2002年新春旅日記

埼玉帰省の帰り道、那須周辺にて



下の写真は北海道伊達のカルメル会修道院の聖堂です。
2001年7月に友人の由布ちゃんたちと訪ねました。

手前が恐らく一般の席で、障子の向こうがシスターの席になるのかな?
シトー会も一般の参列者とシスターの席は、別々になっていました。
私たちの席からは、シスターはほぼ見えないような造りになっていて
その代わり聖餐台の真横だったので、聖餐式の様子が
とってもよく見えて、面白かったです。(^_^)ノ


(2001年 北海道伊達のカルメル会修道院にて)



修道院にあった本。
表紙がとっても珍しいので、撮影。
江戸時代か明治の風景でしょうか。
かよんさんも一生懸命撮っていたよ!

<タロウさん情報>
あの江戸時代ふうの絵は長崎信徒発見の出来事を描いたものです。
この浦上の農民達は天主堂完成の5ヵ月後、天主堂に趣き、プチジャン神父と
出会います。そして、自分達がキリスト教信者だと告白したのです。
これが後に、世界宗教史上、最も劇的な物語のひとつとなった「信徒発見」です。
プチジャン神父は、その時のことをパリ外国宣教会の神学校に
当てた手紙に、こう書いています

「・・・。昨日12時半ごろ15名ほど、男女うち混ざった一団が
教会の門前に立っていました。・・・。
40歳可50歳位の年ごろの婦人が1人、私の傍らに近づき、
胸に手をあてて申しました。
「ここにおります私たちは皆、あなた様と同じ心でございます。」
・・・。「サンタマリアのお像はどこ?」と尋ねました。
サンタマリア!このめでたい御名を耳にして私は少しも疑いません。
今、私の前にいる人は、日本の昔のキリシタンの子孫に違いない。」