さまざまな取り組み紹介


2012年6月30日、勉強会「尊厳死問題を知ろう」

「尊厳死問題を知ろう」という講演会が人工呼吸器を付けた子の親の会 <バクバクの会>の 勉強会として開催されます。

――この企画は終了しました――
日時:2012年6月30日(土) 14:00〜16:00
場所:みのお市民活動センター 会議室
    箕面市坊島4-5-20
    http://www.shimink.jp/sub/kotu.html
講師:八木晃介さん(花園大学教授・社会学)

 現在、尊厳死法(「終末期の医療における患者の意思の尊重に関する法律案(仮称)」)を今国会に上程する動きがあります。適切な医療を受けても回復の可能性がなく、死期が間近と判断される状態を「終末期」と定義し、本人の「希望しない」という意思表示があれば、人工呼吸器の使用や人工栄養の補給などの治療をしなくても医師は責任を問われないとするものですが、現在すでに行われている治療の停止も含むという案も出されようとしています。
 人工呼吸器をつけた子どもたち(バクバクっ子)は、長期に渡って人工呼吸器や経管栄養を使いながら生活しています。バクバクっ子のほとんどは、当初、医師から生命予後不良との宣告を受けたものの、それらの予測を大きく覆して、それぞれの地域で様々な困難に直面しながらも、年齢に応じた当たり前の社会生活を送りたいと願い、道を切り拓いて来ました。その生き抜く彼らの姿から、生きても仕方のない命など一つもないことを私たちは教えられました。人の命は、専門家といえども簡単に推し量ることはできません。法制化により、高齢者や重度障害、難病をもつ人々の命が縮められたり、命が軽視されたりすることにつながって行くのではないでしょうか?

 尊厳死ってどういうこと? 終末期ってどういうこと?
 尊厳死を法制化するって、どういう意味があるの?

 バクバクの会では、どんな人もかけがえのない人間として最後まで生を尊重され、当たり前に暮らしていける社会をめざす活動の一環として、「尊厳死」や「尊厳死法制化」について今一度学び直そうと勉強会を企画しました。
 「尊厳死法制化」は、日本で生きるすべての人たちの「生きる」ということに関わることです。どなたでもご参加いただけます。より多くの方のご参加をお待ちしております。

参加費:無料

お問い合わせ: バクバクの会事務局
〒562-0013 大阪府箕面市坊島4-5-20 みのお市民活動センター内
TEL/FAX: 072-724-2007  E-Mail: bakuinfo@bakubaku.org


2012年5月4日、中之島祭りに参加しました

 いろいろなテントがにぎやかに店を出している歩行者天国の中で、11時から7月1日集会のビラまき、リーフレットまきをしました。
 先日郵送した会報を見てテントを訪ねて来てくださった人や、わざわざビラやリーフレットをとりにきてくれた人もいました。きれいなリーフレットだったので、受け取りもよかったです。
 ドナーバンクに登録している方でいろいろ問題があるのは知っています。とか、ソーシャルワーカーを目指す学生さんたちが、こんな問題があるのを知らなかった・・といって、話を真剣に聞いてくれたりもしました。
 薬害の厚労省交渉団の方も一緒に、まいてくださいました。テントでは、楽しくおしゃべりをしたり、お昼をみんなで食べて交流もしました。
 臓器移植ネットワークは、ティッシュペーパーに宣伝を書いたものを配布していましたが、こんなところにも税金が補助金として使われているんだなあと思いました。


「尊厳死」法制化問題・学習会(2012年4月27日)

人工呼吸器をつけた子の親の会(バクバクの会)等が
「尊厳死」法制化問題・学習会
〜障害者・患者が問いかけるもの〜
を4月27日東京参議院議員会館で開催
――この企画は終了しました――

学習会の案内とバクバクの会の声明、バクバクっ子「いのちの宣言」をあわせて添付しています。
「尊厳死」法制化問題・学習会案内文PDF版 ・ テキスト版
尊厳死法制化の動きに対する声明(バクバクの会)PDF版 ・ テキスト版
「バクバクっ子・いのちの宣言」文PDF版 ・ テキスト版

いのちの尊さを問う緊急市民集会(2011年7月16日)

――この企画は終了しました――
講演:内梨昌代さん
脳の機能を失った我が子を守り通した母親として

 内梨昌代さんは、2011年3月10日に衆議院会館で開かれた「市民と議員の勉強会」でもお話しされました。
 貴重な体験を今回は地元関西で語っていただきます。内梨さんの長女真帆さんは12歳の時悪性の脳腫瘍に罹患し、8年に渡る闘病生活を送りました。その間、娘、真帆さんは、20回もの手術を繰り返しながらも、恋にも大検にも前向きに取り組み力強く生き抜きました。壮絶な奇跡の8年間を内梨さんは高校の養護教諭としてのお仕事も続けながら、母親として真帆さんを見守り続けました。内梨さんは、徐々に機能が失われていく娘の姿から、"いのち"の尊さを教えられたと言われます。最後まで生き抜いた真帆さんの生と内梨さんのお話から、"生きること""いのち"についてぜひ考えていただきたいと思います。(著書:「真帆−あなたが娘でよかった−ウィンかもがわ」)
日時:7月16日(土)13:30〜   資料代:500円
場所:エルおおさか(府立労働センター)研修室2
 報告:共にいた看護師から・大野恵子さん
 時事報告:「救命」より「臓器」に目がいく臓器摘出について
  冠木克彦弁護士
案内文  PDF版

中之島祭りでビラ配り(2011年5月3日)

 5月3日、中之島祭りに参加しました。少し曇りがちでしたが川辺の緑は深まりつつあるなか、薬害訴訟のテントをお借りして、たくさんの方々とも交流しました。

 〜「脳死」は本当に人の死と言えるのでしょうか?〜のビラを配布しながら、ノン・ドナーカードを販売しました。ビラを見て、テント前にノン・ドナーカードを買いに来てくれた人や、ビラの内容を読みながら歩いていく人もいました。子どもたちはきれいなチラシがほしくて何人かやってきたりと、普段の活動とは少しちがった開放感に満ちた企画でした。ビラの内容を読んで、ひとりでも多くの方に、家族同意の「脳死」・臓器摘出をやめさせたいという意義が広がってくれたらと思います。
中之島祭の写真
中之島祭の様子中之島祭の写真

中之島祭の写真


脳死臓器移植について考える市民と議員の勉強会(第4回)

――この企画は終了しました――
2011年3月10日(木)12時〜14時
会場:衆議院第一議員会館・第4会議室

案内文  PDF版 ・ テキスト版