常任理事会だより

― 1999年度 第9号 ―

発行日 2000年1月21日(金)

発行 所沢高校PTA常任理事会


常任理事会だより       発行日 2000年 1月21日
― 1999年度 第9号 ―             発行 所沢高校PTA常任理事会

   第4回 理事会 報告  センター試験初日の1月15日(土)第4回理事会が行われました。主な内容を ご報告します。 【校務報告】―校長先生より  4回もの生徒総会を乗りきって熱心に討議され、生徒なりの結論が出されました。  3年生は残り少ない日々の授業を大切にし、また1・2年生は高校入試のための  臨時休校日を有意義に過ごしてほしいとのことです。 【所沢高校の施設整備について】―事務室長より  校舎の耐震補強工事は2年間かけて夏休みに行われ、同時に内部塗装を施し照明  器具も新しくなりました。平成11年度は駐車場、樹木の剪定、グランドの補修  がなされました。  2・3号館の間の渡り廊下は一部補修を終えて、様子を見ている段階です。  百周年記念館は当初の計画通りにはいかなくなりましたが、食堂と合宿所を兼ね  た3階建の施設を県に申請しています。 【支部より】  各支部において地区懇談会、茶話会、美術館めぐり等予定されています。支部だ  よりに案内が出ていますのでご覧ください。 【柔道着のリサイクルについて】―生活文化部より  3月17日の入学説明会当日、不要になった柔道着を新入生にリサイクルします。  12月中に12着届きましたが、3月13・14・15日にも会議室前の渡り廊  下にて受けつけますので、洗濯したものをお持ちください。 【支部の区域変更について】  所沢市に隣接している三芳町と大井町は交通手段から考えると、所沢支部より川  越支部に属するほうが利便性が高いと思われることから変更を検討することにな  りました。 【PTAの配布物について】  先生方のご理解とご協力により2学期終了時には生徒全員に配布されているよう  です。ひきつづきご理解とご協カをお願いするものです。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――  つ・ぶ・や・き         鬼は外 福は内。寛容は内 強制は外! Y.I ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 【卒業行事について】 *生徒会担当の先生より、今の生徒の動きを中心に報告がありました。    長い時間をかけて生徒総会で決定きれた卒実方針は、職員会議でも承認され、   さらに、校長にも理解してもらえるよう卒実として申し入れもし、現在準備が進   められている。    今までの卒業記念祭は昼過ぎまでかかってしまったので、何とか2時間で終わ   らせるよう計画を練っている。既に冬休みから準備に入っているが、いろいろと   アイディアがあり、これからの準備が大変である。    3年生については、生徒総会ではいろいろな意見が戦わされたが、今はクラス   紹介の中味について各HRでアイディアを出しているところだ。    卒業式について、「生徒は式には触れない」という方針なので、このことは教   職員がタッチすることになる。生徒の方針に「個人の思想の自由が尊重されるよ   う」とあるので、これが保障されるような方法を教職員として探っていきたい。   過去2年間の経緯を考えると、しっくりいかない部分もあるが、教職員は、心を   痛めつつも、今年の生徒の決定を念頭に置きながら今やらなくてはならないこと   は何かを考え、対応している。 *関連して、教頭先生より、卒業式の企画組織や具体的な内容については、まだ教職  員としての結論は出ていないことが説明されました。 *PTA会長より、生徒総会の決定に対するPTAの基本的な姿勢についてお話があ  りました。また、理事よりいろいろな意見が出されました。 《PTA会長》生徒の出した結論に対して、個々の保護者の思いはいろいろあるだろ   うが、PTAとしては生徒総会の結論を尊重したい。また、4回もの生徒総会を   生徒に保障し、見守って下さった先生方に改めて感謝をしたい。    卒業行事に対してPTAがどう対応するか、今年は昨年までのように単純では   ない。生徒は「式」に対して「関知しない」立場をとっているので、PTAとし   ては先生方の結論を待ちたい。学校としての総意がまとまることを期待している。   また、生徒の対応は多様になることが予想されるので、これをきちんと保障して   欲しいと思う。 《3年理事》3年保護者としては過去2年間のことがあり、3年学年部としてその辺   の思いを先生方や校長に伝えることも考えている。卒業行事に対する行動は個人   個人に任せられるので、生徒の行動はバラバラになるだろう。これが保障される   よう対応をお願いしたい。 《1年理事》1年はこれまでの入学・卒業行事の事情がよくわかっていない。このま   ま今の2,3年の保護者がいなくなったら、PTAはどうなるか不安に思う。 