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特定非営利活動法人
日本下水文化研究会
Japan Association of Drainage and Environment
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多摩源流祭




2005 多摩源流まつりに参加して

 5月4日(水)、第19回多摩源流祭りが山梨県小菅村で開かれました。下水文化研究会も恒例によりこれに参加しましたが、今年の参加者は藤森さんの知人・友人の輪が広がり、26名が集まりました。年齢構成は出雲市から参加した松島きわさん(83歳)から未就学の児童まで多彩な顔ぶれでした。広場に繰り広げられた祭典イベントを見学し、地元特産のソバ、こんにゃく、ヤマメの塩焼き、大鍋などに舌鼓を打った後、日没後は天高く燃え上がる「お松焚き」の火柱と山会いにこだます大きな打ち上げ花火を堪能しました。儀式には山伏役が上下流から5人づっ選ばれますが、昨年は下流側からわがグループの前田守仁さんが指名され山伏装束に身をやつし、口上を述べ、立派に大役を果たされたと報告がありました。
 その晩は定宿になっている山水館(やまみずかん)に泊まりました。宴会に引き続き、余興で盛り上がりました。山水館の船木公二さんは元東京都水道局長の船木喜九郎さんの親戚です。そういわれてみれば隣近所は殆どが船木姓でした。
 翌5月5日(木)は東京の水源である多摩川源流の笠取山の水干(みずひ)に登りました。参加者の大部分は笠取小屋(標高1776m)までの片道約2時間の行程で往復し、健脚の有志数名(ここでも前田さん、半田さんがリーダー)は水干までさらに足を伸ばし、水源の貴重な水を汲んで帰りました。多摩川は水干から河口まで延長136kmです。好天に恵まれたゴールデンウイークの2日間、水道を巡る上下流の人々の交流の輪が広がり、相互理解は一層深まりました。

(本会評議員 斎藤博康さん)




 先日は、「多摩川源流祭」と言う伝統ある研究会の催しに加えていただきたいへんお世話になりました。初参加でありながら、私どもは年寄りを含め総勢4人、さぞかしご迷惑だったと思いますが、リーダーの藤森様はじめ皆様の温かいお心遣いで、83歳の母も東京の水源の緑を満喫し、このほど元気に出雲へ帰郷することができました。本当にありがとうございました。

(三鷹市・松島義孝さん)

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