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2010/4/26
 今回私は、、「"4・25沖縄県民大会とともに声を上げよう"東京集会」とデモ行進に初めて参加しましたが、これ程感慨深い思いに浸ったのは、思い起こす限り人生初のことでした。

今まで、TVや新聞のニュースを見ていて憤ることは度々ありましたが、日々の生活に忙殺され、真剣に(或いは自主的に)「どうしたい」との思いまで広がりませんでした。 

「私一人が考えてもネ・・・ 私一人に何が出来るっていうの?(ムリムリ)」なんて思いながらやり場のない'憤り'をかみ殺すしかなかったのです。そして「政治を変えるなんて難しいよなぁ」と勝手に思い込んでいました。なので、今回はメディアで一挙に盛り上がった沖縄基地反対運動に乗っかっただけなんです。しかも自主的にと言うよりたまたま・・・

私と同じように「たまたま火がついて」「たまたま○○さんに誘われて」「たまたま毎日の報道に関心を持って」、そしてたまたま「あれ何だか米軍基地っておかしいんじゃない?と気付いたから声を挙げなきゃ」そんな一人一人が集まってきて、こんなに大きなものになったのではないか、と思い'一人の力'って凄いんだなぁと感じ入りました。  

デモ行進に関しては、普段車で埋め尽くされた都内の公道を'歩きながら'道行く人々に堂々と訴えられるというのは「これこそ民主主義の真骨頂だなぁ」と、この歳になって初めて民主主義なるものを実感しました。

ただ、一つ残念に思えたのは、『沖縄』を象徴するものが列の中に殆ど見られなかったことです。沖縄民族衣装を着たり、沖縄の民謡を口ずさむなどすれば、はたで見ている人にも沖縄の文化を直に伝えられ、少しでも何か感じ取ってもらえたのでは・・・。

終盤のキャンドルによる人文字 『NO BASE OKINAWA(沖縄に基地はいらない)』は、とても幻想的な空間に包まれ、昼間の熱狂的な訴えとは一転して、心静まる祈るような'想い'と、参加者が一つとなった'一体感'が感じられました。沖縄の三味線に合わせての「花」の合唱は、まさに参加者全員の沖縄への想いが一つになった瞬間でした。

今日の一連の運動は、ただただ『平和への切なる想い』が一人一人を動かしたものなのだなぁと改めて感慨深く思います。

神奈川県

R.O.
2007/9/9 「テロ撲滅の名のもと」

こんにちは よりと申します。

「テロ撲滅の名のもと」などと、大変心苦しく思うのですが、
「協調協調」と煽り立てるように、テロ特措法は大事だとする世の流れに、
どうしても疑問を感じてしまい、その思いを抑えることが出来ず、
生意気にもこんなお題で文章を書いてしまいました。
が、どんな風にして人に伝えていいのかわからず
いろいろ検索しているときに、ピース・ニュースのHPに出会い
勝手ながら思い切ってメールさせていただきました。
つたない文章ですが読んでいただけると、うれしいです

最後になりましたが、
尊い活動をされてらっしゃるスタッフ皆様のご健康と、
みんなが暮らしやすい世になりますように(。-人-。)と願いを込めて♪


                   より

「テロ撲滅の名のもと」

テロ撲滅の名のもとにも、無残に多くの命が失われ
残されし者の心には、永遠に消えることのない耐えがたい
悲しみ 苦しみが 深く深く刻み込まれ
恨みを 憎しみを 拠りどころにしなければ
とても生きてはゆけない
そんな思いを持つ人を、多くうみだしてしまいます。

そう
テロの大きな原因の「恨み」「憎しみ」が
テロ撲滅のための戦争、掃討作戦などと呼ばれるものによって
新たにうみだされてくるのです。

テロは認められない
「だから」
テロ撲滅のための戦いに
参加しなければ、協調しなければ
この思いは思い込みは、本当に本末転倒なのです。

                                ・・・全文を読む
 より
7/10 平和活動家も投票に行こう!

