奥羽教区教育委員会 教会音楽アンケート
集計結果 (
1999年度実施)
60教会中 1/3程度が解答

<アンケートの集計を終えて>

この度教区内の皆さまのご協力により、アンケートの集計結果をお届け
することになりました。まだお答えいただいていない教会もあるのですが、
取りあえずの現状としてご覧いただけましたら幸いです。
ご協力を心から感謝申し上げます。

都市圏の教会とは異なり、ローカルでは「少し楽器を弾けるから・・」
という理由で奏楽を任されている方も多いかと存じます。
本当はプロフェッショナルがするような奉仕を、
アマチュアの方にお願いしている現状があります。

アンケートの結果を拝見しまして、そのようなお一人お一人の小さな声や
叫びのようなものを感じました。テクニックはもちろんですが、
まずは「奏楽者の孤独」から少しでも抜け出せるように私たちが
つながっていくこと、そして神さまが私たちに与えてくださったたまものを、
日々学びつつ賛美の業にあずかりたい・・と心から願って止みません。
秋にはささやかでも教区の教育委員会として何か集会を
持てないだろうか・・と検討中です。御心ならば実現しますように。
皆さまのお働きが守られますよう祈りつつ。  

2000年 奥羽教区教育委員 竹佐古真希(教会音楽担当)




このアンケート結果を元に、2000年10月に
「奥羽教区 第1回教会と音楽研修会」が開催されました!
当日のフォトスナップは、→こちらです




あなたの教会に、奏楽者は何人いますか?

教会の奏楽者の数  
北西地区 北東地区 秋田地区 岩手地区 小 計
0名    
1名      
2名 10
3名
4名  
5名      
10名      
  11 10(★) 31
         
その他    
(★★)
 
       
     
(★★★)
注) ★ (保育園の教師が多い)     
★★ (クリスマスのみ1名)     
★★★ (牧師が司会・奏楽・メッセージの三役)


 月の奏楽奉仕は何回ですか?

月の奏楽奉仕        
  北西地区 北東地区 秋田地区 岩手地区
年に1回        1 
3ヶ月に1回      2 
1回   12
1−2回    
2回 13
2−3回    
2−4回      
ほぼ毎週  
13 13 39


 讃美歌21使用状況

讃美歌21使用状況      
北西地区 北東地区 秋田地区 岩手地区
使  用 11
         
一部使用
         
使用していない
         

 使用の理由など
●1998年から使用。数年にわたる讃美歌に関する教会全体での学びの結果
●これからの伝道のため
●出版直後役員会で検討し、いずれは使用するのなら早く使用すべしと
●より豊かな礼拝、若い人たちも包み込む礼拝にしたいから
●宣教内容に即した新しい歌が必要だから
●新共同訳聖書への移行に伴い、語句の現代語訳が必要と感じられたから
●奥羽教区の諸集会が使用されるに伴って
●理由は特にない。教区の集会は21に決まったなどと言われると、
  当然現場も使わねばと思わされる。
●地区として使用する方向があるから
●試用版の時より用いて練習し、「21」発行後に切り替えた。
●礼拝への新しい感覚が感じられるため。一部批判点や疑問もあるが、
  その発行意図を理解し前向きに受け止めて使用を決断。
●礼拝の新しい動きへの参与、公的礼拝・集会での使用のため
 一部使用の理由など
●切り替える準備として、礼拝に1曲ずつ使用している
●「こどももおとなも共に公同礼拝」をしているので、必要に応じて用いている。
●現在は移行期として捉えている。
  ペンテコステ主日より全面的に礼拝で用いる予定。
 使用していない理由など
●教会員全体の理解が得られていない。
  祈祷会で使用しながら数年後に切り換えたい
●現在のところ、歌詞にどうしてもなじまない。
  全部歌詞を変えたことへの違和感が強い。
●全員が買いかえるのに、経済的負担が大きすぎる
●お年寄りが中心の教会なので、新しいことを始めるのにやや抵抗があるため


 礼拝式の変化はありましたか?

