イラク戦争と自衛隊派兵に反対してーー
−−第10回目を迎えた 「ピース・ライブ・イン・こうち」のライブ、
日常的な街頭での取り組み−−

 イラク戦争と自衛隊派兵に反対して高知で粘り強く活動を続けておられる「ピースライブインこうち」の皆さんの最近の取り組みと、小泉首相宛のメッセージを紹介します。イラク攻撃1周年の3月20日には、第10回目のライブを行ったそうです。街頭でのピースアクションは毎週続けられ、メッセージ等を写真に撮って、ブッシュ大統領と小泉首相に送っているとのこと。メッセージは16回目になるそうです。(2004年5月18日)

  
3月20日イラク攻撃1周年 第10回「ピースライブインこうち」のライブ風景


3月20日 高知県中央行動と共同でのピースウォーク

  
毎週行っている街頭でのピースアクション(4/11、4/16)

小泉純一郎内閣総理大臣

  私たちはイラクからの自衛隊撤退を強く要求します。
  日本政府が米国の無法な戦争と軍事占領に加担しないよう求めます。


 私たちは無法な米英のイラク戦争に反対し、昨年3月攻撃が始まって以来、即時中止を求めて高知市の街頭で市民に平和のためのメッセージを書いてもらっています。又、昨年11月からは、日本政府がイラクに自衛隊を派遣することについて市民の声を聞くアンケートを行ってきました。
 ここにお送りするのは2004年2月29日から4月11日までのメッセージとアンケートの結果を写真におさめたものです。
 現在イラクではアメリカの無法な占領統治に反発する民衆の抵抗が続いていますが、米軍はそれを武力で抑えようとし、ファルージャやナジャフでは民衆の大量虐殺を行っています。
 自衛隊は物資、兵士の輸送など米軍を支援する活動を行っています。このままでは自衛隊に対する攻撃と自衛隊によるイラク人への攻撃という事態が起こることを私たちは憂慮しています。
 メッセージやアンケートでも非常に多くの人が、アメリカのイラク攻撃に反対し、日本政府の自衛隊イラク派兵に反対し、イラク復興支援は国連の枠組みで行うべきだと答えています。
 イラクへの自衛隊派兵は国際法上、憲法上不法なことであり、即刻自衛隊を撤退させるべきです。日本政府は平和憲法に基づいて国際平和のために努力すべきであり、米英軍がイラク民衆の弾圧をやめ、イラクから速やかに撤退するよう申し入れること、復興支援は国連の枠組みの下、文民、NGOがおこなうよう要求します。
2004年4月30日 
 高知平和を願う市民有志, 
 ピースライブインこうち  
 Flowers of Peace in Kochi
 (高知市升形9−11平和資料館草の家気付)

ジョージ・W・ブッシュ大統領

 私たちは米軍のイラク攻撃即時停止、特にファルージャ、ナジャフなどでの民間人大量虐殺をすぐやめるよう強く求めます。
 米国は撤退し、犠牲者への賠償をすること、イラクのウラニウム汚染の調査をし、すぐに被害者の救済をするよう求めます。


 私たちは国際法を無視した米英の無法なイラク戦争に反対し、昨年3月攻撃が始まって以来即時中止を求めて、高知市の街頭で市民に平和のためのメッセージを書いてもらっています。又昨年11月からは「イラク戦争」についてのアンケートも行っています。
 ここにお送りするのは2004年2月29日から4月11日までのメッセージとアンケートを写真におさめたものです。非常に多くの人々がイラク戦争に反対し、劣化ウラン弾使用による放射能被害に強く抗議し、米軍のイラクからの撤退を求めています。
 武力行使の根拠となったイラクの「大量破壊兵器保有による国際社会への脅威」は虚偽であったことが明らかになっています。
 米軍の不法占領がイラクの人々の反発を引き起こしているにもかかわらず、米軍はかえって一般民衆を武力弾圧しています。私たちは特に、ファルージャ、ナジャフなどの民衆虐殺を直ちにやめるよう要求します。いわゆる「反米勢力掃討作戦」を即時中止し、イラクの占領をやめ、即刻撤退すること、そしてイラクの民間人犠牲者への賠償を行うよう強く求めます。
2004年4月30日
  高知平和を願う市民有志  
  ピースライブインこうち 
  Flowers of peace in Kochi
  (高知市升形9−11平和資料館草の家気付)