 イラク反戦デモには何度も参加しているIと申します。

 参議院選挙の投票日が11日に迫ってきました。最近の何回かの選挙の傾向として、確実に投票率が下がり続けています。

 日本は国内の諸問題はもとより国際的にもますます難しい状況に直面しているにもかかわらず、課題の解決はおろか何の有効な手も打てずに大方の日本人を取り巻く状況は悪化の一途をたどっているように私には見えます。

 既成の政党に対する魅力が薄れて欧米先進国でも選挙の投票率の低下傾向が否めないことはたしかです。私は欧米を何がなんでも称揚するつもりはありませんが、欧米、殊に西欧諸国においては「民主主義」の価値観が日本よりずっと広く深く市民ひとりひとりの中に根付いています。従って政治家や政党の質も一般的には日本に勝っていることは否定できないでしょう。政治は民意の反映という意味において日本よりずっと健全なかたちで行なわれているようです。ですから投票率の低下が即政治の質の低下を招くことにはならないのかもしれません。

 翻って日本を見ると、一般の人が政治に関心を失えば失うほど、特定の利権や組織に支えられた票だけがものを言ってそうした利権漁りの政治屋たちが我が物顔に闊歩している状況です。そこでは通常の良識を備えた「まともな(英語で言えばdecent)」国政の観点から思考し行動する政治家がきわめて少ないといえます。

 この結果がアメリカの好戦主義者、覇権主義者たちにべったりのおろかな外交戦略しか持てず、平和主義、人権や環境のような価値観を軽視して恥じない政権与党をいただいている日本の現状ではないでしょうか。

 いわゆる「戦争が出来る国」に向かうための、人権・言論の自由・平和主義を抑圧する目的の一連の法律の整備、さらには教育現場での思想の統制がさまざまな市民の側からの抵抗はあるものの、着々と進みつつあることはみなさんも強く感じているはずです。

 教育現場での日の丸・君が代の強制に伴う処分、先日の「イラク人質」事件での政府や世論の対応、最近では「立川の自衛隊官舎ビラまきで逮捕」事件など政府や政権与党は市民の自由な意思の表明や異議の申し立てにあからさまに牙をむいてそれを抑圧してくるようになっています。またそれに迎合するジャーナリズム、世論が勢力を増しているかに見えます。

 話が政権批判のような横道に逸れましたが、監視されない権力は常に暴走するものでしょう。日本は暴走し始めているのでは?何年か前から日本は「大事な岐路に立たされている」とか「曲がり角にきている」とか言われてきていますが、選挙の度ごとに投票率は低下、そして結果は与党にとって無風です。その結果、国民(選挙民)は政権与党に「徹底的になめきられて」います。

 諸々の状況から判断すると、日本はもうとっくに曲がり角を曲がっており、ゴールめがけていよいよ直線コースに入ってきたというところにきているのではないでしょうか。そのゴールの先に待ち受けているのはまるで歴史の時間軸を逆行したような「憲法の改変」、「教育基本法の改訂」そしていろいろな市民運動や活動の抑圧がまちかまえているかもしれません。

 政治の変革のためにわれわれ市民にできることとしてさまざまな選択肢はあるでしょうが、代議員制民主主義の制度の下では選挙において「投票すること」が市民の基本的な「権利」です。この誰にでもできる「権利」を行使しないのはなんとももったいないことですし、この状況下で「あってはならないこと」だと思います。本当の民意がまったく反映されない政治が今後も続くとすれば、それはもはや政治家の責任というよりは選挙民の責任といわざるを得ないでしょう。

 「無党派層」(無投票層といってもよいかも)がおそらく最大の勢力(30%以上)です。もちろんこの中には無関心層も結構いて投票行動にはまったく結びつきませんが、社会や国際的な諸問題に関心が深く高い問題意識を持っているが現実の日本の政治には(次元が低すぎてとかさまざまな理由で)あまり関心がなく投票もしないという人たちが意外に多いのではないでしょうか(先日のあるTV報道番組の中でもこの点が取り上げられていました)。この最大の勢力が動いたらきっと政治は今より良くなるでしょう。

 何といっても法律を作ってそれを執行する権限を持っているのは政権与党(と官僚)です。たとえ悪法といえどもいったん施行されれば国民はいやおうもなくそれに従わざるを得ません。

 ここらへんで本当に今の政治の流れに楔を打ち込み流れを変えていくことを望むなら、まずは投票で意思表示をすることです。そうしなければ「白紙委任」をしたことになり、政権与党を間接的に支援していることになります。

 「より良い政治」を求めたいならば、明確に支持する政党がなくても、「少しでも良い政党あるいは候補者」に投票し、周りの人にも投票を呼びかけていただきたい、というのが私の願いです。
H.I.
7/4 国際サンゴ礁シンポジウム

基地はいらない!女たちの全国ネットの芦澤です。

第10回国際サンゴ礁シンポジウム(6月28日から7月2日、宜野湾コンベンションセンター)では、「沖縄ジュゴン環境アセスメント監視団」がブースをもち、海上基地に反対する署名に70カ国890人が賛同するなど、大活躍でした。監視団が募集した辺野古ツアーには3日間で合計49名が参加しました。2日目の参加者の声です。
http://www.qab.co.jp/01nw/04-06-30/index5.html
3日目の参加者には、米政府・水産庁の役人もいて、「辺野古沖で計画されているような基地建設は、アメリカではあり得ない」と発言しました。
http://www.qab.co.jp/01nw/04-07-01/index5.html

