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特定非営利活動法人
日本下水文化研究会
Japan Association of Drainage and Environment
日本下水文化研究会は新しい人と水との関係を考えていきます。
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平成6年度活動実績


第1回運営委員会
(日時)1994年5月18日午後6時40分開講 午後9時30分閉講
(出席者)木下、栗田、酒井、佐野、妹崎、谷口、照井 各委員(アイウエオ順、以下同様)(陪席者)松田、西山(小平市上下水道部)
(議事)
〔報告事項〕
(1)小菅村源流祭について 会員の藤森氏の企画により、5月3〜4日、多摩川源流散策と小菅村源流祭に藤森、稲場、木下、谷口の4名が参加。木下委員からその内容が報告された。なお、本企画の参加者(会員外)から当会宛に寄付をいただいたので、稲場代表から礼状を発送した。
(2)本年度会計状況について 別紙−1により、栗田委員から会計状況が報告された。
〔協議事項〕
(1)定例研究会の実施について 第1回(6月4日)、第2回(7月2日)とも原案どおり承認した。第3回について題、小林三樹助教授(北大工学部)を候補者として折衝する。担当は谷口委員。
(2)第3回バルトン忌について 8月5日(金)午後2時、別紙12を基に開催する。担当は木下委員。講師の堀勇良民及び平岡武夫氏にはそれぞれ照井委員、木下委員が折衝に当たる。
(3)第3回下水文化研究発表会について 小平市上下水道部、松田部長及び西山主査を交えて、以下のことを決定した。
 ・日程は小平市下水道記念館のオープンと連動させて1995年10月下旬とする。
 ・小平市下水道記念館の見学をプログラムの中に組み込み、会場は小平市文化会館とする。
 ・本会場は小平市は研究発表会の後援あるいは共催をする。このことにより会場の使用料は無料となる。
 ・発表会参加者の文化会館→記念館の移動手段については市がバスの借り上げを検討する。
 ・詳細は研究発表会実行委員会で煮詰める。委員会の構成は木下、北川、妹崎、照井の各委員とする。
(4)小平市下水道記念館への出展について 稲場代表から右記記念館企画コーナーへ当会として、江戸の下水道とバルトン関係の資料を中心に出展してはどうかとの提案がなされた。小平市の意向を聞き当面以下のとおり整理した。
 ・小平市は本会からの出展については全面的に同意する。
 ・市の希望は江戸の下水道を是非展示してもらいたい。展示期間は相当長期になると考えている。
 ・市は展示内容も含めて下水道事業団に委託している。事業団は9月にコンサルタントに外注する予定。当会でも企画案をそれまでに策定してもらいたい。テーマは「江戸時代〜明治時代の下水道」
 ・出展は特別展示室を中心とし、スペースは約100がである。
 ・予算や作業の進め方等について、市は下水道事業団に委託しているので、松田部長及び谷口委員が事業団と早急に打合せのうえ調整する。
 ・記念館グッズについては市でも研究する。
 ・運営委員会は別紙−3により、下水道記念館特別展示実行委員会を設置して当面の作業を行う。委員会の構成は稲場、栗田、酒井、照井、谷口の各委員とする。次回実行委員会までに別紙3の5を参考に各自企画案をもちよる。
(5)「下水文化研究第6号」発行状況 別紙−4に提示した未到着原稿は5月中に届くよう努力する。委員は各担当「講演者の紹介」及び「あとがき」の原稿を送付のこと。(栗田委員の自宅宛)
(6)下水文化叢書第2号発行報告 会員への発送は完了。大学関係には寄贈する。会員外販売価格は1,100円とする。
(7)第1回評議員会の開催について 本年度第1回評議員会をバルトン忌の前の時間を利用して開催する。8月6日(金)12時〜90分程度、議案は別紙−5に記載の事項とする。
(8)その他
 ・「雨水利用東京国際会議」への寄付を同会議事務局からの依頼文にもとづいて近々に振り込むこととした。
 ・本年度会費納入通知は7月上旬に、バルトン忌の案内に併せて送付する。
 ・本日から新運営委員の酒井彰氏が参加した。また、応援として、佐野廣一氏(日本上下水道設計)が参加して下さることになった。
 ・次回の運営委員会及び展示実行委員会の日程は稲場代表と調整して決定する。

