子どもに関する事件【事例】



注 :
被害者の氏名は、一人ひとりの墓碑銘を私たちの心に深く刻むために、書籍等に掲載された氏名をそのまま使用させていただいています。ただし、加害者や担当教師名等については、個人に問題を帰すよりも、社会全体の、あるいは学校、教師全体の問題として捉えるべきではないかと考え、匿名にしてあります。
また、学校名については類似事件と区別するためと、隠蔽をはかるよりも、学校も、地域も、事実を事実として重く受けとめて、二度と同じ悲劇を繰り返さないで欲しいという願いを込めて、そのまま使用しています。
S.TAKEDA
791115 いじめ殺人 2001.12.7新規  
1979/11/15 京都市の市立修学院中学校の男子生徒(高3・15)2人が、トランプ賭博の借金を工面できなかった同級生(高3・14)にプロレスごっこを強要し、窒息死させた。
経 緯 3年の1学期から、3人はAの家に集まって、1回50円から100円の掛け金で、トランプ賭博を行っていた。
グループの中で、被害者のYくんは金を巻き上げられてばかりいて、借金ができていた。
当日も、AとBに、「借金7000円を払えないなら」とプロレスごっこを強要され、逆エビ固めで押さえつけられた約8分後に窒息死した。
親の対応 仲間から呼びだされては急いで出かける息子の様子を不審に思った父親が問いただした結果、Yくんは博打の借金があることを打ち明けた。
父親はYくんに、「自分の蒔いた種は自分で刈れ」「月賦にしてもらい、自分の小遣いで返せ」と諭し、Yくんは頷いていた。
11/15「オイチョカブで負けた。1万円貸してほしい」と父親に頼み込んでいた。
参考資料 別冊宝島410「殺人百貨店」/1998.11.2宝島社発行



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