29日にはサテライトミティングを開いて辺野古問題の論議をし、ブッシュ大統領、小泉総理、稲嶺沖縄県知事、岸本名護市長への要請文を採択。最終日の大会宣言には当初の案になかった「埋め立て・浚渫による影響」「これ以上破壊しないという決意」の文言を入れさせ、大いに成果があがりました。監視団の努力に拍手!!!

この企画にはカラーのパンフをつくるなど、相当お金がかかったそうです。もしよろしければ、監視団へのカンパをよろしくお願いします。

郵便振替01720-4-112015 沖縄ジュゴン環境アセスメント監視団

芦澤礼子
7/3 沖縄へ行ってきました!

芦澤です。6月22日から30日まで沖縄へ行ってきました。

6/23「慰霊の日」に県立平和祈念資料館に行ったとき、「平成16年度児童生徒の平和メッセージ展」が開催中でした。その中で、中学生の作文部門の最優秀賞に感銘を受けました。

「良心的兵役拒否」という題で、中学1年生の作文です(一部引用)

 私は、信条の自由、言論の自由、良心の自由が認められている今の民主主義の世の中に生まれてきて、本当に良かったとつくづく思います。なぜならば、自分の意思や判断に関係なく、命令に従うだけの道具として教育されなくてすむのですから。それと同時に私は、このような私たちの権利を自ら守っていくためには、私たち自身が目や、耳や、あらゆる感性を研ぎすまし、周りにはんらんする多くの情報を見きわめなければ、それらは単なる雑音として素通りしていってしまうということに気がつきました。そして、与えられた情報から真実や虚偽を見抜く力をもち、声にすることのむつかしさや重要性を知りました。
 報復の連鎖による悲惨な現状は、対岸のものではないことを私たちは知らなければいけないのです。争いの加害者にも、被害者にもなってはいけないのです。(中略)多くの尊い生命が奪われ、血に染められ、今なお、基地の集中するこの沖縄から「命どぅ宝」と発信していくことが、私たちに課せられた「代替義務」なのではないかと考えています。
(引用終わり)

この作文を読んで、都教委はまさに「自分の意思や判断に関係なく、命令に従うだけ
の道具」をつくろうとしているのではないかと思い、ぎょっとしました。
子供はみな考える存在なのだということを、都教委に考えてほしいものだと思います。
都教委より子供のほうが「オトナ」かもしれません。

6/24は辺野古のボーリング調査反対の座り込みに参加しました。この日は参加者が最大で50名くらい。参議院選挙出陣式を終えたばかりの糸数慶子さんが午後3時に座り込みのテントを訪問し、大いに盛り上がりました。テントで沖縄県教祖の方と会ったので、早速10・23通達と処分撤回を求める署名を渡してお願いしました。沖縄県も日の丸・君が代についての調査が始まっていて「他人事じゃない」と沖教組の皆さんも言っていました。「東京から日本を変えられてたまるか!」というのが、沖教組の方からのメッセージです。
辺野古へも、応援のメッセージをよろしくお願いします。
(辺野古の様子は、ジュゴンの家日誌が詳しいです)
http://dugong2003.fc2web.com/index.html

明日、WORLD PEACE NOWの渋谷集会で私が沖縄の報告をします!

芦澤礼子
5/22  毎日アメリカ大使館前で抗議を続ける女性に警察のいやがらせ!職場へ事情聴取、家宅捜索など

 こんにちは。ブルキッチ加奈子と申します。私は平日の昼間にアメリカ大使館前で抗議をしてきました。グループに所属せず、イデオロギーや宗教もなく、ただ個人としてアメリカの外交政策について抗議を続けてきました。私の夫であるスーレイマンや、同じようにグループにしばられたくないと思う日本人や外国人の仲間4人を中心に平日の昼間に行動をしてきました。

 私たちは、英語や日本語のメッセージの入った写真のパネルを用意し、大使館を利用する人たちにハンドマイクを使って英語や日本語で、イラク戦争反対など、アメリカの外交政策に対する反対、抗議をしてきました。

 2002年、4月に抗議を開始して以来、初めは月1回、次ぎに月2回の抗議と増やし、2002年の12月頃から今年2月13日までは毎日抗議に行きました。(現在はアメリカ大使館前道路工事中を理由に警察からJTビル前で抗議するように言われています)

