『亜空間通信』680号(2003/10/31) 阿修羅投稿を再録

米歴史見直し論者マハティール演説賛同しシオニスト法師クーパー謝肉祭示唆強烈皮肉に一部留保

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『亜空間通信』680号(2003/10/31)
【米歴史見直し論者マハティール演説賛同しシオニスト法師クーパー謝肉祭示唆強烈皮肉に一部留保】

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 転送、転載、引用、訳出、大歓迎!

 注記:本号は、以下に見出しを並べる『亜空間通信』前々回の678号と前回の679号に続く連載記事の位置付けである。わが電網宝庫の方の679号には、話題の主のマハティールの映像も入れてある。

1)・・・・・・・・・・・・・・・・・
---------- 引用ここから ----------
http://www.jca.apc.org/~altmedka/2003aku/aku678.html
http://www.asyura2.com/0311/war41/msg/662.html
『亜空間通信』678号(2003/10/22)
【イスラム長老マハティール演説を概略すら報ぜずイスラエル寄りで斬った似非紳士朝日の深層】

[後略]
---------- 引用ここまで ----------

2)・・・・・・・・・・・・・・・・・・
---------- 引用ここから ----------
http://www.jca.apc.org/~altmedka/2003aku/aku679.html
http://www.asyura2.com/0311/war41/msg/1071.html
『亜空間通信』679号(2003/10/26)
【「ユダヤ人は代理人を使って世界を支配」批判でシオニストの攻撃を呼んだマハティール演説】

[後略]
---------- 引用ここまで ----------

 本号では見出しの締めに、いきなり、「謝肉祭」示唆強烈皮肉と記したが、キリスト教の歴史の予備知識がないと分かりにくい皮肉なので、まず、この「謝肉祭」の意味を、文脈を示すことによって解説する。

 アメリカの歴史見直し論者による英語の原文の該当箇所は、以下である。

---------- 引用ここから ----------
http://www.bvalphaserver.com/postt26720.html
http://www.biblebelievers.org.au/nl296.htm
Bible Believers' Newsletter #296
[中略]
The best antidote to this Zionist liars' carnival is to distribute the actual text of the speech in question.
[後略]
---------- 引用ここまで ----------

 拙訳:「このようなシオニストの嘘付きの謝肉祭(カーニヴァル、バカ騒ぎ、大浮かれ、狂乱)に対する最良の対抗策(解毒剤から発し、矯正、手段、対策)は、問題の演説の原文を広めることである」。

 謝肉祭は、処刑されたイエスが蘇ったと称する復活祭の前夜祭に位置付けられるから、この言葉を使うこと自体に、ユダヤ教徒への皮肉が込められているのかもしれないが、そこまでは断定できない。

 マハティール演説の全文を読むことの重要性に関しては、冒頭に注記したごとく、「連載記事の位置付け」の前号で、日本の「代表的な商業新聞」、似非紳士朝日の取り扱い方を、厳しく批判した。

 上記の原文の投稿の主、「アメリカの歴史見直し論者」こと、ミッチェル・ホフマン2世(Michael A. Hoffman II)とは、会ったこともなく、電子手紙のやり取りをしたこともない。しかし、かなり前から、彼の電網宝庫情報については、アメリカやイギリスの歴史も直し論者たちからの紹介も受け、何度か覗いてきた。写真も見ている。夫婦と小さな子供が一緒の一家の写真もある。まだ40歳前後の若さのようである。私の子供の年頃である。父親のミッチェル・ホフマン1世と一緒の写真も掲載されており、父親は私と同年代と見受ける。

 以下に、彼の自己紹介が入っている。

---------- 引用ここから ---------- 
http://www.hoffman-info.com/persona.html
The Campaign for Radical Truth in History P.O. Box 849, Coeur d'Alene, Idaho 83816

Hoffman In Person
[後略]
---------- 引用ここまで ----------

 しかし、国籍も年齢も違ってはいても、お互いが歴史も直し論者だから、共通の予備知識がある。とりわけ、以下のわが投稿の「破戒糞法師クーパー」に関する認識は、完全に一致している。

