2003年ヨーロッパ旅行(報告編)

< ライプチヒからドレスデンへ >



こちらは宮廷教会。
名前がすごいですよね・・。
まだ観ぬ北イタリアを思わせるような建築。
ドレスデンはバロック建築の宝庫で、
「北のヴェネツイア/フィレンツェ」とも呼ばれるそうです。




逆光で見えにくいですが、
右側が宮廷教会です。
さっき歩いてきた通路は左側の建物。



教会は、左側の建物と
このような通路でつながっていました。
昔の王族が歩いたのでしょうか?


教会建築が大好きな私たちは、
何度違う教会を訪れてもその度に
どきどき・わくわくしながら扉を押す。
外観から見るとあまりオープンではないような教会が多いが
一度中へ足を踏み入れると、数々の装飾にいつもうっとり。

宮廷教会は白を基調にした明るい内部で
華やかな印象だった。
中へ入った瞬間、オルガンの音色がこちらにまで押し寄せてきた!
思わず小走りで音色の方に近づく。
大オルガンではなかったが、小型のクワイヤオルガンの演奏だ。
大オルガンの天井からの響きは格別だが、
下から支えて響くようなクワイヤオルガンの
音色もまた何とも言えない。
パリのサン・シュルピスの日曜のミサでは
両方2台を用いた豊かなオルガン演奏だった。

演奏はしばらくするとやんでしまったが、
あのまろやかな響きがしばらく体内に残って
ふわっと幸せな気持ちに包まれていた。




差し込める光が、まるで別世界のよう・・。


このオルガンです♪
小さく見えますが、石造りの聖堂なので
よく響いていました。



天使がかわいい・・★
オーギュストはポーランド国王になったので、
宮廷教会もカトリックにしたそうです。
ポーランドはカトリック国で、「ぼくの神さま」等の映画を
通して見ると、聖堂の装飾もかなり華やかでした。

それにしても、君主の宗教に合わせて
時には改宗をせざるを得なかったヨーロッパの人たち。
本当にお気の毒です。(-_-;;)




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