常任理事会だより

― 1999年度 第10号 ―

発行日 2000年2月25日(金)

発行 所沢高校PTA常任理事会


常任理事会だより       発行日 2000年 2月25日
― 1999年度 第10号 ―             発行 所沢高校PTA常任理事会

   ☆☆ 第5回常任理事会(2月15日)報告 ☆☆  この日はPTA各担当より報告の後、<卒業行事>について先生、保護者で活発な 意見交換が行われました。又、前日2月14日には3年保護者より校長先生へ卒業行 事に向けての要望書が提出されています。この日も、常任理事会より校長先生宛の要 望書が提案され、承認されました。(裏面参照)以下、この日の様子をご報告いたし ます。      ―――――――――― ◆ ◆ ◆ ―――――――――― 【校務報告】校長より  1月31日に校長名で3年保護者宛に「卒業式及び卒業記念祭のご案内」を出した。 現在、職員総務が中心となって準備が進められている。生徒の方でも、同日卒実より 「卒業記念祭のご案内」が配布されている。 【PTA各担当よりの報告から】 ◆各支部では、地区懇談会、茶話会、美術館巡り等の行事が活発に行われています。 ◆広報部会では3月中旬頃、広報部会主催で、生徒と保護者の座談会を企画中とのこ  と。  ――各部会・委員会からは、それぞれのお知らせや報告が出されますので、お子さ    んを通じてご覧下さい。―― 【配布物について】  1月17日に一部クラスにおいてPTAよりの配布物が未配布となりました。引き 続き先生方の協力を粘り強くお願いしていきたいと思います。      ―――――――――― ◆ ◆ ◆ ―――――――――― 【卒業行事について】 (教頭先生):現在卒業行事に向け職員全体で取り組んでいくという姿勢となってい     る。管理職も先生方も生徒を穏やかに送り出したいと言う気持ちは一致して     いる。 (卒業行事総務の先生(以下T)):卒業記念祭のプログラムも職員会議で承認され、     生徒たちは、卒実、卒準共に、記念祭準備に頑張っている。職員の総務では、     各学年団より出された要望を踏まえて提案を作っているが、その中で以下の     点が話題となった。     ・式次第……なるべく式と記念祭のプログラムが重ならないようにしたい。        (但し、呼名は三学年の希望で式・記念祭両方で行われる。細部につ         いては現在検討中)     ・式の中で思想・信条の自由をどう保障していけるか、、、。     ・'97の入学式の問題……何らかの形でけじめをつけて、三年生とその保護        者が3年前の混乱を心の中で解決して卒業できるように考えていきた        い。     ・報道に対する対応……基本姿勢としてマスコミに生徒をさらすようなこと        は避けたい。取材は断るという方向で検討中。     ・卒業式への県教委からの職員派遣について……先生方としては派遣無しを        希望している。 (3年P):3年保護者より、今年の状況がよく把握できていないとか、迷ったり、     困ったりしているという声がある。 (T):当然迷われている方もいるだろう。そこで当日の心構えができるよう、何ら     かの形で校長・教職員・生徒の考えを前日には示せるよう、現在議論を進め     ているところ。 (3年P):昨日、3年保護者の要望書を校長先生に届けた。校長先生は、'97の入     学式の混乱について、式と記念祭両方の場で何らかの形で触れたいと考えて     いると言明された。保護者からは、通り一遍の謝罪ではなく、心に響く言葉     で伝えていただきたいとの要望が出された。 (PTA会長):参加者一人一人が自分なりの判断ができる時間的余裕が必要と考え     る。あらかじめ式次第を示していただきたい。国旗・国家については、教職     員を含め、判断は個々に任せ、その事によって何らかの不利益が生じないこ     とを周知させておく必要がある。個々人の考えを人前にさらなくて済むよう     配慮をお願いしたい。 (T):基本的にフェアでなくてはならない。抜き打ち的なことはよくない。何とか     事前に式のあり方・思想信条の自由について生徒・保護者に伝えられるよう     にしたい。その点は安心していただきたい。 (PTA会長):マスコミも多分来るだろうし、校長先生の式辞も注目されるだろう。     しかし、一番大切なことは、マスコミや県教委がどう思うかではなく、3年     生とその保護者が、どう受け止めるかということである。今回が3年来の混     乱に一定のけじめをつける最もよい機会である。その事を十分考慮し、はっ     きりした考えを示してほしい。 (3P):保護者としては、よい意味でのけじめが欲しい。一言何かを言って全てが     反古にされるというのでは困る。所高の良さがいい形で残され、これからの     学校作りに生かされていくようなものであってほしい。      ―――――――――― ◆ ◆ ◆ ――――――――――  その後、2月19日・23日に、常任理事会で採択された要望書を校長先生に手渡 しに行ってきました。(会長以下6名)そこでのやりとりの一部をご紹介します。 <校長先生> ・'97の入学式の問題は、卒業式と記念祭の両方で、何らかの形で触れる予定である。 ・思想信条の問題は、すでに生徒に対しては強制しないと言ってある。保護者はご自  由に判断していただきたい。教職員は教育公務員としての立場がある。具体的なこ  とは、総務と相談していきたい。 ・報道への対応……教頭先生+職員3名で対応する。警備については警察にお願いに  行く。 ・県教委に職員の派遣要請はしないが、県よりは来たいと言ってきている。但し、式  場へは入らないように伝えてある。何かあった時の為に控えていてもらうことにな  るだろう。 ・今年は先生方に対し、式に関して職務命令を出すことは今のところ考えていない。 ・式に関し、生徒から要望があれば話し合う用意がある。 ・全体として、詳細は次の理事会(3月4日)までにははっきりさせるつもりである。 <保護者より> ・国旗・国家については、あれだけの論議の後の式なので、内心に立ち入っての強制  はしないことを、参加者にあらかじめ明言してほしい。 ・さすが、所高らしいなと思われるような配慮がある式にしてほしい。 ・生徒たちが失望感を抱かないような式にしていただきたい。 