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第2回運営委員会
(日時)1994年7月19日午後6時30分閑議  午後8時40分閣議
(出席者)木下、栗田、酒井、佐野、妹崎、谷口、照井 各委員
(議事)
〔協議事項〕
(1)第3回バルトン忌について
 ・日程 1994年8月5日(金)午後2時 本郷学士会館
 ・講師 堀 勇長氏 (横浜市開港記念館研究員)「バルトンと横浜」  平岡武夫氏 (写真家)「バルトンと写真」   稲場紀久雄教授「バルトン〜鳥海たへ子さんの遺稿から」 平岡氏は病気療養中につき、回復しない場合は取り止めもあり得る。案内状は7月23日頃までに発送する。青山霊園に持参する水は小菅村から源流水を寄贈された。また、当日、講演会場にて下水文化叢書「霧の中から」を一部1,000円にて販売する。
(2)第1回評議員会の開催について 本年度第1回評議員会をバルトン忌に先立ち、午後12時から開催する。議案書は木下委員作成の議事次第により、各自分担を作成のうえ、木下委員に送付する。
(3)雨水利用国際会議への支援について バルトン忌の案内状に雨水利用国際会議への案内を同封する。稲場代表は「てるてる坊主の研究」を同会議で発表する。
(4)第3回下水文化研究発表会について
 ・日程 下水文化研究発表会平成7年10月5日(木) 下水文化を見る会平成7年10月6日(金) (参考)小平市下水道記念館の開館平成7年10月4日(水)
 ・会場 小平市文化会館(ルネこだいら) 今回は小平市下水道記念館の開館に合わせて実施すること、会場は市より無償提供を受けることなどから、小平市に後援団体になっていただく。以上を決定した。
(5)小平市下水道記念館出展について
 ・特別展示コーナーへの出展企画を市に提示し、コンサルタントと協議を進めてている。スペース(展示床面積約100が)の関係から、当初案を相当縮小せざるをえない。江戸時代の下水道及び明治時代に大きな貢献をした長与専斉、バルトン、後藤新平等を中心に近代下水道の幕開けに至るプロセスを時代背景に照らしながら紹介する。
 ・下水道記念館特別展示実行委員会に柳下重雄氏が委員として参加して下さることになった。
 ・7月19日、下水道記念館の建設、展示を小平市から受託している日本下水道事業団に市の要請により、市の松田部長と稲場代表が事業団東京支社に挨拶を行った。
 ・展示内容については引き続き市及びコンサルタントと詰めを行う。
(6)関西支部定例研究会について 第1回関西支部講演会が6月25日(土)約50名の参加のもとに行われた。  講師 大阪府環境保健部副理事 八木康男氏 演題 環境基本法と大阪府環境基本条例 −大阪府の今後の環境行政の展開−  場所 吹田市資源リサイクルセンター内 千里リサイクル・プラザ  関西支部では9月3日開催の「大坂市下水道フェスティバル」にパネル展示を中心としてイベント参加する。担当は稲場代表他。
(7)下水文化叢書の開放について 下水文化叢書はおよそ年1冊のペースで発行するが、大学の講義内容、講演録やその他出版が困難であるが内容が貴重な原稿に対して叢書を開放して出版することを決定した。原稿料は支払わないが、価値ある研究成果を世に出す意味は大きいと期待する。このことを「下水文化研究第6号」で公表し、受付を開始する。当会会長の斉藤博康氏が「英国上下水道通史」の翻訳をされているが、コストがかかるため出版に困難を来たしている。これは極めて内容のある本であるので、会として助成金の支出等で援助できないか検討することとした。次回の運営委員会に斉藤氏に出席願い、原本の紹介及び出版に至る状況等について説明していただくことにする。
(8)その他(次回日程等)  次回運営委員会は9月6日(火)午後6時30分開催。追 研究会に対する大きなご貢献に感謝んております。評議員会資料は、先日配布の分を同封のものと入れ替えて下さい。テープのダビングは当方でできそうです。

