四者だより

発行・四者会議
1998年2月17日(火)

四者だより
                  2月17日火曜日 四者会議・発行 第15号
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校長との話し合いで四者思わずため息

 2/5のクラス討論会で出た、生徒の「校長先生だってもっと話し合えばわかって もらえるんじゃないの?」という意見を受け、四者会議は2/9(月)に校長と話し 合いをもちました。校長の意志を再確認し、「生徒は卒業記念祭をプログラム通りや るゾっ!!」という意向をしっかり伝えようと校長室にのり込んで(?)いったので すが……。
 再確認するまでもなく、校長の意志は、はじめの初めから変わらない「卒業式は必 ず行う!」ということがよくわかる話しの展開となりました。さらに、先日校長が出 した『お願い』の文面どおり「卒業式あっての記念祭である。」ということが校長の 中で前提となっている様でした。  四者代表はとにかく「記念祭を混乱させてほしくない、生徒の手でつくり上げた記 念祭を予定通り進め、やりとげたい」という意志を理解していただこうとしましたが、 次のような場合、 [生徒](記念祭準備)→→→記念祭開始     |         |※※※※※    9:00     10:00     |         |※※※※※ [校長]卒業式→→→→→→→→→→→→→      3年生が出席しないなどの理由で      校長の望む形での卒業式が行えない。→ずれこむ→でも、卒業式やるんだ! ※のところでダブっている時でも、校長は「卒業記念祭は卒業式が終わってからが当 然」と考え、卒業式をやりとげるまではず〜っとひかないらしいです。しかも校長は 「そうなってしまった場合、生徒は『校長が記念祭を壊した』と考えるんだろうね」 とおっしゃいました。(そんなんじゃないのに……とおっしゃりたいとみた。)                      ナヌ?! なんか違わないですか??  また、そのための対策として、「時間を調節すればいい」とおっしゃっていました が、記念祭での入場における演出(アーチを電飾で光らせる、ステンドグラスを窓一 面に飾るなど)は一つの3年生への贈り物なのに、記念祭前に入場してしまっては、 驚きや感動が半減、ダイナシ…になってしまいます。          {装飾の大部分は前々日(3/7)には準備してしまいます。}  それに対して校長は「ステンドグラスについては卒業式を暗幕を閉めたまま行えば いいだろう、アーチ等については考え直してほしい」とおっしゃいました。  しかし、冷静に考えてみて下さい。話の流れがうまく校長側に行ってしまっていま すが、もともとは卒業式に代わる記念祭のはず。なんで時間調節の話などしてるんで しょ…。  とにかく校長にとって卒業式は何が何でも行うもの。話し合う余地さえないものと うかがえます。又、その通りにもおっしゃっています。しかし、その根拠がナゾ。学 習指導要領にも『卒業式を行うものとする』なんて書いてないんです。(ホント)                        └───{校長も認めました。} {冬休みに校長が3年生保護者あてに出した手紙には『法令に則って』って書いてな かったっけ…}{ウソ?!}  最後に校長から「校長の考えが変わったかと思って今日来たの?」ときかれました。 四者代表は「3年生から抗議文が出されましたし…」と答えると、なんと校長は「あ んなの認められないよ。プリントを持ってきた生徒(3年代表)は持ってくるとスグ に帰ってしまったし、3年生全員が抗議しているものじゃない。」とおっしゃったん です。また、たとえ8割・9割の生徒が反対をしても、卒業式は行うものなのだから 行う、ということでした。  一度おしりを上げかけた四者会議一同も、あぜんとして座り直しました。  「卒業式が行えるように直前まで努力する。それでも無理で生徒が卒業式を認めな いなら校長が判断するしかない。」これが校長の意見でした。とにかく、卒業記念祭 のみで行うことは全く、本当に全く考えていない様に思われました。皆さんはどう感 じますか?そしてこの様な校長の態度に対して、どう考えますか?
職会で一限目自習?!                      ―――――かと思いきや違ったけど。  2/13(金)の「全校生徒は教室で待機していて下さい……」の放送に皆さんも 少なからず驚いたことでしょう。  一時限目への影響はあまりありませんでしたが、多くの生徒は「校長先生かな…」 とカンを働かせていたと思います。  そう、なんと校長は3年生の保護者に卒業のご案内を出したのです。しかも「昨 日、出すように用務員さんに渡し。」と朝、先生方を急に集めて報告したそうです。  12月26日にも職員会議さえ通さずに3年生保護者あてに学校長の名で「生徒の 方じゃ卒業記念祭とかいうものの話をすすめてるけど卒業式は卒業式で一部・二部の 一部としてやるからご協力よろしく」という手紙を独断で出しています。(校長先生 との話し合いの時間も持たれ、たくさんの意見が出されました。覚えていますか?)  先生たちのことでさえ無視して、自らの行動を学校長としてやってしまう校長。                                {スゴイかも。}  卒業記念祭まであと10日(学校に来る日)。当日はちゃくちゃくと近づいてきま す。―――とはいってもあまり緊張感は感じられませんが…。  3月9日、あなた自身はどういう行動をとりますか。  そして、所高はそれにかかっている、{どういう行動をとったにしろ、ね}その通 りなのです。
なんでそんなに意地はってんの?  2年2組では、クラスに今までの四者だよりをわかりやすく掲示し、また、独自の クラスプリントを発行しています。(ぜひ見に行ってみよう!!)その中の一部を紹 介します。   ―――――――――――――――――――――――――――――――――――   《前略》記念祭は最初から今のかたちがあったわけではなく、様々な理由の中、   私たちみんなでつくってきたものなんです。   《中略》「なんで生徒会はそんなに意地になって記念祭をやるの?卒業式をう   ちらが認めちゃえば、それで混乱しなくていいじゃん!」と思っている人、又、   それが一番の解決方法としか思えない人もいることでしょう。でも、そうした   ら、生徒総会で生徒が、職員会議で先生が決めたことを校長の独断の命令で変   えれるのを認めちゃった、ということにつながっちゃうのです。そうしたら、   例えば、校長が「私服とピアスとバイトと自習時間に遊びに行くのを禁止!!」   って言ったら、生徒や先生が総会や職会でどんなにがんばっても校長の命令に   最終的に従わなきゃいけない、という所高の新ルールが生まれてしまいます。   所高のシステムを変える校長の行動とはこういうことなのです。このことは所   高全体で考えてゆくことだとは思いませんか?そしてそれを自分のこととして   受けとめ、考えていく人が少しでも増えていけば(みんな同じ意見で…とは言   いません)、それだけで記念祭の成功につながると思います。だからみんなの   ことは、みんなで考えてみんなで取り組んでゆきましょう。ね。
     四者会議は傍聴可能です。
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