 今、日本では反戦活動に対するあからさまな嫌がらせが続いています。例えば、反戦ビラを自衛隊官舎に配った人たちが逮捕起訴されたり、党の新聞を配った人が逮捕起訴、他にも反戦メッセージを書いた人が有罪判決を受けました。そして私たちアメリカ大使館前の抗議者たちにも嫌がらせが及ぶようになりました。

 長文になりますが、説明を付けるので読んでみてください。

 最初に嫌がらせを受けたのは私の夫であるスーレイマンでした。2003年4月16日から18日にかけて自宅から普段使っている駅までの道に顔写真入りのA4ポスターが30枚近く張り出されました。「指名手配」、「発見した人は110番を!!」などと書かれたものです。近くの警察署の名前を騙っており、本当の指名手配書のような作りのものです。スーレイマンさんは14年日本に住んでいて1度もこのようなことが起きたことはありません。8年間同じ家に住んでいますが近所のトラブルも全くありませんでした。犯人はまだ捕まっていません。

 次に同じ年の5月11日には自宅のfaxに差出人不明のメッセージが送られてきました。「ブルキッチ加奈子様」と始まっていて内容はアメリカ大使館での抗議を制限するように求めるものでした。これらのことはアメリカ大使館前で連日抗議行動をしだしてから起こった事件です。

 そして、去年(2003年)12月8日、私の仕事場に赤坂警察の私服捜査員が突然2人現れました。任意で事情聴取がある、と言われました。私は毎日大使館前に抗議に行っているし、逃亡の恐れも何もないのにわざわざ職場に来たのです。捜査員は「9月に米大使館から出てきた人に対して顔のすぐ前でハンドマイクを使って怒鳴りつけたことが暴行容疑にあたり、捜査をしている」と言いました。私は人の顔の前でハンドマイクで怒鳴るようなことはしません。

 アメリカ大使館前は常に10人くらいの警察官と公安数人が警備をし、警察官たちが待機しているバスが2,3台は必ずあります。その中で暴行容疑にあたるようなことをしたら現行犯逮捕になるのではないでしょうか。そもそも事件性がないようなものであり、もし日本人同士なら警察も告訴を受けないような内容です。警察はこの機会を利用し、職場の人たちに私が何か警察のやっかいになっているんだな、という印象を与えようとしたのだと思います。

 12月12日、私は任意の事情聴取に応じました。なぜなら、あまりにも事件性がないし、このことで強硬になった結果アメリカ大使館前で抗議を続けられなくなるとしたら、それは私にとって最も辛いことだったからです。私は覚えている限りの状況を警察に説明しました。最後にこれからは職場に来ないように、弁護士を通じて話をするように要請しました。そしてその後もアメリカ大使館前での抗議は続けました。

 今年に入って2月13日、いつも通り大使館前に抗議に行きました。すると警察から、「今までの抗議場は工事でつぶして車道にする、工事の終了後もこれからはずっとJTビルの前から抗議をしなさい、工事は2月16日からだ」と言われました。そして2月16日夕方に抗議場に行こうとするとかなり前の道で止められました。工事が終わってからも大使館近くの道を使うときは赤坂警察に「確認」を取ってからでないと通すことはできない、と言われました。これは私だけではなく同じく昼間に抗議をしていた人たちも道を通ることさえできませんでした。

 そしてこの日の夜、赤坂警察の男性捜査員が4人、自宅に来ました。スーレイマンさんがまだ仕事をしている時間帯だったので私が一人で家にいました。彼らは「家宅捜索」の令状を見せ、大声で何度も怒鳴ったあげく、みながあちこちに散らばって写真を取っていました。捜査員の一人が私の洋服の引き出しに手をかけたので「そこは下着しか入っていない」と言うと「こっちは令状があるからどこでも見ることができるんだ」「よし、開けろ」などと言っていました。寝室の押入、お風呂場の天井、トイレ、いろいろ触り、写真を取っていきました。

 翌2月17日、仕事に行き、昼休みに友人たちと待ち合わせをして昼食を外でとり、仕事場に戻りました。すると私と入れ違いで赤坂警察が捜索に来たとのことでした。警察が何人も何人もわざわざ来るほどの事件を起こすような人間なのだという印象を与えようとしたのでしょう。

 私はアメリカ大使館前での抗議を2年近く続けてきました。誰かを殴るなどの暴力など絶対使わず、パネルを持ち、アメリカの外交政策に反対する意志を毎日毎日訴え続けてきただけです。アメリカも日本もテロとの戦いや市民の安全という目的遂行のために頑張っているんだ、と言っていますが、今度のことには、権力を批判する者は痛め付けるぞ、というメッセージが隠されています。

