『古代アフリカ・エジプト史への疑惑』追加2

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近代ヨーロッパ系学者による“古代史偽造”に真向から挑戦

追加2:古代史
7000年前、ニューギニアに農耕文化
バナナなど栽培

http://www.asahi.com/special/history/TKY200306190413.html

ニュース特集/古代史(現在リンク切れ)


約7千年前の水路と見られる遺構=フリンダース大提供

 世界で2番目に大きな島ニューギニアで、まだ東南アジアなどとの交流が開けず孤立していた約7000年前までに、独自に農耕文化が生まれていたことが分かった。水路の遺跡などを年代測定した。植物化石の分析から、バナナやタロイモを栽培したとみられる。豪フリンダース大などのチームが19日付の米科学誌サイエンス(オンライン版)で発表する。

 パプアニューギニア中部の山地にあるクック湿地(標高1560メートル)で、70年代に見つかっていた土手や水路などの遺跡を、放射性炭素による年代測定、植物化石の分析などで調べた。

 植物化石では、バナナなどバショウ科のものが約15%を占め、自然ではあり得ないほど高率。タロイモは低地にしか自生せず、食用に植えたとみられる。また、同じ湿地の約1万年前の遺跡からも、植物を植えた跡が確認された。

 農耕文化は、約1万年前までに、中東(麦)や中国(稲)、中南米(トウモロコシ)などでそれぞれ独自に始まったとされる。

 <国際日本文化研究センターの安田喜憲教授(環境考古学)の話> ニューギニアでも独自に農耕が始まったことが証拠づけられた。日本では縄文前期にあたる時代であり、その後、稲作が伝わる以前に、南方からイモ作が持ち込まれていた可能性もでてくる。日本の農耕の起源を考える上でも重要な発見だ。

(06/20 06:46)


 以上、引用記事です。

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