---------- 引用ここから ----------
無様な仕掛け人破戒糞法師クーパーとはマルコポーロ廃刊事件の記者会見で会った。
http://www.asyura2.com/0311/war41/msg/629.html
投稿者 木村愛二 日時 2003 年 10 月 22 日 11:05:29:CjMHiEP28ibKM
(回答先: [ユダヤ支配発言報道は文脈無視] マハティール氏が反論←ユダヤ名誉毀損連盟「ADL」の抗議圧力効果なし。あはは 投稿者 スーパー珍米小泉純一郎 日時 2003 年 10 月 22 日 10:42:40)

 無様な仕掛け人の極右シオニストの手先、破戒糞法師のクーパーとは、1995年春、マルコポーロ廃刊事件の記者会見で会った。
 脂ぎった実に不愉快な下品の見本のような糞坊主の典型だった。
---------- 引用ここまで ----------

 クーパーは、以下のBBC報道のごとく、ユダヤ名誉毀損連盟「ADL」の資格で、マハティール演説の即座に噛みついたのである。曰く:拙訳:「マハティールの本日の演説はユダヤ人に対するさらなる憎悪犯罪とテロリズムへの純然たる招待である」

---------- 引用ここから ----------
http://news.bbc.co.uk/2/hi/asia-pacific/3196234.stm
[中略]
Mahathir's speech today is an absolute invitation for more hate crimes and terrorism against Jews

Rabbi Abraham Cooper
Simon Wiesenthal Centre
[後略]
---------- 引用ここまで ----------

「ADL」の戦闘部隊の「サイモン・ウィーゼンタール・センター」は、シオニストの対日謀略、大手メディア対策の中心である。クーパーは、何度も日本に来ており、拙著、『アウシュヴィッツの争点』には、以下のように記した。

---------- 引用ここから ----------
http://www.jca.apc.org/~altmedka/aus.html
『アウシュヴィッツの争点』
ユダヤ民族3000年の悲劇の歴史を真に解決させるために

[中略]」
http://www.jca.apc.org/~altmedka/aus-66.html
「経済大国日本の国際世論への影響」を重視し「交流」を予定
[中略]
 クーパーは日本での実態調査を土台にして、つぎのような「予定」を立てていた。
「クーパー師は、近くこうした調査結果をまとめて関係団体、議員らに連絡する。同時に『経済大国日本の国際世論への影響が大きくなっている』ことを重視、今後、米国や日本でユダヤ人問題のシンポジウムを開催したり、日本人をユダヤ人家庭に招くなどの交流を呼びかける」
[後略]
---------- 引用ここまで ----------

 ただし、以下のごとく、歴史見直し論者の中には、私と同意見の「留保」もある。拙訳は、「私はマハティール演説を読み、ホロコーストに関するたわごとを除けば、そのすべてに賛同する」である。

---------- 引用ここから ----------
http://www.biblebelievers.org.au/nl296.htm
Bible Believers' Newsletter #296
[中略]
Having read Dr. Mahathir's speech I agree with everything he said except the holocaust baloney.
[後略]
---------- 引用ここまで ----------

「ホロコーストに関するたわごと」(holocaust baloney)に相当するのは、以下の拙訳の中間の部分である。

---------- 引用ここから ----------
http://www.jca.apc.org/~altmedka/2003aku/aku679.html
http://www.asyura2.com/0311/war41/msg/1071.html
『亜空間通信』679号(2003/10/26)
[中略]
39.(この部分は全訳)われわれは実際には非常に強力なのである。13億人の民は簡単には一掃できない。ヨーロッパ人は1千2百万人のユダヤ人(ユダヤ教徒)の内の6百万人を殺した。しかし現在、ユダヤ人は代理人を使って世界を支配している。彼等は、他の者が自分たちのためにに戦って死ぬようにしている。
[後略]
---------- 引用ここまで ----------

 この39.の原文は以下である。

---------- 引用ここから ----------
39. We are actually very strong. 1.3 billion people cannot be simply wiped out. The Europeans killed 6 million Jews out of 12 million. But today the Jews rule this world by proxy. They get others to fight and die for them.
---------- 引用ここまで ----------

 私は、以上の部分を原文に忠実に訳し、特に自分の解釈は付け加えなかった。しかし、マハティールが、「ホロコーストの大嘘」を知らないわけはないのだし、聴衆のイスラム諸国の首脳も同様である。私は、もともと個人崇拝は好まないし、マハティールにも、政治家の「古狸」の要素ありと見ている。

 マハティールは、上記のような留保をも含めて、議論を呼ぶことを狙ったと考える。全文を、少なくとも、わが抄訳を読み、大いに議論されることを願うものである。

 以上。


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