 2月20日にスーレイマンが大使館に行こうとしたときには、警察と公安、合わせて10人近くが出てきて、外国人登録証明書を出すように言ったそうです。外国人登録証明書を見て公安が一生懸命メモを取っていたそうです。これは、外国人が外国人登録証明書を常に携帯していなくてはいけない、という法律を警察が悪用しているということでしょう。アメリカ大使館に向かって抗議をしたい外国人は自分の情報をその場であかすことも覚悟で、ということでしょうか。スーレイマンが大使館近くを歩きながら駅に戻ろうとしたときには、警官1人と公安4人が彼の周りにつき、この道は使ってはいけない、などと歩く道まで制限したそうです。

 3月の初旬にはスーレイマンがインターネット上で実名を出され、テロリストだと中傷されました。

 そして4月20日に赤坂警察の捜査員が2人、また職場に来ました。再度任意での事情聴取がある、とのことでした。最初の事情聴取の時に職場には来ないように要請したにもかかわらず無視してまた来たのです。5月6日に2回目の任意の事情聴取に応じました。

 私たちに対して警察は「迷惑だ。」と言いました。しかし私たちは法に触れるような抗議方法を取ったわけではありません。ただ、毎日毎日昼休みに通っただけです。その結果、抗議ができなくなり、いやがらせを受け、公道なのに許可無しで歩けなくなり、警察や公安につきまとわれるようになりました。この国で保証されている自由が一体どこにあるのかと考えさせられてしまいます。

 アメリカ大使館前で抗議をすることは犯罪ではありません。パネルを見せること、戦争反対とみんなで声を大にして言うこと、大使館前でラテンアメリカの子供を思い、泣くこと、早く戦争が終わるよう祈ること、大使館に毎日毎日抗議に行くこと、すべて犯罪ではありません。警察から咎められ、嫌がらせや規制を受けることではありません。嫌がらせや規制はどんどん進んでいます。この国にいる人全員がこの状態に気がついたときにはもうあと戻りできない状態になっているでしょう。自分の意志を表す権利は絶対に守らなければいけません。
ブルキッチ
加奈子
2004
5/22
自衛隊の派兵がイラクのためには何も役立っていないこと、それどころか日本への印象を一層悪くしている
  「すべての基地にNOを!ファイト神奈川」主催の集会「自衛隊以外の選択肢を」

 少し遅れましたが、16日「すべての基地にNOを!ファイト神奈川」主催の集会「自衛隊以外の選択肢を」が横浜開港記念館で開かれ参加しました。以下報告します。

 この集会はイラクで取材を続ける綿井健陽さん、JVC代表熊岡路矢さん、非核市民宣言運動ヨコスカの新倉裕史さんから報告が行われました。

熊岡さんからはNGOがみたイラクの実態、軍隊による「人道復興支援」がどんなものかなどが報告され、今こそイラク特措法による自衛隊即時撤退を行うべきとの意見が出されました。イラクは十分な教育と資源を持った国であり、イラク人は自分たちの国を統治していける。「民主化」を外から押し付ける必要はないと。

新倉さんからは昨年夏横須賀と今年1月北海道で自衛隊ホットラインが行った自衛隊員へのアンケート結果が報告されました。横須賀で2500枚、北海道で5000枚のアンケート用紙を自衛隊員家庭に配り、それぞれ12通、14通の記入回答が寄せられたそうです。反戦を掲げる団体にこれだけ返事があったのは初めてとのことで、内容も自衛隊員の苦悩を映すものでした。北海道では家族からの回答も多く、悩みを話す相手もない状況が伝わってきました。

東京での集会後駆けつけてくれた綿井さんは、開口一番「今やばいです。サマーワには日本のメディアの記者は誰もいません」と話し始め、自衛隊やマスコミの記者の実態、人質事件へのイラク人の反応など最新情報を語ってくれました。バグダッドのホテルに缶詰状態で中継のときだけ外にでる記者や延々と自分たちのテント設営のみ行うしかない自衛隊員。サマーワでうるおったのはホテルだけでそれも今は誰もいないなど。自衛隊の派兵がイラクのためには何も役立っていないこと、それどころか日本への印象を一層悪くしていることが改めて認識されました。

