常任理事会だより

― 1998年度 第16号 ―

発行日 1999年4月5日(月)

発行 所沢高校PTA常任理事会


常任理事会だより       発行日 1999年4月5日
― 1998年度 第16号 ―             発行 所沢高校PTA常任理事会

 新入生保護者のみなさん。お子さまのご入学おめでとうございます。いよいよ所沢 高校での新生活がスタートしますね。4月9日の「入学を祝う会」も目の前に迫って います。生徒たちは今、新入生をあたたかく迎えようと一生懸命準備をしています。  在校生保護者のみなさん。進級おめでとうございます。新しい学年を迎えて、抱負 に胸をふくらませておられることと思います。今年度もPTA活動へのご理解、ご協 力を引き続きお願いいたします。    ┌─────────────┐    │ 入学を祝う会をめぐって │    └─────────────┘  3月19日、新入生と保護者を対象に入学説明会が行われました。「常任理事会だ より」15号(3月24日)でもお知らせしましたが、4月9日の「入学を祝う会」に ついて大事な問題がありますので、あらためてお知らせしておきたいと思います。 その1・・・・生徒に発言させなかったのは何故?  今年の入学説明会では、生徒会からの説明がありませんでした。先生方は昨年同様、 生徒の発言を認めるべきだとの決定を職員会議で行ったのですが、校長先生が認めま せんでした。そのため、新入生と保護者は生徒たちの生の声を直接聞くことができな かったのです。この点に関して、新入生保護者からは疑問や質問が出されました。 その2・・・・「入学式」と「入学を祝う会」の2つで祝う?  入学説明会の場で、「学校としては『入学式』と『入学を祝う会』の2つで入学を 祝いたいと考えている」との説明がありました。  しかし、これは事実と違います。生徒は「入学式」に代わる行事として「入学を祝 う会」を実施すると決定し、先生方もそれを承認しているのです。  この生徒の決定は、昨年11月から今年1月まで計3回にわたる生徒総会を経て確 認されたものです。その間、ホームルーム討論を繰り返し、先生方とも6回にわたる 「協議会」での長時間討論をしてきました。十分な手続きと討論の結果としての決議 ですから、職員会議でも、最終的に生徒の結論を尊重し承認したのです。  したがって、「入学式+入学を祝う会」という方式は、生徒および先生方の意思と は異なるものであることを、改めてお知らせしておきたいと思います。 ┌────────────────────┐ │私たちは「入学を祝う会」を応援しています│ └────────────────────┘  新入生保護者のみなさんは、来たる4月9日をどう迎えたらよいのか、思案されて いる方も多いかと思います。昨年は「お子さんが所沢高校の生徒になるためには、入 学式で入学許可を受けなければなりません」という内容の手紙が4月初めに県教育委 員会と校長から郵送されたこともあり、マスコミが大きくこれを報道しました。今年 はそのような事態が起こらないことを願っています。  誰もが「混乱」は避けたいと思っています。ですが、正確な事実だけは知っておい ていただきたいのです。その上で、新入生や保護者のみなさんが、ご自身の判断で行 動されることが一番大切なことだと考えています。  所沢高校の校風である「自主・自立」の精神は、生徒だけでなく、保護者にも求め られていると考えます。この2年間、生徒たちは、自由であることに伴う責任の重さ、 自由と身勝手とは違うことを身をもって学び、行動で示してくれています。PTAと しても、生徒の自立を励ますとはどういうことかについて悩み、模索を続けてきまし た。そして何より「学校が楽しい!」と言ってくれる生徒たちの笑顔に励まされてき ました。  入学行事の主人公は、新入生です。所沢高校にもっともふさわしい形で新入生を歓 迎したい。そんな願いから生まれたのが「入学を祝う会」です。PTAは、在校生や 先生方とともに、心からみなさんを歓迎したいと思います。 ……………………………………………………………………………………………………  新聞報道によると、4月1日付の人事異動で、内田校長が教育局へ転任となり、代 わって前県教委高校教育第一課主席管理主事の長沢攻氏が校長として赴任されました。 また妻沼高校から神澤利一氏が教頭として赴任され、教頭は2人となりました。  PTAは6日に新校長先生と面会する予定になっています。PTAとの相互理解と 協力関係が築かれるよう願っています。  よろしくお願いします。                   ┌──────────────────┐                   │1999年3月31日付朝日新聞埼玉版│                   │は、省略致しました。        │                   └──────────────────┘
(Web管理者記)
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