「戦争を止めよう!平和を運ぼう!全国リレー行動」がスタート
各地でさまざまな行動をつないで戦争反対、平和を訴えよう

イラクへの戦争と日本の加担に反対する2.2集会

 
 −アフガンとイラクの今―
主催:ピース・ニュース
協賛:基地はいらない!女たちの全国ネットワーク


 2月2日(日曜日)、東京渋谷の勤労福祉会館でピース・ニュース主催、基地は要らない!女たちの全国ネットワーク協賛で、「イラクへの戦争と日本の加担に反対する2.2集会」が行われました。

 この集会は、「戦争を止めよう! 平和を運ぼう! 全国リレー行動」のスタートとなる集会であり、60名近くの参加者を得て盛況な集会となりました。

 

 初めに、昨年12月にアフガニスタンを訪れた「テロ特措法・海外派兵は違憲市民訴訟の会」の細井明美さんから、アフガンの人々の現状についてのお話がありました。貧しさゆえに全身やけどの体を治療できず、ケロイド状の皮膚を見せていた少年の話、足が折れ曲がってまったく動けなくなり、テントの中で、初めて細井さんの前で泣いて訴える女性の事など、決して激することなく静かに語るその姿は、「見た者の力」を感じさせる素晴らしい報告でした。

 

 報告の後、「基地はいらない!女たちの全国ネット」の協力で、沖縄からのメッセージと琉球舞踊がありました。優雅な踊りに見入り、テンポの速い踊りには会場から手拍子も加わり盛り上がりました。

 
沖縄の踊りで盛り上がる                     会場からも手拍子が

 その後「アメリカの戦争拡大と日本の有事法制に反対する署名」運動事務局から、米軍がアフガンにおいて劣化ウラン弾を使用した可能性が極めて高いという衝撃的な報告がありました。いずれも発表の後、活発な質疑応答が行われました。特に米軍がアフガンにおいて劣化ウラン弾を使ったという重大疑惑に対しては、フロアからすぐに記者会見をしてこの重要な事実を広めるべきだとの意見もでました。

 集会の最後には、全国リレー行動のリレーの「たすき」代わりのリレーグッズが紹介されました。ワクワクしながら箱をあけると、韓国や沖縄の写真、パンフレットなどと共に、素晴らしい全国リレー行動の旗が出てきました。私たちの集会で書き込んだ寄せ書きも付け加えて次の行動に送ることにしました。これからこのリレーグッズが全国を回って行動が行われる度に、様々なものが追加されてゆくことを想像すると楽しみです。

 集会が終わった後も、報告者を囲んで話がはずみ、あちこちで情報交換する人々が、会場だけでなく廊下やロビーにも溢れていました。

 


 私達は、多くの仲間と共に、2月2日、東京から「全国リレー行動」の第一歩を踏み出す事が出来ました。
 今後、2.2集会での報告内容を2回シリーズでお伝えしてゆきます。
 次回は、劣化ウラン弾の報告をさらに詳しく掲載します。


お知らせ

 ピース・ニュースでは全国リレー行動の一環として、2月9日、2月15日連続で、街頭での署名集め、イラク攻撃に反対する宣伝とビラ撒き、路上写真展を行います。

 1日だけでも、1時間だけでもかまいません。一緒に「戦争反対!」の声を上げたい方、
ご連絡を下さい

どんなかな?不安な方は・・こちらへ・・こんな感じです