子どもに関する事件【事例】



注 :
被害者の氏名は、一人ひとりの墓碑銘を私たちの心に深く刻むために、書籍等に掲載された氏名をそのまま使用させていただいています。ただし、加害者や担当教師名等については、個人に問題を帰すよりも、社会全体の問題として捉えるべきではないかと考え、匿名にしてあります。
S.TAKEDA
001011 いじめ自殺 2003.3.9 2004.9.26更新
2000/10/11 福岡県北九州市小倉南区の中学校の男子生徒Aくん(中3・15)が、恐喝を苦に自宅で自殺。同区内の会社員(19)、専門学校生(19)、アルバイト店員(15)、無職少年(15)を含む9人(15-19)を暴行や恐喝容疑で逮捕。
遺書・他 「僕はもう疲れました」などとノートに遺書を残していた。
経 緯 2000/9/4 午後6時半頃、4人の少年は、小倉南区の路上にAくんと友人の無職少年(16)を呼び出した。知人のバイクを盗み壊したとして、「15万円払うか、警察に言うかのどっちがいいか選べ」などと言って、2人に修理費などの名目で「1カ月以内に15万円払います」との誓約書を書かせた。

9/20-10/7 少年らは2人から、3回にわたって計14万5千円を脅し取った。

10/7 未明、少年らは同区内の駐車場で、Aくんを含む中学生5人を殴ったり、顔を蹴ったりしていた。

10/10 バイク修理代名目の2万5000円の支払い期限だった。
いじめの主な内容 恐喝や暴行。
Aくんの足にはやけどのあとがあった。
加害者 暴行や恐喝容疑で、少年ら9人(15-19)を逮捕。
10/7の暴行について、加害者の3人は「(5人のうち1人を)前日、カラオケに誘ったが、断られたので腹が立った」などと供述。
裁 判 Aくんの両親が、加害少年ら9人と保護者を相手に、慰謝料など計約9352万円の損害賠償を求めて提訴。
参考資料 2000/11/1、11/24読売新聞・夕刊、2001/12/11新聞ほか



ページの先頭にもどる | 子どもに関する事件 1 にもどる | 子どもに関する事件 2 にもどる

Copyright (C) 2000 S.TAKEDA All rights reserved.