賛同人・団体からのメッセージ


G7広島サミットはいらない
世界の「再編・支配」強化を狙うG7

5月19日から3日間、広島市でG7広島サミットが開催される。すでに4月15・16日には札幌市で「気候・エネルギー・環境大臣会合」が、16・17日には長野市で外務大臣会合が開催されており、他の大臣会合も全国各地で次々と開催されている。

G7の価値観の強制・支配

 G7とは、「自由、民主主義、人権」などの基本的価値を共有する
主要7カ国の首脳会談だというが、一体何に基づき、何をしようとする「会談」なのであろうか。
 日本の外務省は「基本的価値を共有するG7首脳のリーダーシップにより、G7は国際社会の重要な課題に効果的に対応してきています」と説明する。
 自国の憲法や在日・在留外国人労働者の人権を軽視する国が、自由、民主主義、人権などの基本的価値の共有を語っているのであるから噴飯ものでしかない。
 日本の人権軽視は、悪名高い入管法や在日・在留外国人の置かれている実態が示しているとおりだ。

被爆地・広島の政治利用

「G7広島サミットを問う市民のつどい実行委員会」は、「私たちは、主要な核保有国が核武装への反省も軍縮の意志もないまま、広島に集まることに強い危機感を感じています」「G7は国際法上何の正当性ももたない集まりです。G7はこれまでも世界各地で戦争や紛争の原因をつくりつづけ、グローバルな貧困や環境破壊に加担してきました。私たちは、こうした会合に、一切の決定を委ねるつもりはありません」と強く批判する。

国連総会よりG7を優先

 まさにその通りなのだ。
 主要7カ国が共有するいう「価値観」による世界支配であり、そのための「国際秩序」なのである。毎年開催されるG7は、彼らによる支配の再編・強化の場に過ぎないのだ。国連の持つ多様な価値観よりG7の意志や価値観を優先するのである。
 広島でのG7サミットの狙いは、核武装している自分たちは別格とし他の国の核兵器保持は認めないことにある。被爆地広島を利用して核保有の恒常化を画しているのである。
 主要7カ国が狙う覇権の確立・維持を徹底批判していこう。 北海道函館 池田晴男


核兵器を使ったアメリカ合衆国の大統領は、ヒロシマ長崎で謝罪せよ。核保有国は広島に来るな。岸田はヒロシマを汚すな。利用するな。川上直子


岸田首相と日本政府は、本気で戦争開始への準備を進めようとしている。G7の「議長国」の立場を使って、岸田首相は」実現しようとしてるのは、自身の首相としての再選。それと引き換えに、戦争への道を掃き清める先陣を切ろうとしているのではないか。 絶対に許せることではない。 井前弘幸)子どもに「教育への権利」を!大阪教育研究会)


It makes absolutely no sense to keep on destroying our planet. Less is more. Matthias


原爆投下によって人類史上最大の殺戮を実行したアメリカから反省と謝罪の言葉を聞きたい。唯一の被爆国であることを政治利用し、放射性物質の人類及び地球上の全ての生物に対する害毒を認めようとせず、核兵器廃絶の声も上げられないばかりか、チェルノブィリ、フクシマから原発の危険性について何の教訓も得られない日本政府に抗議する。未曾有の汚染地域を作り出した東電フクシマ原発事故による汚染地域の避難指示を解除して、見せかけの復興を演出する行政のやり方を深く憂慮する。西里扶甬子(ジャーナリスト)


全面的に賛同いたします。G7はすでに世界の中心ではありません。力によってそこに居座りつづけようとする無理が世界を分断・混乱させています。分断の元凶=G7に終わりを!五十嵐 守(京都市民)


知らなかったと通り過ごすこと、それが戦争協力だったとしたら許せないはず。藤井郁子(総がかり行動阿武萩実行員会共同代表)


わが身に利することしかせず国民に犠牲を強いているG7のメンバーの集まりなど信用できない。必要ない。富里三井子


ロシアによるウクライナへの侵攻が続き、核兵器使用の危機がある今こそ、広島に集うG7各国代表が、原爆ドームや資料館から核兵器の恐ろしさを学び、核廃絶に向けて足を踏み出すことを期待しています。小池由美子(大東文化大学)


日本の首相が議長として広島でG7会議をやるのであれば、核兵器禁止条約への参加を高らかに宣言してから会議に臨み、各参加国の代表に同様の決意と行動を促す、というのが「唯一の戦争被爆国・日本国民」の素朴な要望です。そして、それは同時に、日本が起こしたアジア太平洋戦争の加害を認め、幾多の被害者に対して誠実に謝罪する行為を伴わなければなりません。小原悦子


G7サミットも朝鮮半島に戦争危機をもたらす一連の危険な動きと考えます。尹 康彦(在日韓国民主統一連合広島本部代表委員)


平和を希求する私たちには軍事同盟は要らない!(田場祥子)


戦争への道を協議するG7広島サミット開催に反対します。(木村幸雄)


地球環境汚染・貧富の拡大、軍事力増強による紛争解決、核兵器容認のG7を容認できません。 城山大賢(浄土真宗本願寺派僧侶)