礼拝式の変化      
  北西地区 北東地区 秋田地区 岩手地区
あった  
         
特にない
         
 今後検討する予定  
         

 礼拝式に変化あり
●21導入以前から礼拝式の見直しを始めたが、21を使うようになって、
  礼拝の空気が変わっている。
●礼拝中に共に食事をいただく「主の食卓礼拝」を開始。
  招きや派遣を意識した選曲。
●礼拝順序の中に、キリエやグローリアを入れるようにし、
  また祝祷の前に派遣の言葉を云うようになった。
  21を用いるようになって1年目にみんなで礼拝を考える会を持ち、
  その中で礼拝順序の変更をすることが決められた。
●「21」に入れられている「招詞」から始まり、「交読詩篇」を通して会衆が参与し、
  「主の祈り」も3つの訳を交互に用い、祝祷の前に派遣の讃美歌(91,92)を
  歌う・・・それらを通して、礼拝が神の招きへの応答にはじまって、プログラム
  全体に会衆が参与し、最後はこの世へと力強く派遣されていくと言った、
  礼拝のダイナミックな面を少しずつ体験している。「豊かな礼拝」をささげる
  試みという点で、「21」の讃美歌そのものの変化(歌詞・曲)も大きいと思う。
 今後検討する予定
●今後、変化させようと考えている
●新しい讃美歌を使用する時は、若干緊張感があるが、それは礼拝にとって
  良いことと受け止めている。礼拝のあり方については、現在検討中。
●現在は、今までの讃美歌の中から選曲。
  少しずつ新しい歌を練習して行きたい。
 礼拝式に特に変化なし
●特にない。なれないので、歌いにくい。
●主として讃美歌のみが変更、礼拝様式は以前と変更はない。
●式順の変化は特にない。交読文が交読詩篇に変わった
●特に際立った変化はないが、一度歌うとその曲が体に染み入っていくのか、
  だんだん歌う度に声が大きくなってきていると思う。
●「派遣の言葉」の使用、新しい曲の使用により、少しは内容に豊かさが加わったか
  と思われるが、逆に新曲になじめない面が残っている。
  これまで歌ってきた曲でも、歌詞の変化により違和感がある。
 その他
●年配者が多いせいか、21にはなかなかなじめない
●知っているメロディーでも、曲の変化があったり歌詞が違っていたり、
  少なからず困惑があった。



 牧師からオルガニストへ要望すること 
●まず何よりも、良き礼拝者であって欲しい。あとは、1に練習、2に練習。
●積極性、指導性
●礼拝を作り出す意欲をもってほしい
●演奏の技術の向上以上に礼拝全体の神学的な洞察が不可欠だと考えて
  いるので、奏楽者も礼拝形成の担い手となるべく協力していただきたい。
●礼拝の変化に大切なことは、牧師だけではなく、特に音楽に関しては、
  奏楽者も参加して礼拝を作っていこうとする努力が必要だと思う。
●会衆と共に歌うつもりで、早くなく遅くなく
●もっとたくさんの知らない曲を紹介して欲しい。
●オルガンだけでなく、他の楽器(ギターなど)による奏楽もあったらいい。
●賛美を持って奏楽に立てるように準備が必要と思う。
●礼拝のリードをオルガニストにして欲しいと思うが、これはオルガニストの
  自覚よりも司式者や会衆の意識の方に問題があって、難しさを感じている。
●オルガニストはよき礼拝者であってほしいと望んでいる。
●当然だが、前もってよく準備してほしい。それは技術的な面以上に、
  自らの祈り、礼拝者としての信仰生活が含まれる。
●「21」の曲をよく聴いてほしいし、また、それを楽しんで聴いてほしいと思う。
●研修会の必要性
 その他自由にお書きください(牧師による回答)
●オルガニストが二人いると、交替で奉仕ができる
●讃美歌21は新しいものが多いので、研修会をもってほしい。
●「礼拝における奏楽」といえば「オルガン」という定式が出来上がっているが、
 もちろんそんなことはない、と考えている。その意味で、野心的に採用されたと思われる
 讃美歌が讃美歌21に多く含まれていることには好感が持てる。反面、そうした方向性が
 教会に共有されているとは言いがたく、かえって選曲の幅を狭めてしまっていると感じられる
 ことも多い。讃美歌21の編集中に讃美歌委員会による講習会が開かれていたが、
 それは讃美歌21の導入以降も必要な事ではないかと感じる。
 各教会の礼拝のあり方を考える「礼拝学」が、もっと大きな課題として取り上げられるべき
 ではないか。それは牧師や奏楽者はもちろん、礼拝に集う人々全体に言えることだと
 思うが、それだけに、教区の委員会への期待は大きい。
●オルガニストのいない教会、または少しは弾ける人がいても(例えば学校の先生)
 毎週来れない。出席できる日だけ奏楽をする? 
 それよりはヒムプレーヤーの方が、気が楽。
●讃美歌21を強要しないことを望む。
●「21を使って、こんな礼拝式もできますよ」という事例のようなものがあると、とってもいい!
●高度な技術を持っている人(初見で弾ける人)はいいが、よほど練習しないと弾けない
 オルガニストには、難しい曲もあるようだ。
●現在の牧師が赴任してから、奇数月の第3日曜日礼拝後、
 讃美歌21の練習を始めている。
●主日礼拝の中で歌う讃美歌、現在は現行讃美歌だが、なるべく現行にも21にも
 入っているものを選び歌っている。
●使用し始めて1年あまり、まだとまどいがあり、なじみ深い曲を選んでいる段階にある。
●「教会音楽」を教会での演奏会でなく、基本的に主日礼拝での奏楽を中心に考えるなら、
 礼拝式(プログラム)の順序や、あるテキストについて、牧師がどのような讃美歌を
 選曲するか(特に説教後に)等も、いつかアンケートをとって頂いたら、
 興味深い結果が出ると思う。


