四者だより

発行・四者会議
1998年2月4日(水)

四者だより
                              1998 2月4日
                                 四者会議
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1/22、弁護士さんが来校しました。その際、四者会議の方で、これまでの経過を
伝え、いくつか質問をしました。


生徒:{学習指導要領で「日の丸・君が代」のことは、どのように扱っているのです
    か?}
弁1:{日の丸・君が代のことは、個人の思想・信条の自由に関わることなので、他
    者が勝手に決めてはいけない。現状の学習指導要領での日の丸・君が代につ
    いてのことは法的拘束力はないと思う。}
弁2:{卒業式を行わなくてはならないというきまりはありません。卒業証書だって、
    校長先生が渡す必要はありません。各学校の自由。}
生徒:{校長先生は、職員会議に通すことなくハガキを出してたのですが……}
弁1&2:{校長先生に最終決定権があるが、職員会議の決定に従わなくてはならな
    い。校長は学校の構成員全員の考えを反映した学校運営をするべきなのです。
    だから、校長一人の意見で決定してしまうことは、法的にも違反しています。
    職権の乱用ですね。}

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 生徒と、教職員と、保護者の意志の一致が大切!!
 卒業記念祭を成功させるために、クラスや、友達同士で、話し合い、
 意識を高めていきましょう!!
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3年生は、自宅学習に入るので、1/30に、
校長先生に対して、決議文を出しています。

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          3年生  決議文
  私たち3年生は校長先生の独断により卒業式を強制されることに反対します。
 私たちは所沢高校の民主的な手続きにしたがい『卒業式と門出式に替わるもの
 として卒業記念祭を行う』という計画を進めてきました。何代も前の先輩たち
 が勝ち取り、守ってきた当然認められるべき権利を私たちも全力で守らなけれ
 ばならないと考えています。ほぼ1年間をかけて考えてきた計画に対し、責任
 を持ち、行動してゆくことを強く望んでいます。
  私たち3年生にとっては「所沢高校を気持ち良く卒業したい」というのが何
 よりも一番の願いです。校長先生が私たち生徒のことを大切に思って下さるの
 なら、私たちのこれまでの努力と一生懸命な気持ちを受けとめて下さい。卒業
 記念祭が校長先生の協力のもとで行われるよう請願します。
                          1998年1月30日
                           所沢高校3年生一同
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 当日は生徒達だけで記念祭を運営しなければならない状況になるでしょう。
私達は、そればけの覚悟を決めておく必要があるのです。がんばろう!!

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