参加者は約100名。集会後20名程度で綿井さんを囲んで2次会があり、ここでもイラクの現状を熱く語っていただきました。参加者からも質問があいつぎ、中座が惜しいひと時でした。
集会の記事は以下のサイトでも紹介されています。

http://www.tokyo-np.co.jp/00/kgw/20040517/lcl_____kgw_____001.shtml
裕美
12/7 恥を知れ!!平和の為に戦争をしようとしている与党の政治屋や、それを褒め称える大新聞
 先日のドラコビッチ博士の講演を聞きました。博士が研究者として真実を明らかにしようとする姿に大きな感銘を受け、その夜はなかなか寝付かれませんでした。以前アフガニスタンで医療活動に従事しているペシャワール会の中村医師の話を聞いたときのように。
 ですから、私は、「平和は口でなく壮絶な闘いの中で初めて創出できる」と言って、平和の為に戦争をしようとしている与党の政治屋や、それを褒め称える大新聞の腐った記者たちに、恥を知れ!!と「口で」言いたいのです。私には「口」がありますから。
 
 私は戦後生まれで家庭を作り子どもを育て、今は「人生の伴侶」と老いた父と暮らす平凡なサラリーマン。そんな男でも日本が戦前アジア各地で何をしたのか、そして多くの犠牲を払って今日の日本があることを学んでいるし、忘れていない。私たちの父の世代は見たのだ。戦争になって野獣に還った人間どもが、逆上しきって、面白半分に、或いは恐ろしさから、或いはこれ見よがしに、或いは空威張りするために、人を殺すのを、見たのだ。そして今を生きる私たちもまた、見ている。米軍に虐殺されるアフガニスタンやイラクの人々を。

 フランス文学者の渡辺一夫は「寛容について」という本のなかで十九世紀の作家、モーパッサンの文句を引いていますが、今の政治屋や記者連中にしっかり読んでもらいたいと思う。

 正に、そうである! 政府がこのようにこの人民の生殺与奪権を握る以上、人民が政府に対して生殺与奪権を握っても少しも驚く事はない。人民が自らを護るのは当然である。何びとも他人を支配する絶対権を持っていない。絶対権を持ち得る場合は、指導される人々の幸福をはかるためにだけである。政治をとる人間は誰でも、船長が難破をさける義務があるように、戦争をさける義務がある。

とにかく戦争だけはしないでもらいたい。そのため、軍隊をイラクなんぞに送っては絶対いけない。
12/6 演習場の広大さに驚き−あいばの演習場
 あいばの演習場についてのご意見を読みまして、大変勉強になりました。私は、2000年のあいばのでの日米軍事合同演習の記事を新聞で知って、大変驚きました。現地で抗議行動を知って、参加しました。
近江今津駅近くの会館で屋内集会があり、町内をデモして、駐屯地に 抗議文を出したのを思い出しました。600人くらい参加しました。その後私は、どこで演習しているのか見てみたいと思い、歩き回りました。小高い山の上の駐屯地の門まで行きましたが、演習場の広大さに驚きました。演習地を見ることは、できませんでした。どこを見ればいいのか、分からなかったのが率直な感想でした。もう一度行って見たいです。アドバイスをいただけたら、大変ありがたいです。
大阪読者K
11/29 警官が女性を辱める行為−米大使館前での抗議の女性に

アメリカ大使館前抗議行動  平日12時から13時(時々14時過ぎまで)
時間のあるときに参加してください。


 こんにちは。ブルキッチ加奈子です。お久しぶりですがお元気ですか?最近のアメリカ大使館前について報告します。先週、14日の金曜日、ラムズフェルドが来日しました。私とスーレイマンさんと日本人の友人でアメリカ大使館にお昼頃から抗議に行きました。

 14時すぎくらいに反アメリカの右翼団体の人たちが4人で大使館に対して抗議文を渡しに来ていたので、そのまま彼らにもマイクを回し、大使館に向かってメッセージを言ってもらいました。すると警察が20人くらいでほとんど警告も無しに右翼団体の4人をJTビルまで強制排除をしてしまいました。それから5分くらいで今度は私たちに対して警官が20人以上来て、やはり警告と言えるような警告も無しに強制排除されました。私一人に対して10人くらいの警官がきてあっという間に持ち上げられてそのまま運ばれました。私たちが暴れたから、とか何かをしたから最終手段として持ち上げて排除したわけではなく、私たちはただマイクを使ってメッセージを言っていただけです。

 しかも、私の両手両足と胴体を警官たちが持ち上げながら、右の腰のあたりで私のズボンに手を入れている警官までいました。自転車会館の喫茶店の前を越えたあたりで私の事を降ろそうとしたときに、私のセーターがすこしずつまくり上がっていたので数人の警官が「セーター!セーター!」と私を押さえている警官に対して注意していたのにもかかわらず、セーターと下着を持ちながら私を降ろしました。私のセーターも下着も肩近くまでまくれ上がってしまいました。

