常任理事会だより

― 1997年度 第3号 ―

発行日 1997年7月7日(月)

発行 所沢高校PTA常任理事会

1997年度 PTA臨時総会 1997年7月5日(土) / 14:00〜 / 於:講堂

臨時総会
圧倒的多数で要請文を採択
 うだるような著さの中、7月5日(土)14:00より開催されたPTA総会は、 14:05、出席者176名、委任状543通で成立しました。  校長先生と質疑応答を行ったあと、16:45から要請文の採択に入りました。採決時、 出席者251名中賛成224名で、要請文が採択されました。 詳細は、後日お知らせします。  本当に暑い中、出席してくださった会員の皆さん、お疲れ様でした。
{要請文を持ってみんなで教育長に会いにいきましょう!}
7月8日(火)   午前9時50分  県庁第2庁舎正面入口付近集合  遅れた方は、4階の教育長室の前にいらして下さい。  できるだけ多くの方の参加をお願いします。保護者の気持ちをアピールするために はひとりでも多くの方の参加が必要です。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−                 要 請 文  所沢高校では長い間、自主自立の校風のもと、生徒たちの意見が尊重され、いろい ろな行事を生徒たちが自主的に企画・運営してきました。こうした生徒たちの活動を 先生方も暖かく見守り、何事をするにも充分な話し合いを重ね、納得のいく形で学校 生活が進められてきています。自分たちで考え討議し、それが反映される場が保証さ れていること、ここにこそ所沢高校の生徒たちのエネルギーの源があると言えるでしょ う。  私たち保護者も、無気力に陥る若者が多い時代に、子どもたちがこうした校風の中 でのびのびとエネルギッシュに青春を送っていることに驚きかつエールをおくるもの です。まさに今望まれている個性・創造力を培う教育がなされていると言えるのでは ないでしょうか。  しかし、今年4月赴任された内田校長は、今までの生徒、先生たちとの話し合いの 結果を尊重せず、充分な話し合いもないままに、入学式において従来の形でない式を 管理職3人でしかも稚拙なやり方で強引に行い混乱を招きました。そこには新入生及 び保護者を暖かく迎え入れようとする姿勢は感じられませんでした。  そればかりか、問題は、その後の生徒たち、保護者、先生たちへの対応に学校の責 任者として、また、教育者としての誠意が感じられないことです。  生徒に対しては、生徒総会、ホームルーム委員会主催の話し合いなどが行われたも のの、一方通行的であり、ほとんどの生徒が納得しないままに終わっています。  私たち保護者に対しては、「学校のことは学校にお任せ下さい」を繰り返すばかり で、素朴な質問に対してすら真摯に応えようという気持ちが感じられず、あまりの誠 意のなさに「所沢高校の校長としてふさわしくない」という声があがっています。P TA活動に関しても「学校のことにPTAは口を出さないでほしい」という発言を繰 り返しています。定例の場(常任理事会・理事会・PTA総会等)以外の会には「必 要ない」となかなか出席していただけない状態です。これらのことは、常任理事たち が当局に何度か足を運び、事情を話し「説明の場に出席して下さるよう声をかけてい ただきたい」と伝えているので充分ご承知のことと思います。  事の発端は、稚拙なやり方で強引に行った入学式でしたが、それに対し何の反省も なくこころの伝わらない対応をするぱかりの内田校長に対し、わたしたち保護者は不 信感を強め、いまや教育者としての資質を疑わざるを得なくなるにいたっています。 今後の学校運営はもちろんのこと、まさに所沢高校の自主自立の校風そのものが崩さ れ、生徒たちがやる気をなくしていくのではないかと危惧しています。  21世紀を担う有為なる若者を育てようとされている教育長には、所沢高校の現状 をふまえ校長等管理職に指導を行うよう要請いたします。また、校長に改善がみられ ない場合には、校長の配置転換を含めて適切な対応をするよう強く要望するものです。  以上、決議いたします。                              1997年7月5日                        埼玉県立所沢高校PTA臨時総会

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