 オルガニストを始めて何年ですか

オルガニストを始めて何年?          
北西地区 北東地区 秋田地区 岩手地区 小計
1年未満    
1年     
2年    
3年   1(★)    
5−6年    
10年  
12年    
15−6年    
17年    
18−9年  
20年
25年      1
27−8年    
30年以上      
35年      
40年    
43年      
53年      
  13 13 18 48
注) ★ (昔もしていたが、最近また始めた)


 将来オルガニストになりたい人は、教会にいますか

将来オルガニストになりたい人は?      
  北西地区 北東地区 秋田地区 岩手地区
い   る  
         
い な い
         

 将来オルガニストになりたい人がいる
●? ピアノの中学生がひとり
●興味はあるがオルガンの経験なし。日程の調整もつかない
●受験生
●現在小1や子育て中。
●教室でレッスン中 子育て中の者が3名
●勉強が必要
●公同礼拝の中で1曲子どもが弾く讃美歌があり、可能な時は弾いてもらっている。
 将来的なことはわからない。
 将来オルガニストになりたい人がいない
●若い人がいない
●会員の高齢化など
●教会員全体の人数自体が不足している)
 その他
●誰もいない時に交替してくれる人が一人いる
●表明している人はいないが、必要な時には名乗り出てくれると
 のぞみを持っている。


 教会で使用している楽器は何ですか
(この項目のみ、追加で分かった段階で随時更新していきます。)

楽器 北西地区 北東地区 秋田地区 岩手地区 小計
リード・オルガン デルマルコ  
  ヤマハ
  カワイ    
  メーカー表記なし
電子オルガン カワイ  
  アールボーン(★)      
  クロダトーン      
  アーレン      
パイプオルガン クロダトーン      
  ボッシュ      
  ガルニエ      
  パーシェン      
  辻オルガン           1
ピアノ (他の楽器と併用)  
エレクトーン (EL型) (★★)      
キーボード ヤマハ (★★★)      
  ローランド(他と併用)        1
    17 40
注) ★ (オルガニストは5人いるが、楽器があまり活かされていない。
      音の組み合わせで音量が大きくなり過ぎないように学びたい。)
★★ (奏者のほとんどは経験がなかったが、それなりに弾きこなしている。
 ゴスペルを歌うことが多いので、リズムなどが必要なので、
10年前リードからエレクトーンに変わった。)
★★★ (オルガンはあるが一人で3役なので、降りたり
上ったりするとばたばたするので)