私たち山口被爆二世の会は、G7サミットに反対します!核保有国を始めとする大国が被爆地広島に集い、核抑止力にもとづく軍事同盟を強化することで、世界支配を強めようとしています。その上、岸田政権は安保関連三文書の改定を閣議決定して反撃能力を確保することで、ミサイル配備をも画策しようとしています。このミサイルに核兵器を搭載するのではないかと危惧します。私たちは、絶対に許すことができません。米国は広島・長崎への原爆使用を未だ肯定しています。その米国のバイデン大統領が、被爆地に足を踏み入れるなど、決して許してはなりません。米軍は広島・長崎の街を丸ごと破壊し、住民を大量虐殺するために原爆を投下しました。私たちは訴えます。バイデン大統領は、被爆者・二世・三世に謝罪し、賠償しろ!米国は、核兵器の全てを廃棄しろ! 私たちは核被害者として、G7サミットに反対し、日米両政府の戦争策動を絶対に許しません。 山口被爆二世の会


わたくしたちは国籍を問わない(当面、メキシコ人、スペイン人、サポテコ人、パナマ人、日本人の)集団です。現在、世界を戦争や軍拡で脅かしているG7の軍事色あふれる広島での会合に、世界人民の共存への更なる脅威を見ております。Centro de Documentación Historia Regional


「G7広島サミット」は、自分たち(G7)の価値観で世界を支配・制覇しようとする集まりに他なりません。民衆の国際的な連帯・交流こそが平和と人権、地球環境を守ることに通じます。皆さんの取り組みに敬意を表します。人民の力北海道協議会


提案にある「日本は今や、歴史的に極めて重大な分岐点に立たされている」という切羽詰まった認識が、この国で何故広く共有されないのか、切歯扼腕しています。まったく非力な個人ながら賛同いたします。堀川信一


G7広島サミットとは「民主主義を殺すボス交の仕組み」と、はその通りです。現在の世界核戦争情勢下でのG7広島サミットを開催しようとする狙いは、「戦争で核兵器を使用」という米国が犯した最大の人類に対する犯罪の場・広島で「平和」を謳い、「平和のための」核使用を正当化することに他なりません。戦争こそが一番の人権蹂躙・人権抑圧の場であり、最大の搾取の場です。私たちが戦争を終わらせ生きるためには、戦争屋を叩きのめすための国際連帯こそが必要です。核戦争を許さないために、広島は世界の仲間とつながる場であり、戦争屋に被爆地ヒロシマを利用させて「平和のために」とサミットをやらせる場所ではありません。G7広島サミットは戦争会議です。また、被爆地ヒロシマで開催することで、核兵器廃絶を願う市民の分断を作り出す動きを許してはなりません。 丸山善弘(元団体職員)


香川もサミットに合わせて開かれる大臣会合の情報通信大臣会合の会場になっています。 2016年に行われたG7サミットの時にも香川で情報通信大臣会合が行われました。この時には私たちのわずか10数人のデモ行進に対して、50名以上の機動隊で取り囲み、周りから全く見えない状態にされました。たかが一大臣会合でこの状況ですから、広島は大変だと思います。 私たちも連帯していきたいと思います。 名出真一(辺野古に基地をつくらせない香川の会事務局)


八つの要求全てを強く支持します。特にー重要な国際問題についてはG7という寡占体制ではなく国連で議論すべきこと、ウクライナ戦争に関してはロシア、NATOの双方に責任があること、G7諸国はロシア、中国、朝鮮に対する封じ込め政策を放棄し、外交による紛争解決に努力すべきことーこれらは全て正しい原則であり、我々人類が追求すべき目標であると考えます。それゆえ私は「G7広島サミットを問う市民のつどい」の呼び掛けに賛同致します。 東 和穂


ロシアによるウクライナへの武力侵攻が始まってから、軍備拡大による「抑止力」の議論が大手をふって罷り通っています。 「護憲派」と自称する人の中でさえ「攻められたらどうする?備えなければいけない、9条では守れないのでは」と動揺する人が現れてきています。 しかし、実際にはロシアによるウクライナへの武力侵攻は軍事同盟や軍備増強による「抑止力」は戦争を抑止しない、むしろ戦争を引き起こす、ということをリアルに示しています。 「台湾有事」に備えて軍備を大を拡大し、日米一体となって中国と戦争する?…正気の沙汰ではありません。 「沖縄が戦場になる」のはもちろんですが、仮に、直接的な軍事攻撃を受けないとしても、経済の破綻、自由の剥奪を含め、日本全体が「戦争による苦境」にさらされます。 「戦争放棄、戦力不保持」。これ以外の「現実的」な選択肢はありません。「絶対に戦争しない、戦争させない」 この決意をより一層固め、市民同士が連帯しては手をとりあっていきましょう。 近藤ゆり子(「9条の会・おおがき」世話人)


2016年5月核のボタンを携え広島にやってきた米大統領オバマが日本国首相安倍晋三と一緒に広島平和公園にやってきて「空から死神が下りてきた』と言い放った。原爆投下責任を居直り米国主導の「核脅威政策を世界にまき散らす」宣言。すでにその前年」プラハ演説で「核廃絶に向かう」かのように言いながら「私の生きている間は無理でしょう」という妄言。G7広島開催は、この ような恫喝で被曝者を侮辱し踏みつけ、返す刀で「ならず者国家」と名指しているロシア、中国、朝鮮民主主義人民共和国への戦争挑発である「アジア版NATO]宣言に他ならない。G7広島開催許すな! 三角 忠(編集工房朔)