11・13「顔を盗むな…」新宿行動報告

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11月13日(土)、JR東日本による顔認証監視カメラ設置に抗議して、顔を盗むな!顔を返せ!反監視カメラ新宿アクションを実施しました。

顔データのような生体認証のデータは、私たちにとって究極の個人情報です。データ化されて様々なデータベースと連携されることによって、たとえ私たちが「匿名」のつもりで駅を利用していても、私が何者なのかを把握し、更に、その行動を追跡することも不可能ではありません。しかも、こうしたデータがSUICAと連携したり、政府が普及にやっきになっているマイナンバーカードなどの仕組みと連携すると、ますます私たちのプライバシーの権利をはじめとする基本的人権そのものが成り立たなくなります。

新宿駅の監視カメラの状況を改めて確認しました。その設置台数は膨大な数にのぼると思われます。同じ場所に何台ものカメラがひしめくようにして私たちの行動を監視しています。カメラの死角になるような場所はほぼないといっていいでしょう。しかも、表示が義務づけられているはずの監視カメラ作動中の表示は、カメラ本体に小さく表示されるか、あるいは表示がないものもあります。監視カメラ、防犯カメラが「当たり前」の日常になっているとはいえ、この数は異常としか言いようがありません。

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