 講習会が実現したら参加は可能ですか

講習会が実現したら参加は可能?      
  北西地区 北東地区 秋田地区 岩手地区
出 た い
         
出られない
         

 出たい
●日時や場所による / 日帰りで受講できれば
●日程や内容などにより、どちらとも言えない
●出たいが、盛岡へ出るまでの交通機関が不便。岩手は交通網が未発達。
●出来れば出たい
 出られない
●現在の仕事の状況
●時間的に難しい。技術面でもレベルが低いので。
●農業なので、季節的に家を離れられない時が多い。
●仕事と家庭の都合
●下の子がまだ小さいので、遠くへは行けない。長時間は無理。
●自分の場合、今さら学んでも何も覚えられず、かえってプレッシャーになる。
●自分で出歩くことは不可能。場所がいつも遠いし、
 日曜日などは結構午後に会合や用事が入ることが多い。
●保育士の方が多いので、普段の保育で時間一杯という現状


 研修会や講習会は必要だと思われますか

研修会や講習会の必要性      
  北西地区 北東地区 秋田地区 岩手地区
必   要
         

 研修会・講習会の必要性について
●技術のみではなく、教会オルガニストとしての学びが必要
●曲の選び方などが自己流になっているので、教会暦にあわせた選曲方法を知りたい
 新しい讃美歌の曲の背景を知りたい
●これから伸びる人には必要と思う。一人よがりにならないために
●技術面の向上よりも、奉仕者が喜んで礼拝の時を迎えられるような
 励ましが与えられる研修会があればいい。
●マンネリ化を避ける。教会暦に合った曲の発掘
●讃美歌21をもっと練習する必要がある。小規模の講習会を多く開いて欲しい。
●これでいいのかと思いつつ、練習したので
●曲・技術等の理解向上。 分からないことがたくさんある
●精神的な支えと教会音楽の理解      ●オルガニストの学びの場が少ない
●オルガニストだけではなく、牧師の研修会も必要ではないかと思っている。
●教会内だけではわからないことがある。   ●奏法が自己奏法なので
●新しいスタイルの礼拝様式や、新しい曲を知りたい。
●地区での成田恵子先生の指導は、大変勉強になる
●21、ゴスペル、聖歌等礼拝賛美の充実のため
●教会暦に則したオルガン曲を知りたい。演奏法がつい独断・自己流になってしまう。
●経験の少ない奏者しかない教会にとっては、指導してあげることが必要だと思う。
●全くの素人がこの任に与っているので。
●奏楽について、また教会音楽の正しい知識を少しでも得たいので。
●今まで持ったことがないから     ●情報が必要なため
●個人的な奉仕になりがちなので、常に教会的な視点でとらえるため。
 礼拝について学ぶことも必要。他教会からも学ぶ。
●奉仕の必要性を知るため。自分も音楽を通して成長したいから
●奏楽曲の選び方や、讃美歌の弾き方について学びたいため。
 他のオルガニストの意見も聞いてみたい。
●各教会で一生懸命オルガンを奏して捧げている方たちと交わりを持てると、視野が広がる。
 頑張らなければと刺激を得られる。
 研修会は不必要
●私に限って、もう手遅れである。(1名)

 楽器について
●足踏み式リードオルガンが古いので、いつ壊れるかと心配。
 (もう袋がだめになっていると診断を受けているので)
●小さな教会にはリードオルガンがいいと思う。でも新しいのは高いし、中古は何となく不安。
●教会の奏楽はオルガンだけでなく、幅広くフルート、ギター、ピアノ、アンサンブルなどを
 取り入れていくべきだと思う。そういうことを取り入れている教会があれば、紹介して欲しい。
●パイプオルガンになったので、今までのリードオルガンとのタッチの違いにとまどう。
●パイプオルガンを使用してみて、曲の強弱をどのようにつけていったらよいか迷う。