 私は警官たちに「あなたの奥さんが同じ事をされたらどう思う?」と怒鳴りつけました。その時公安に「俺の奥さんはこんなこと(大使館前での抗議のことだと思います)をやっていないからされないよ!」と言われました。警官たちは抗議をしている人間に対してはどんな辱めを与えてもいいのだ、と考えているようです。彼らは抗議者を人と思っていないようできちんとした警告をすることもなく、女性を辱めるこの態度・・・。くやしいです。

 この日の様子を海外の通信社の人たちが撮影していてくれました。警官たちが私をつり上げているところをBBCのニュースで放映され、ジャパンタイムズとヘラルドトリビューンで写真を載せてくれました。警官たちはメディアを嫌がり、できるだけカメラのレンズを手で隠そうとまでしていました。この日にメディアが一つも来ていなかったら、と思うと少し恐くなります。この日にラムズフェルドはアメリカ大使館に寄ったのでしょうか。警察の思惑通りアメリカ大使館前には抗議者もいなくておとなしい日本を感じることができたのでしょうか。

 日本で自分たちが「無関心」という名前で表現の「自由」や「民主主義」を殺していったことを肌で感じた一日でした。また報告します。大使館前抗議行動は平日に毎日あります。ぜひ参加してください。自分の持っている権利と自由を100%使っていきましょう。
加奈子
11/25 御存知でしょうか?あいばの演習場を

ー身近な生命のことばー

 滋賀県の高島郡に「あいばの演習場」という近畿最大の軍事基地があります。(航空、陸上)ここで今月前半まで日米合同演習が行われました。

 アメリカ兵800人ほどが参加したものです。また、滋賀県の高島郡新旭町は国内にあった地雷の廃棄処理を受けいれ、ここ2年ほど、その処理を行っていいイメージを作ってきました。(時の総理小渕さんもこられました)
が、、なんとその処理を行った場所で武器の製造を開始した模様です。呆れかえることに地域のハローワークに弾薬の製造のパート募集まで行っています。テロ対策訓練用に幾つかのビルごと建設し、特殊訓練をする建物の計画も行われています。

 (数億円の予算を組んで)さらに、既にここに設置済みのパトリオットミサイルも新型パトリオットUに交換配置計画もあります。(現在、パトリオットは2基設置)好印象のものは大大的に報道し、今回のような危険な行為には、一切の報道が行われない状況です。また、11月16日深夜から朝にかけては、自衛隊員1000人が機関銃、迫撃砲を持ちながら、一般市街地を徒歩行軍訓練しました。同じ近畿でも大阪や京都の人たちには、イメージがわかないでしょうがここが、何とも言えない恐怖感を感じます。大阪、京都の方、他人事ではないことを感じて頂ければ幸いです。安心できません。

 直線距離でたった80キロです。私の自宅の上をよく飛んでる戦闘ヘリなら10分の距離です。日本丸はどこに行こうとしているのでしょう?既に舵がきかない船になってしまっているのでしょうか?

皆さんの御意見頂けましたら幸いです。 shakabuddha 
  shakabuddha@hotmail.com

あいばの続報
 「あいばの」の状況は、かなり本格的な戦闘訓練が日々行われています。本日も町内有線放送があり、25日から29日まで実弾演習がスタートするとの内容でした。

 ここは特殊な自衛隊施設と感じています。民間企業(旭化成)が航空自衛隊敷地と並列しており、そこで武器の製造も行われています。

人々の認知としては、近畿では伊丹、舞鶴の施設カと思いますが、実質の訓練施設としては関西最大の規模であり、日米合同訓練の中心地となっています。人々の認知が少ない事をいいことにやりたい放題の状況となっています。残念な事は地元住民の多数が自衛隊との長年の経済密着生活もあってか、こういう問題に強く講義する人が少ない状況です。

 幾つかの書き込みから、今月30日には大阪、京都から20人ほどの方が自衛隊施設を見に来られます。

 少しでも多くの人にこういう危険な場所が関西にあるという事実を知って頂きたく思います。

11/17 新宿西口に立って
 新宿西口広場で反戦メッセージを掲げる人たちに初めて加わってきました。
この意思表示は春から知っていたし、細井さんのお話を聞いたときからぜひ参加しようと思ってはいたのですが、やっと実現しました。地下の柱を背にメッセージを持ったりレインボーカラーの布をまとったりして、十数人?立ったりおしゃべりしたり。若者や子供づれから中高年までさまざまな人たちが送る言葉に、通行人からチラチラ視線が送られる。もちろん無表情に通り過ぎる人が圧倒的に多いですが。

