『亜空間通信』1073号(2005/08/13) 阿修羅投稿を再録

民主党“刺客”斎藤勁(つよし)参院議員vs.小泉純一郎「神奈川11区」は地元周知のレイプ現場

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『亜空間通信』1073号(2005/08/13)
【民主党“刺客”斎藤勁(つよし)参院議員vs.小泉純一郎「神奈川11区」は地元周知のレイプ現場】

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転送、転載、引用、訳出、大歓迎!

 いやはや、週末の行楽気分はどこへやら、わが略称「小泉レイプ事件」が、総選挙の目玉として、急浮上なのである。

 まずは、以下、産経新聞記事の冒頭部分を抜粋する。民主党も、“刺客”を放ったのである。しかも、本命の首相の地元であり、それが最初のレイプ事件の現場なのである。

http://www.sankei.co.jp/news/morning/13na1003.htm
平成17(2005)年8月13日[土]
【混沌05総選挙】小泉王国、盤石に陰り? おひざ元に激震亀裂
民主から“刺客”/手法に賛否噴出/「分裂選」の遺恨

 郵政民営化法案の反対に回った“造反議員”に対抗馬を擁立する自民党執行部だが、小泉純一郎首相のおひざ元、神奈川11区(横須賀、三浦市)でも異変が起きている。執行部の手法に地元も「信念を貫く姿勢は立派」「造反議員に対抗馬をぶつけるのはやり過ぎ」と分かれ、政権交代を狙う民主党は“刺客”として斎藤勁(つよし)参院議員(60)=当選二回=を送り込んだ。菅直人前代表や岡田克也代表ら大物議員も続々と横須賀入り。六月の横須賀市長選で保守分裂となった遺恨も重なり、「解散の主人公」の盤石だった無風選挙区が動き始めた。

 上記の「斎藤勁(つよし)参院議員(60)=当選二回」は、小泉レイプ事件に関して、以下の質問をしていた。わが季刊『真相の深層』04秋3号所収の「国会議事録抜粋(その1)」である。

特集 大手メディアが報じない重要な国会議事録抜粋(その1)
http://www.sangiin.go.jp/japanese/joho1/kaigirok/daily/select0205/main.html
第159回国会 イラク人道復興支援活動等及び武力攻撃事態等への対処に関する特別委員会

第16号 平成16年6月10日(木曜日)

○齋藤勁君 民主党・新緑風会の齋藤勁でございます。

 このインターネットを、ヤフーというのがありますね、ヤフー。ヤフーというのを時々時間があるときに見ていますが、突然、ちょっとびっくりした情報が入りました。

 私は、今日、質問する冒頭に言うことはためらいが率直にあるんですよ、このことを言うことが。ためらいがあるんですが、しかし、あえてやっぱり言わなきゃならないだろうというふうに思いまして、率直に言えば、大臣の方から、腹立たしい限りだということでそれなりの対応策をこの場でお聞かせいただければそれで私は合点がいくんですが、国会という場所で、一国のリーダー、総理大臣に対することで訴訟、損害賠償請求事件があるということで、損害賠償請求事件があるというのがこのインターネットのヤフー上にありまして、見出しで、言うのも嫌なんですけれども、これはインターネットのヤフーに出ていますので、ここで言うのかヤフーで見るのかどうかと、これはもう同じことでありますので、小泉首相レイプ裁判と出ているんですね。ここの中身は、これ全部読み上げません、読み上げません。しかし、こうずっと読みますと、事件になっていることはどうも事実なんだなと。

 一国の総理大臣が個人のことにかかわって、事件が起きたとき、これは本人がやっぱりきちんと私はコメントをする、会見をするというのが当たり前なことであるわけであって、この人がどういう根拠を持ってやったというのはこれ、これは具体的には裁判になって司法の場で明らかにするんでしょうけれども、ある意味じゃ公になって、これまた残念ながらという、冒頭言いましたインターネット上でどんどんどんどん出ているということになると、このことは、私はこの間、さっき言ったように与野党なんか関係なく、一国のリーダーがこういうことがあったということについては、もちろん私はそうではないということを信じておりますけれども、直ちに会見をするということが官邸のありようじゃないんだろうかと。

 過日この場でも、北朝鮮に総理が、山崎副長官も行かれたときの同行問題、報道の同行問題ですぐ記者会見した秘書官の方がいらっしゃいましたけれども、ああいうことをすぐやるんだったらこのことこそすぐやるべきであってというのが、これはごくごく自然のことだと思います。

 そこで、今私はこのヤフー上ということとか小泉首相に対する損害賠償請求事件、見出しに小泉首相レイプ裁判とあるんですが、可能な範囲で、可能な範囲でこの事件、どういうことを提示、提示されたんだと、今どういう、今総理なり官邸はどういうような今立場を取っていられるんだろうかな、明らかにしていただきたいと思います。

○内閣官房副長官(山崎正昭君) お答えさせていただきます。

 お尋ねの訴訟につきましては、総理が個人として対応されておると、このように聞いておる事犯でございます。したがいまして、私人間の訴訟でありまして、私からコメントする立場にはないと、このように思っております。

○齋藤勁君 副長官、私がこのことを質問するからということで御用意いただいた内容だと思うんですね。しかし、多分ここで聞かれている方たちというのはそれで済むんだろうかということなんですね。公人か私人かなんということじゃなくて、一国の国会議員、国会議員、総理大臣、ここは僕は、普通ならば名誉毀損で訴えると、名誉毀損で訴えるぐらい、今そういうことを総理は考えていますよと、私人で、私人であってもそのぐらい言ってほしいですよ。