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第3回運営委員会
(日時)1994年9月6日午後6時50分開講 午後8時50分閉講
(出席者)稲場、木下、栗田、酒井、佐野、妹崎、谷口 各委員
(議事)
〔報告事項〕
(1)第3回バルトン忌について  1994年8月5日(金)午後2時〜本郷学士会館及び青山霊園で行われ、参加者は33名であった。なお、日本上下水道設計(株)の方々のご協力に感謝の意が表された。
(2)第1回評議員会の開催について木下委員から既に報告書が送付されており、了承された。
(3)関西支部の活動について 9月3日(土)、今池処理場にて行われた大阪府下水道フェスティバルに、関西支部が参加した。支部コーナーに約500名参集し、好評であった。なお、木下委員より、今回展示したパネルを富士市主催のイヴェントに利用したい旨提案され、了承された。
(4)「下水文化研究第6号」の発行について 「下水文化研究第6号」ができ上がり(1、000部)、会員及び大学、図書館等への発送を完了した旨、栗田委員より報告された。
〔協議事項〕
(1)定例研究会のあり方について (関西支部アンケート結果に基づいて)稲場委員提供による関西支部にて実施されたアンケート結果が、下水道にこだわることなく、幅広い活動を望んでいることから、今後の活動方向等について議論した。
(2)環境教育シンポジウムの開催について  議題(1)で議論された内容を踏まえて、さらに案を練り、次回に再協議することとした。
(3)新規会員の勧誘について  現在は会員の入会・退会が均衡しているが、ジリ貧傾向を避けるために新規会員を勧誘する。取りあえず運営委員は加入候補者をリストアップし、栗田委員に連絡する。賛助会員の勧誘はより積極的に行う。
(4)本会発行図書の在庫整理について  現在、木下委員が相当量の図書を預かっており、保管スペースに支障を来たしている。これを捌くために、業界紙等に広告を出すことを承認した。担当は栗田委員。
(5)「英国上下水道通史」の発行について  前回、ペンディングになっていた、上記通史発行への支援については、水道協会が朝日新聞社と折衝中であり、水道協会斉藤博康専務理事の都合も考慮して、次回の運営委負会にて説明を賜ることとした。
(6)その他  次回運営委員会は10月5日(水)午後6時30分開催。

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第4回運営委員会
(日時)1994年11月7日午後6時30分開講 午後8時50分閉講
(出席者)稲場、木下、栗田、酒井、佐野、妹崎、谷口 各委員、斉藤博康(特別参加)
(議事)
〔報告事項〕
(1)発行図書の広告掲載について  別紙のとおり中村、中西氏等の協力を得て、下水道新聞、水道産業新聞社、月刊下水道に広告掲載を行い、掲載料として15万円を支出した。
(2)新規会員の勧誘状況について  別紙勧誘状を用いて、各自会見の獲得を行う。申込み書類は個人会員と法人会員用に分けて作成した。
(3)関西支部の活動について  近々に運営委員会を開催し、来年2月18日に定例研究会を開催したい。「環境監査制度」について山田邦治氏をお招きする予定。(後記 阪神大震災のため延期)
〔協議事項〕
(1)「英国上下水道通史」の発行について  日本水道協会、斉藤博康氏(本会会員)より右記「英国上下水道通史」(WATER THE BOOK)の内容紹介及び発行状況について説明を受けた。発行についてはコスト面から難儀しているが、価値ある本なので斉藤氏にさらに発行に向けてご努力願い、進展状況により記念 講演会の開催等本会としての援助方法を検討する。
(2)環境教育シンポジウムの開催について平成7年3月17日(金)神田学士会館にて開催することを決定した。内容は別紙のとおり。
(3)第3回下水道博物館情報連絡会議について  右記交流会議が11月17日(木)〜18日(金)名古屋市にて開催される。当番市である名古屋市からアドヴァイザーの推薦を依頼されたので、乃村工芸社のアートディレクター堀田氏及び当会から谷口委員が参加する。なお、「下水文化研究第6号」及び援助金10万円を交流会議に支出する(当日持参)。
 (4)環境教材の編集について   原稿が大体揃ったので、編集に入る。挿絵は酒井委員を通じてイラストレーターと折衝する。リライトについては本会会員中村隆一氏に依頼すべく折衝する。粗編集後、運営委員で査読する。
(5)「下水文化研究第6号」 のテキスト利用について  11月25日水コン協が「河川環境と上下水道事業」の主題でシンポジウムを開催する。その時のテキストとして「下水文化研究第6号」70部を実費にて利用したいとの申し出があったので了承した。
(6)その他
 ・「第3回下水文化研究発表会」 の実施計画については次回の主要議題とする。
 ・次回運営委員会は1月18日(水)午後6時30分開催。