 隣の方は70台半ばで「集会やデモには参加できないけれど、ここで1時間たってるだけなら一人でもできる」といっていました。もう2ヶ月近くさんかしているそうです。ここに行けば誰でもできる、一人でもできるというのはすばらしいなと思いました。

 きょうは横浜西口でも平和のリボンの会でビラを配りましたが、ずいぶん関心が高まっているように感じました。やはりマスコミでも取り上げる回数が増えたからでしょうか。
男性の受け取りが(老いも若きも)よくなったのが、驚きでした。
10/10 犠牲になった子どもの写真を見て何も感じない人は、自分の家族の死体を見るまで馬鹿な態度をとり続けるのでしょうか?
昨年秋からほとんど毎日、12時から13時にアメリカ大使館前に立ってイラクへの戦争反対・占領反対を訴えている女性がいます。その方からの投稿です。

 こんにちは。ブルキッチです。先週のアメリカ大使館前行動について少し報告したいと思います。

 先週はビザを取りに来た人たちの中にもあまり良い反応を見ることができませんでした。例えば木曜日にはビザ待ちの列の中で白人の男性がずっと笑っていたので、「何かおもしろかったですか?」と聞いたらうなずいていました。沖縄の基地にいる兵士たちの犯罪を言ったら親指を立てる仕草をしてくれました。ほかにもイラクでの大量破壊兵器について言っているときに、赤ちゃんを連れた若い白人の夫婦も大笑いしていて、同じように「何かおもしろいですか?9月11日も同じ態度を取りましたか?」と聞きました。その夫婦はその後タクシーに乗りわざわざ目の前まで来て赤ちゃんを抱いたまま中指を立てる仕草をしてきました。

 私が「白人」と書いたのには理由があります。黒人の人、アジアの人、ラテンアメリカの人、アフリカの人はこのような態度を取らないからです。まず、笑いません。このことは毎日行き続けている中で分かったのです。時に人種差別をしているような気持ちにもなります。しかし、事実白人以外の人からはほとんどされたことがないのです。アメリカ大使館前で私の口調は時に強くなります。しかし、毎日このような物を見ていてどうやったら憎まずにいられるのでしょうか。

 私はアメリカ人に理解してもらうより先に犠牲になっている人たちの状態について心を使いたいのです。アメリカの人たちは犠牲になった子供の写真を見て笑います。これを見て何も感じない人が他に何を見たら感じるのでしょうか?自分の家族の死体を見るまで馬鹿な態度をとり続けるのでしょうか。

 悪いことばかり書いてしまいましたが良いこともあります。私にはアメリカ人の友人が数人います。彼らはアメリカ人であっても恐れずに大使館前に来ました。1人は仕事を棒に振ってまで戦争反対を訴えたのです。年輩の方なのに暑い中毎週来ている人もいます。彼らは自分の国籍と正義の間で私以上の苦しみを味わっているでしょう。私にとって彼らが希望であり、私の心を落ち着かせてくれる人たちです。彼らがいるから何よりも先に犠牲者に思いを使うことができます。

 今週もいつもと同じように平日12時から13時の間は確実にアメリカ大使館の前にいます。
今週も頑張って行って来たいと思います!
加奈子
ブルキッチ加奈子
10/1 小泉首相へ告ぐ!世界の笑い者は貴方!

 本日(9/30)小泉首相は新内閣の答弁でイラク派兵への批判に対して
@国際社会はテロとの戦いを行っている
Aこれに参加しないと世界の笑い者になると、いつものニヤニヤ顔で述べた。

 今日の国際社会では、アメリカ・英のイラク攻撃の正当性は1ミクロンも認められていない。判明した事実は、アメリカこそが、イラクに対するテロ国家であるということ。それゆえ、アメリカ・英で、ブッシュ・ブレアいずれも窮地に陥っている。

 今日の国際社会では、アメリカ・英のイラク占領の正当性も1ミクロンも認められていない。協力して派兵するといっているのは、金に縛られおどされた国だけである。それゆえ、国連も事実上撤退している。

 世界の笑い者は、今やブッシュに言われるがままに金も兵もだし殺人にくわわる小泉首相、貴方だ。

しかし、、、

こういった首相を国家の長としていただかなければならない国民=私自身は、搾り取られた血税で、いやがうえにもアメリカの強盗戦争に協力させられるのかと思うと、怒りではらわたが煮え繰り返る!
M

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