2.6 サイバー局新設と警察法改悪に反対する市民集会(ライブ配信あります)

2.6 サイバー局新設と警察法改悪に反対する市民集会(ライブ配信あります)

ちらし(PDF)

警察庁は新たに「サイバー局」を設置する大幅な組織改革を打ち出しています。サイバー局の新設に伴って、これまで都道府県が担っていた犯罪捜査に対して、国(警察庁)が自ら捜査権限をもつサイバー犯罪対応の専門部隊も新設されます。こうした組織再編は、国内のサイバー犯罪対策だけでなく、海外の捜査機関との連携の強化も意図してのことといわれています。

すでに2022年度の概算要求で、必要な組織再編や人員などが計上されています。国直轄の捜査機関や局の新設などは、警察法の「改正」が必要となる重要な問題であり、関連する法案などが通常国会に上程されることになります。

私たちは、警察庁が国直轄の捜査機関を新設することには絶対反対です。インターネットをはじめとする「サイバー」空間は、集会、結社、言論など表現の自由の空間であり、また通信の秘密は憲法で保障された私たちの基本的人権の一部です。「サイバー局」は基本的人権によって保障されたコミュニケーションの権利を掘り崩すことになります。私たちは、捜査機関による私たちのコミュニケーションへの監視・介入を許す警察法の改悪には絶対反対です。

警察法の改悪とサイバー局の新設は、この間政権が強引に推し進めてきたデジタル監視社会化の一環です。デジタル庁やサイバー関連の法・制度改悪、マイナンバーのなしくずし的な利用拡大、自治体レベルでの強引な「デジタル」化、子どもをターゲットにしたデジタル管理教育、自衛隊のサイバー戦争関連部隊の増強など、改憲とも連動した動きであることを見逃すわけにはいきません。本集会では、これらがもたらす新たな監視社会体制について、様々な角度から、問題点を探り、サイバー局新設と警察法改悪反対のアクションの第一歩にしたいと考えています。

開催日時 日時 2022年2月6日(日) 14時から(13時30分開場)

場所 文京シビックセンター 4階シルバーホール

アクセス 地下鉄 丸の内線・後楽園駅/三田線・春日駅 (地図)

オンライン配信も予定しています。

会場に来られる場合は、新型コロナ感染予防のため、マスクの着用をお願いします。

────発言者 ────

サイバー局新設で市民社会の何が変わる? 中森圭子(盗聴法に反対する市民連絡会)

デジタル改革と運転免許証・マイナンバーカード一体化 原田富弘(共通番号いらないネット)

「自衛隊サイバー防衛隊」は何をやろうとしているのか 木元茂夫(すべての基地に「No!」を・ファイト神奈川)

警察の治安弾圧 安藤裕子(破防法・組対法に反対する共同行動)

スーパーシティ/スマートシティで進む監視と管理 内田聖子(NPO法人アジア太平洋資料センター〈PARC〉共同代表)

ほか

配布資料

参加費:500円

オンライン参加の方は以下の振込口座に参加費を振り込んでください。集会終了後一週間ぐらいを目安に振り込んでもらえると助かります。

振込口座番号 00120-1-90490 加入者名 盗聴法に反対する市民連絡会 通信欄に「2.6集会参加費」と明記してください

オンライン配信(上の埋め込み動画画面でごらんになれます。下記のvimeoのサイトでアクセスしていただくこともできます)

https://vimeo.com/663825860

集会サイト(告知、配布資料など) https://www.jca.apc.org/shiminren/?page_id=472

主催:2・6集会実行委員会 連絡先 盗聴法に反対する市民連絡会 hantocho-shiminren@tuta.io JCA-NET 070-5553-5495(小倉)

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