平和委員会
〒105-0014 東京都港区芝1-4-9 平和会館内
e-mail LPA01156@nifty.ne.jp

 日本平和委員会は、日本とアジア、そして世界の平和のために運動する個人加盟の市民団体です。核戦争阻止・核兵器廃絶・被爆者援護、日米安保条約廃棄・米軍基地撤去、日本国憲法の平和条項を守り日本に再び戦争させないために全国各地で活動しています。

 以上で引用終わり。

 記事の内容は、2001年12月8日に同会主催の「"テロ問題"は他人事ではない!」という「標記」の「参加者30人」の「学習会」における「講師:前田哲男氏/東京国際大学教授」の発言の要約である。

「前田哲男」に関しても、以下の電網宝庫情報を紹介する。

http://www.nagasaki-np.co.jp/peace/2001/kiji/10/1903.html
前田哲男氏、テロ法案審議を批判 国際反戦デーで講演

 県平和運動センターと長崎地区労は十八日、国際反戦デー(二十一日)に合わせた長崎集会を長崎市桜町の県勤労福祉会館で開いた。約二百人が参加。東京国際大の前田哲男教授(安全保障論)が講演した。

 前田氏は、米中枢同時テロに伴うテロ対策特別措置法など関連三法案の国会審議について、「防衛政策の根幹を転換するような問題であるのに、衆院通過までに審議したのはたったの一週間。PKO協力法が一年、周辺事態法でも十カ月かけたのに、あまりに安易だ」と批判。その背景を「外務省の米国迎合と海外派兵を目指す防衛庁の宿願が合わさり、小泉人気の中であっという間に進んでしまった」と指摘した。

[中略]

平和委員会案内
連絡先:〒850-0031 長崎市桜町7-7
 Tel&Fax 095-823-9398

 以上で引用終わり。

 前田哲男の経歴は、長崎放送の報道記者として紹介されている。日本テレビ出身の私より少し若いが、民放労連の組合運動家としての彼の名前は聞いたことがない。重慶への絨毯爆撃に関する著書を買ったことがあるが、積読のまま押し入れに入っているから、奥付を確かめることができない。その他の紹介記事や論評をも散見したが、大手メディア記者出身に多い薄味の典型と判断してきた。

 電網宝庫検索で調べると、かなり広い範囲で、いわゆる「安全保障論」関係の講演をしているようである。しかし、上記の「日本平和委員会」と同様に、911を「テロ」と表現しているくらいだから、今もなお薄味であることは間違い無い。薄味だからこそ、無難な講師として、かなり広い範囲の偽善系左翼集団に招かれるのである。

 それでも、やはり記者出身の原寿雄と同時期に、上記のようなシオニスト批判、またもや繰り返すと、「政治・金融・メディアにユダヤ人ロビイストの影響力が大きく、米国の政策を動かしている」との指摘に踏み切ったのであるから、これは面白いのである。特に、日本平和委員会は、日本共産党の直系のような組織だから、講演と掲載の場所も面白いのである。

 シオニスト批判、ユダヤ人のアメリカ・メディア支配の次には、イスラエルの現人神、アメリカの正義の御旗、「ホロコーストの大嘘」が控えている。何だか「蟻地獄」のような気分になってきたが、私は、皆が、マスコミ業界の商売人の御得意の横並び方式で、右顧左眄しながら、「赤信号、皆で渡れば恐くない」、「バスに乗り遅れるな!」とばかりに一斉に、そこへ踏み込んで来るのを、「じっと待っている」のである。

 以上。


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