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第5回運営委員会
(日時)1995年1月18日午後6時40分開講 午後9時閉講
(出席者)木下、栗田、酒井、佐野、谷口 各委員
(議事)
〔報告事項〕
(1)小平市「ふれあい下水道館」への出展について  小平市への資料提供は栗田、柳下氏の骨折りにて順調に進捗している。また、当会出展については1月末までに原稿及び資料をコンサル(丹青社)に送付する。資料収集について各委員に協力方要請した。
(2)第3回「下水道博物館情報連絡会議」について  昨年11月17日名古屋市において開催され、谷口委員が参加した。当会からの支援金10万円を支出し、感謝された。次回は本年6月大阪市にて開催される。
(3)下水文化叢書第3号は現在準備中で、2月中に発行予定。
〔協議事項〕
(1)環境教育シンポジウムの開催について  別紙実施案とするが、小沢紀美子先生は現在病気入院中のため、演題は未定。未定状態が長引く場合は仮題を付し、案内状を発送する。案内状は600部印刷し、会員、首都圏自治体の下水道部とし、教育部門には下水道関係課を通じて配布するよう依頼する。環境教材のタイトルは「環境教材−くらしと水と下水道」とする。表紙のデザインは中村隆一氏に協力をあおぐ。教材の序文は稲場代表に依頼する。(稲場委員に連絡したところ、谷口委員が執筆するのかよいとの意見が表明された。)当日のガイドを業界紙にも依頼する。
(2)第3回下水道研究発表会の開催準備について  原則として別紙案にて行う。プログラムは午前中基調講演と小平市記念館見学、午後一般発表及び懇親会を行う。基調講演の人選は次回までに各自候補者をリストアップすること。来賓は小平市長、厚生省水道環境部長、建設省下水道部長に依頼する。会場費は小平市の好意により無料となったので、会場と記念館の往復バスのチャーターを検討する。詳細は次回委員会にて決定する。
 (3)評議員会の開催及び提出案件の分担について  別紙のとおり、3月17日のシンポジウムに併せて開催する。2月中に担当者は案件内容を佐野委員まで送付する。
(4)その他
 ・栗田委員より「下水文化研究第7号」の編集準備に入った旨報告された。
 ・次回日程は稲場代表と協議のうえ決定する。

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第6回運営委員会
(日時)1995年2月16日(木) 午後6時40分開講  午後9時閉講
(出席者)稲場、木下、栗田、酒井、佐野、妹崎、照井、谷口 各委員
(議事)
〔報告事項〕
(1)関西支部の活動について   2月18日に山田邦弘氏の講演会を予定していたが、阪神大震災により6月24日に延期することとした。
(2)小平市「下水道ふれあい館」への出展   準備状況について栗田、酒井、柳下、谷口の各委員が小平市と打ち合わせを継続しているが、骨格は大体固まってきた。2月末には展示資料を決定する。
(3)会費納入の督促について  栗田会計担当委員より、会費未納会員に納入督促を行う旨、報告された。
〔協議事項〕
(1)環境教育シンポジウムの開催について
 ・稲場代表から当日の問題提起の中で、今回の阪神大震災の状況を報告し、下水文化の視点からの対応が必要なことをアピールしたい旨発言があり、了承された。なお、このことを会員に知らせるため、別途はがきによる案内を出すこととした。担当は佐野委員。
 ・当日の司会は北川委員の都合が未定なため、妹崎委員にお願いした。
 ・環境教材は当日参加者に無料で配布する。
 ・講師が当日配布する資料があるか否か、各講師に確認する。担当は木下(上遠先生)、酒井(中田氏)、谷口(小沢先生)の各委員。コピー担当は谷口委員。
 ・当日の役割分担 司会 妹崎。受付け 照井、酒井、谷口。 録音 佐野。会計 栗田。
 ・教材はB5カラー刷り、2000部を印刷する。会場へは300部用意。
(2)第3回下水文化研究発表会について
 ・発表者の募集案内を3月末に会員および自治体に発送。過去2回の様子を簡単に紹介した資料を同封する。
 ・基調講演は明星大学間片教授にお願いすることとし、折衝する。
 ・発表原稿作成要領は栗田委員が作成する。
 ・「下水文化を見る会」は横浜方面を候補地として照井、酒井両委員がプラン検討。
(3)評議員会提出案件について ・現在、西堀代表評議員、船木、境、岡の各評議員が出席予定。
 ・提出資料は各委員が作成したものを確認した。
(4)「下水文化第7号」の発刊について  6月発行を目途に、5月中旬までにテープ起こしを行い、同月中に原稿整理を行う。
(5)その他
 ・環境計画山道省三アトリエの山道氏より、「多摩川流域総合研究所」設立発起人に当会から谷口委員に参加していただきたい旨呼び掛けがあった。多摩川流域に関する当会の活動実績が評価されたことからの呼び掛けであるので、発起人に名を連ねることを承認した。
 ・会員斉藤博康氏翻訳による「英国上下水道通氏」は水道産業新聞社から7月末までに出版されることが決定した。
 ・運営委員会閉会後、稲場代表から阪神大震災の視察から感じたことなどを伺った。

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