TKOPEACENEWS
 2面 NO.44/04.3.18発行


市民の平和連帯で戦争も差別もない世界を!
憲法理念の実現をめざす

第40回護憲大会
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・2004年1月16日〜18日 鹿児島市・市民文化ホール 

 小泉内閣の危険性と第40回大会の意義 (大会基調より)
 日本の小泉内閣は、アメリカの戦争政策に追随しつづけています。米英のイラク侵略戦争を世界に先駆けていち早く支持しました。そればかりか、機に乗じて「テロ」対策も盛り込んで有事関連3法、「人道支援」を口実としてイラク特別措置法を成立させました。そして、アメリカのイラク占領のための戦費調達となる資金援助をおこない、陸海空の自衛隊をイラクに派兵する基本計画を閣議決定しました。小泉首相は、自衛隊の海外派兵だけでなく、拉致問題や核開発問題などから「北朝鮮の脅威」を口実にしたミサイル防衛導入などの軍拡、内外の反対を無視して繰り返し強行する靖国神社参拝、教育基本法に「愛国心」を盛り込む改定の動きなど、次々と憲法の理念に反した事態を引き起こしています。8月には小泉首相は自民党結党50周年となる05年11月までに「憲法改正案」をまとめる意向も示しました。
 第40回護憲大会はまさに陸上自衛隊のイラク派兵が強行されるという、憲法の平和主義にかかわる重大な局面で開催されることになりました。基本計画の閣議決定後、小泉首相は憲法前文の一部を恣意的に引用して派兵を正当化しようとしました。しかし、戦場への自衛隊の派兵は日本国憲法に反することが、いっそうだれの目にも明らかになってきています。世界で広がるイラク反戦の運動は、日本でもworld peace nowの取り組みや、連合による集会の開催など広がりはじめています。衆議院総選挙の結果は、小泉政権と自民党の基盤が弱体化していることを示しました。総力を挙げて取り組みを進めれば、自衛隊の派兵をくい止めることができます。
 第40回護憲大会は、全国から2,000名、東京は75人が参加しました。参加者は、戦争放棄と非武装・平和主義、基本的人権の尊重、主権在民を3大原則とした日本国憲法を守り憲法理念を発展させる。自衛隊のイラク派兵を許さない闘いの強化などを全力で取り組む決意をかためて散会しました。なお、次回大会は2004年11月1日〜3日奈良市で開催されます。


狭山事件の再審を求める東京集会

・2004年2月9日 千代田公会堂  

 2004年は狭山事件の確定判決から30年を迎えます。狭山事件の「犯人」としてでっちあげ逮捕され、「無期懲役」という不当な判決をうけた石川一雄さんも65才となります。もはやこれ以上不正義がまかり通ることは許せません。私たちは、2003年、再審を実現することができないまま事件発生40年を迎えました。この事を深い憤りをもって心に刻むとともに、2004年こそ勝利にむけた前進の年にしようと、決意をあらたに東京集会を開催する事にしました。主催者のそうした決意が通じたのか500人の参加がありました。
 04年集会は、斉藤指紋鑑定士から「脅迫状をいれていた封筒宛名は万年筆でかかれており、万年筆を持っていない石川さんと狭山事件とは無関係であることを物証が明白にしている」とし、「そのことは警察の筆跡鑑定でも明らかにされていることであり、裁判官も検察も明らかに見落としている」と指摘し、「狭山事件で、石川さんを逮捕したことは、明らかに誤った逮捕である」と報告をうけ、また一つ無罪を確証できる証拠の提出で運動への展望が大きく切り開かれたと思います。
 それにしても、最高裁は現地調査や証人尋問、本人調べなど事実調べをおこなって公正な判断をという声には全く応じていません。また、国際的にも勧告が出されている証拠の開示についても検察に命令をだしていません。最高裁の闘いも2年が経過しました。反動的な命令をださせないためにも04年はさらに頑張らなければなりません。

・狭山東京実行委員会・本郷真一議長
 本日は寒い中そしてお勤め帰りでお疲れのところ石川さんの無罪を勝ち取る狭山東京集会に参加いただき大変ありがとうございます。集会成功のため最後までのご協力をお願いします。
 狭山闘争は一昨年の東京高裁における異議審棄却を受け、現在最高裁における特別抗告で争われていますが、この間、脅迫状の斉藤鑑定や科捜研の事件当時における鑑定資料など新たな証拠資料なども弁護団や多くの関係者の努力によって明らかにされてきていますが、最高裁はかたくなに、私たちが一貫して求め続けてきた

検察側が保持する証拠書類の開示や事実調べについてはこれを拒否し続けています。
 こうした司法当局の姿勢こそが狭山裁判の差別性と国家・検察権力の本質を如実に現しているといえます。石川さんという一人の人の人生を圧殺し続けているのです。日本では石川さん以外にもこうした権力の犠牲者はたくさんいたし、今も多くの人たちが冤罪事件と闘っています。
 石川さんも不当逮捕されて以来すでに40年を経過しましたが、こうした権力の不当な弾圧と不屈にかつ果敢に闘っています。私たち狭山実行委員会は権力側の力に比べれば小さいものでありますが、誤りは誤り正義や真実は必ず勝つと信じ石川さんの不屈の信念に励まされながら、これからも闘いを継続させていく決意です。
 本日の集会は最高裁での特別抗告をめぐる直近の動向について弁護士の横田さんと斉藤指紋鑑定人をお招きしお話をいただくこととしました。本日の集会を今年の闘いのスタートとし、皆さんとともに決意を固めあいたいと考えていますのでどうぞよろしくお願いします。

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