《3年理事、他》今年度初めて学年部が発足したが、各学年部の縦の連携が上手くで   きなかった。1年理事の方にはこの点申し訳なかった。この事は常任理事会で反   省として出た。次年度に伝えてゆきたい。入学説明会の時も事情を説明した資料   を配付したが、十分ではなかった。2,3年と同じ感覚でPTAをやっていくこ   とにこだわらずに、1年として新しい面を見てやっていってもよいのでは。 《1年理事》チラシなどあったが、一方的にもらってもなかなか分かりづらい。1年   の学年部を中心に話し合いたい。自分たちで納得して、やっていきたい。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――   理事会として、(1) 生徒の出した結論を尊重する、(2) 生徒がいろいろな行動が  とれることを保障するよう要望する、の2点を確認しました。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓      〜 竹永先生への不当処分撤回に向けて 〜      第10回公開口頭審理 傍聴報告 ☆ この日明らかになった事を、さすが新聞記者という感じでうまくまとめて   ありますので、12月17日の埼玉新聞を参考としてご紹介します。   ……………………………………………………………………………………………         [1999.12.17 埼玉新聞 記事は省略]   …………………………………………………………………………………………… ☆ 以下は当日の弁護士と舩津証人のやりとりからの抜枠でです。 弁:人学式の後に入学を祝う会をするということが3月18日にすでに学校内で確定   していたと思ったのですか。 舩:2月12日に、校長はそうしたいと言ってますから。 弁:校長が希望を述べたら直ちに決定事項となるのてすか。 舩:一般的にはそうじゃないですか。私はそういう風に思います。一般的には職員会   議は諮問機関ですから。 弁:校長が最終意志決定者ということは間違いない。しかし、職員会議が議論を尽く   した上で、それを校長が尊重して、判断するということですよね。 舩:はい 弁:この職員会議録では議論をこれからするとあります。議論が尽くされていないの   ではないですか。 舩:ですから、最終決定は校長にある。 弁:学年団の総意で請求人が入学説明会で説明をした、ということは知っていたので   すね。 舩:はい、3月20日に本人が言ったと思います。 弁:問題になっている発言は個人的な見解か、学年団代表として先生方の総意を代弁   したかは処分に当たって重要なのではないですか。 舩:言ったことに対しての処分と私は思っています。 弁:保護者からの質問で「私たちは何時にここに着いたらよいのか?」に対して校長   は答えていません。これに対して竹永教論は校長の時程通り8:45に学校に来   るようにと答えたことは処分書にも事故報告書にも書いてないですね。事実はか   くされたまま処分されたわけですよね。 舩:校長から聞いていませんから。そうなると思います。 弁:校長の行う入学式に反対するという主旨の部分は反訳書の可処にあるのですか。 舩:「祝う会のみで行いたいと考えている」じゃないですか。入学を祝う会のみで行   いたいということは、入学式はしないで入学を祝う会しかやらないということで   しょう? 弁:「考えている、できればよいと思っている」と「式に反対する」とは同じと考え   ているのですか。 舩:はい。 弁:証人としては、特段の証拠と事情聴取とはなれて、事故報告書を読んで、それで   起案したということなのてすね。 舩:はい。事故報告書と校長の説明で、、 弁:直接、発言のテープがありながら、なぜ伝聞証拠に頼ったのですか。 舩:内田校長に聞いたとき、間違いないですねと聞いたら、間違いありません、テー   プに基づいて作ったからと言いました。テープを聞く必要あるのですか? 弁:あなたは処分を起案したのだから、事実を確認する必要があるのでは? 舩:校長がウソをつくばずはありません。 弁:あなたは事実の確定をしていませんね。校長から聞いただけですね。別の証拠に   よって確かめていませんね。 舩:普通そうゆうのやるのでしょうか。していません。 弁:処分を決めたときの委員会に議事録とかテープを提出していないですね。証拠を   隠したことになりませんか 舩:わかりません。 弁:そうすると、校長の事故報告書すら示していないのですか。 舩:示していません。普通しませんから。 弁:客観的な資料はないのですね。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――  ひとりでも 多くの方の傍聴をお願いします。  〜今回の審理では、竹永先生が証言します。〜  第11回 公開口頭審理  1月27日(木) 2:30〜  埼玉共済会館601
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