 今なお、さっき言った会見をしないということになると、変に、あれ、争うのと、事実か事実じゃないかというようなことを、私はそんなことをまったく100%信じていませんよ、このことが。ですけれども、ここでやっぱり私人の公人、よく靖国公式参拝とか、私人ですか公人ですかなんというのがありますが、今いみじくも、私人、私人と、こうおっしゃったんで、私人であっても総理大臣、これは総理大臣、内閣、小泉首相レイプ裁判なんてもう嫌な見出しが出てくるわけですね。名誉毀損で訴える方向なんだということで、小泉首相は官邸とあるいは内閣と相談をしているとか考えているということは言えないんですか。

○内閣官房副長官(山崎正昭君) これはあくまでも私、官房副長官としてのお答えでございますが、何度お聞きになられても、これは私人間の問題でございますので、私からコメントする、お答えをするということはそういう立場にないと、こう申し上げる以外にないと思います。

○齋藤勁君 私の方からお願いします。

 今、大変な仕事を総理行かれているわけですから、サミットに、で、帰られて、あるいは今このことがインターネットで総理に伝えるということじゃない、それはもう御判断は任せますけれども、是非そうではないということ等をきちんとしていただくということを速やかにお願いしたいというふうに思います。

 以下が、冒頭の産経記事の全文である。

http://www.sankei.co.jp/news/morning/13na1003.htm
平成17(2005)年8月13日[土]
【混沌05総選挙】小泉王国、盤石に陰り? おひざ元に激震亀裂
民主から“刺客”/手法に賛否噴出/「分裂選」の遺恨

 郵政民営化法案の反対に回った“造反議員”に対抗馬を擁立する自民党執行部だが、小泉純一郎首相のおひざ元、神奈川11区(横須賀、三浦市)でも異変が起きている。執行部の手法に地元も「信念を貫く姿勢は立派」「造反議員に対抗馬をぶつけるのはやり過ぎ」と分かれ、政権交代を狙う民主党は“刺客”として斎藤勁(つよし)参院議員(60)=当選二回=を送り込んだ。菅直人前代表や岡田克也代表ら大物議員も続々と横須賀入り。六月の横須賀市長選で保守分裂となった遺恨も重なり、「解散の主人公」の盤石だった無風選挙区が動き始めた。

 解散二日後の十日夕、通勤客でごった返す横須賀市の中心・京浜急行横須賀中央駅に人だかりができていた。「小泉改革は偽物だ」。輪の中心にいた民主党の菅前代表がボルテージを上げた。

 圧倒的な小泉人気で、総選挙は無風状態が当たり前だった横須賀。熱の入った演説の声がこだまするのは珍しい。十四日には岡田代表も横須賀入りする予定だ。

 熱気は有権者にも伝わっている。長年の小泉ファンという自営業、平田昭夫さん(43)は「郵政民営化に関して初志を貫くのは理解できるが、造反議員に対抗馬をぶつけるのはやり過ぎではないか。小泉首相の進めた改革に成果はあったのか。九月十一日まで考えたい」と語る。

 小泉首相は前々回の平成十二年に約十五万七千票、前回の十五年には約十七万四千票の大量得票で当選。得票率はそれぞれ69%、74%と圧勝で、対抗となるべき民主党の候補者は足元にも及ばない状態だった。だが今回、民主党県連代表の田中慶秋前衆院議員は「神奈川11区は全国の最重点区」と力を入れる。

 同党県連執行部は党本部に大物議員の応援などを要請、総力戦態勢を敷く構えだ。斎藤議員の出身である自治労傘下の同市職労は「連合三万票を基礎に、いかに保守陣営に支持を広げていくことができるかが勝利の鍵」とそろばんをはじく。

 斎藤陣営が強気になる背景には、六月の横須賀市長選の経緯がある。

 小泉首相は地元の保守系議員の要望をくまず、他の候補を応援した。保守陣営に遺恨が残り、親子二代にわたって小泉首相の選挙対策本部長を務めた竹内英明県議は「小泉に対する気持ちはもう冷めた」と表明したほど。柱を失った影響は大きく、今回の総選挙の小泉陣営の選対組織の立ち上がりは比較的遅い。

 同市長選では小泉事務所が全面的に推した候補が対立候補に約六千票差まで迫られ、影響力の低下がささやかれた。本腰を入れた民主党とほころびを見せ始めた王国。同市の自民党市議からは「首相の影響力保持のためにも、それなりの数字は堅持したい」との弱気な発言も飛び出す。

 その首相が横須賀入りする予定はない。

 こりゃあ、急遽、季刊『真相の深層』別冊を編集・発行せにゃあならぬのかな。

 ああ、忙しい。

 季刊『真相の深層』の注文は、以下で簡単にできる。
(2018.5.21追記:バックナンバーの注文は ⇒ こちら へ)

http://www.jca.apc.org/~altmedka/shoten-sinsou-0410.html
憎まれ愚痴総合案内/木村書店
季刊『真相の深層』
0410-秋第3号の内容紹介
2004年10月1日発行
木村愛二責任編集 四六版124頁 2004年4月1日創刊 木村書店発行
年4回発行・1冊 850円

購読方法のご案内(2005.1版)
2004年3月創刊号発行、定価850円
2008年までの5年間20冊を一応の区切りとしています。
● 創刊時1年予約4冊3,000円(@750円)
  (→創刊時予約された方は継続4年16冊9,000円)(総計@600円)
  創刊時5年予約20冊12,000円(@600円)
 (2005年以降新規申込で創刊号より5年分購読の場合も12,000円)
● 2005年以降新規申込
  (1)1年分4冊3,000円(@750円)
  (2)4年分16冊10,400円(@650円)
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2009年21号以降に関しては、発行準備が整った段階で改めてご案内いたします。

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 以上。


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