子どもたちは二度殺される【事例】



注 :
被害者の氏名は、一人ひとりの墓碑銘を私たちの心に深く刻むために、書籍等に掲載された氏名をそのまま使用させていただいています。ただし、加害者や担当教師名等については、個人に問題を帰すよりも、社会全体の、あるいは学校、教師全体の問題として捉えるべきではないかと考え、匿名にしてあります。
また、学校名については類似事件と区別するためと、隠蔽をはかるよりも、学校も、地域も、事実を事実として重く受けとめて、二度と同じ悲劇を繰り返さないで欲しいという願いを込めて、そのまま使用しています。
S.TAKEDA
891109 いじめ自殺 2000.9.10.
1989/11/9 千葉県富津市で、男子生徒(中1)が自宅で首吊り自殺。
遺書・ほか 「今の生活にはもう耐えられない」とノートに鉛筆で書いていた。
経 緯 遺体には何カ所ものアザがあった。
他の生徒の父親や生徒らからは「(剣道部とともに練習を行っている)格技部の2年生に、日頃から殴る蹴るの暴行を受けていた」「使い走りをさせられていたが、持ち合わせのお金がなく、放課後に『お金を貸して』と頼んでいるのを何度も見かけた」「汚い水を飲まないうちは家に返さないと言われ泣いていた」などの目撃証言があがっている。
学校・ほかの対応 学校側は生徒のアザを「剣道部の練習によるもの」と強調。
参考資料 いじめ・自殺・遺書 「ぼくたちは、生きたかった!」/子どものしあわせ編集部・編/1995年2月草土文化



ページの先頭にもどる | 子どもに関する事件 1 にもどる | 子どもに関する事件 2 にもどる

Copyright (C) 2000 S.TAKEDA All rights reserved.