 困っていることについて 
(オルガニストの立場から、讃美歌21に関して)
●礼拝後に次週の讃美歌練習をしているので、新しい讃美歌もなんとか歌えている。
 自身が新しい曲を覚えることも楽しんでいる。
●聖書がすぐ改訂されたり、讃美歌第2編が出たり、果たして21が定着するのか不安。
●自分の知っている歌える讃美歌でないと、奏楽が難しいので、新讃美歌には悩まされる。
●毎週礼拝後に讃美歌21の練習をしているが、なかなか定着しない。オルガンを
 ひいていると共に讃美するというよりも、ただ一人でひいているという孤独感を感ずる。
 讃美歌21を会員の一人一人が思いきり歌えるようになるにはかなりの時間が必要と思う。
●歌えるように、各教会で練習するように呼びかける必要がある(使用して3年目)。
●弾きにくい曲が多い(技術面での問題かも知れないが)。フェルマータで一息ついてから
 次の音に入る方が歌いやすい。譜面どおりに弾いているが、教会員の人は歌いにくそう。
●81番は私の技術では少々むずかしく、楽しい曲想なので、コードがあれば左手はそれで 
 つけたいと思った。簡単な弾き方の副本などあれば、ずっとひける気がするので残念。
●伴奏が難しくなった。拍子・小節がない曲が多く、とまどう
●新しい譜に慣れない。(拍子記号のない曲の弾き方。新しい和声の勉強不足)
●教会では97年4月から使用している。研修会で学ばなければよくわからない曲もあるので、
 今まで歌われている曲中心になっている。
●詩歌になじめない      ●若い方々にお委ねするのみ
●私のような素人には難しい。自分自身の研究不足。
 古い讃美歌はメロディーが分かるので弾くことが出来るが、新しいものはテンポがわからない。
●現行讃美歌と同じ曲でも、若干音符の長さが違っている曲があるが、
 つい音符をよく見ず「思いこみ」で弾いてしまうことが多々ある。
●いろんな点で少しずつ変わっているので苦労する。
●まだなじめていないが、礼拝でできるだけ使うようにしていきたい
●前の讃美歌と歌詞だけでなく、音符の長さまで時々変わっていると、
 長年、前の長さで歌いなれている人とオルガンがくいちがい、困ることがある。
●宗教音楽を聴くようにして音になれていくようにしたいが、時間を作ることが難しい。
●21は旋律が中心と前書きにあるので、フレーズに従い弾き込むのにかなり練習する。
●大切な役の一つを、ただほんの少し弾けるということだけで、させていただいている。
 感謝しつつも、おそれとおののきの連続。 「祈りつつ練習に励まねば」と、痛感。
●10名がローテーションで奏楽を担当しているが、うちほとんどは保育園の先生方で、
 その大半は求道中の方々。特にその方については、現状としては何とかお願いして
 オルガンを弾いてもらっている、という状況。アンケートを配って答えてもらうのは
 どんなものか・・と判断したので、牧師による記入である。
●リズムが変化しているので、リズムをつかむのが難しい。
●初見の時に4声でかかれていると高音部と低音部を2声にして弾けるが、
 かなり練習をしないとならないので、プロの技巧を修得しなければならないので、
 アマチュアには少し無理なものもある。
●私たちの北東地区は恵まれている。成田恵子姉が2−3ヶ所の教会(希望者をまとめて)
 で教えて下さったり、相談にのって下さるので、素人の我々も「いざという時、迷う時、聞ける
 という安心感」がある。技術はなかなか上達しないが、ともかくきちんと時間をとって
 練習するようになった。でも、もし先生がいなくなったら・・・教区なりでオルガニストの気軽な
 相談窓口があってもいいのかもしれない。
●「詩篇と頌歌」にある、拍子記号のない曲
●技術や音楽性に劣るので、苦しんでいる。そのための講習会は大きな助けになる。





以上が1999年度実施の奥羽教区の教会一部の現状です。
もしもこのデータをどこかで公表・使用なさりたい時は、
お手数ですが必ず竹佐古真希までご一報ください。
どうか宜しくお願い致します。 m(_"_)m

また他の教会や教区の状況など、お寄せくだされば大変嬉しいです。
日本の中で礼拝と音楽をめぐる状況は、なかなかに厳しい部分もありますが
どうぞ共にゆっくりと神さまの御用のために働いていきましょう。
個人の業ではなく、共同体への業へと、広がっていけますように。
心から祈りつつ。

竹佐古真希