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓               要望書  思い出深い所沢高校に我が子が通わせていただくのも、あと2日を残すのみとなり ました。卒業を迎えるにあたり、この3年間の先生方のご指導に心より感謝申し上げ ます。  卒業、入学行事について、今年は生徒がかなり柔軟に対応し、管理職の方々も子ど もたちの意見、決定に耳を傾け、その意思を尊重して下さると聞いております。3年 保護者としましては、心穏やかな卒業の日を迎えられることを心から願っております。 あの入学式を経験し、その後も卒業・入学行事のたぴに辛い選択を迫られ、またマス コミ報道等にもさらされた我が子の3年間を振り返りますと、卒業行事だけは学校が ひとつになって子どもたちの門出を温かく祝っていただきたいと切に願わずにはいら れません。つきましては以下の2点について特段のご配慮をいただきますよう、管理 職及び関係諸先生方にお願い申し上げます。 (1)長沢攻校長先生および管理職の皆様へ  私たち3学年保護者は、来たる3月8日の卒業式およぴ卒業記念祭の場において、 3年前の入学式の混乱について、またそのことにより深く傷ついた子どもたちがいた ということに対して、長沢校長先生に学校最高責任者として3学年全生徒および保護 者に謝罪していただくよう、お願い申し上げます。  昨年11月20日の学年懇談会のおり、長沢校長は3年前の入学式について触れ、 「混乱の式となりこご迷惑をけたということについては保護者の方々にお詫びを申し 上げたい。また生徒へ詫ぴる考えがあるかとのことについては、機会があれぱ話す機 会は持ってもよいと考えている」と、お話されました。それを受けて、謝罪の機会を 持っていただきたい旨要望致します。保護者の気持ちとしては、内田前校長に謝罪し ていただきたいところですが、既に配置転換されていますので、現校長である長沢先 生にお願いする次第です。なお、3年生およぴ保護者が揃う機会は3月8日の卒業の 日しか残されておりません。当日は記念祭のみに出席する生徒がいることも予想され ます。したがって、卒業式およぴ卒業記念祭の両方の場で謝罪していただくか、もし くは、文書で謝罪の言葉を3年生と保護者にお伝えしていただくか、ご検討よろしく お願い致します。 (2)3学年の先生方へ  私たち3学年保護者は、来たる3月8日の卒業式およぴ卒業記念祭に際し、それぞ れの生徒の意思を尊重し、出席の強要等行なわれることのないよう、要望致します。  今年の卒業記念祭実行委員による記念祭活動方針の中には、「…式を行いたい人と 行いたくない人、両者の考えを尊重するため、式には触れず、多様な意見を反映する 場としての、式の意味を含む記念祭を行いたいと思います。…」となっています。こ の活動方針を受けて、子どもたちの中には式へ出席するか否かは個人の自由意志と解 釈している生徒が多数います。また、昨年、一昨年の状況、3年前の入学式のことを 考慮すれば、3年生の思いはかなりデリケートであり、複雑多様化していても無理か らぬことと察せられます。そのことから、私たち3年保護者は上記の要望を関係先生 方に強くお願いするものであります。                             2000年2月14日                         埼玉県立所沢高等学校 PTA                               第3学年 保護者 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓                             2000年2月15日 埼玉県立所沢高等学校校長        長沢 攻殿      埼玉県立所沢高等学校PTA会長 清水康幸                               PTA常任理事会            要 望 書  来る3月8日に予定されている卒業行事に関して、以下の2点を要望いたします。 1.今年度卒業生が入学した1997年度入学式の混乱の責任について、卒業生およ   びその保護者に対し、所沢高校校長として何らかの謝罪表明をお願いしたい。 2.予定されている「卒業式」においては、参列者(生徒・保護者・教職員)の思想・   良心・内心の自由を保証するため、十分な配慮をお願いしたい。 (理由) 1.今年度の卒業生が入学した1997年度入学式の混乱は参列した生徒・保護者・   教職員に深い失望を与えるものとなりました。PTAとしては、今年度卒業生を   送るにあたり、卒業生が心から卒業を喜び巣立っていけるための条件として、学   校の最高責任者である校長としての責任ある態度表明が不可欠であると考えます。 2.昨年の生徒総会の決議には「個人の思想の自由が尊重されるよう努力していく」   という項目が含まれています。PTAとしてはこの決議を尊重したいと思います。   その際、「卒業式」において生徒・保護者・教職員の思想信条の自由を保証する   ことが不可欠であると考えます。この点につき、十分な配慮をお願いいたします。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――    ==今後のPTA行事日程==   3/ 4(土) 理事会   3/ 7(火) 入学結果発表   3/ 8(水) 卒業式・卒業記念祭   3/13〜15(水) 柔道着リサイクル   3/17(金) 新一年入学説明会   3/24(金) 終業式   4/10(月) 始業式   4/11(火) 入学式・入学を祝う会   4/15(土) 3年進路講演会・常任理事会   4/17(月) 第12回公開口頭審理   5/ 6(土) 2年教育課程説明会・新旧理事会   5/20(土) PTA・講演会・百周年総会 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――                つぶやき  ある小冊子に書かれていた文を紹介します。  「方針決定に一人一人がしっかりと参加していれば、決定は着実に実行される。決 定への参加・議論が不十分なら実行も不十分であり、責任も他責的になってしまう。」  うーん、なかなか意味深いことばですね。PTA活動にも生かせそうですね。                                  (Y.I.)
(Web管理者記)
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