ノルウェーのオオカミ駆除情報その2

ノルウェーのオオカミ頭数 (3/20)

 
 こちらには訳を終えた情報を掲載していきます。
おおよその情報は、入り次第BBSのほうにアップしていますので参考にしてください。
 オオカミの頭数や被害数には情報によりばらつきがありますね。正確なところは誰にもわからないのではないでしょうか。自然界に生息する野生動物の頭数を把握することは難しいので、はっきりと数がわかるくらいに減ってしまったら、かなり危機的な状況だと思います。
 また、野生動物には人が定めた国境など関係ありません。陸続きの場所で、一方で保護をしても、もう一方で駆除をしていたのでは守ることは出来ません。日本でも「鳥獣保護法」の改悪(と私は考えています)で、野生動物の保護や駆除などの権限が地方自治体に降ろされました。各都道府県、市町村によってばらつきのある野生動物管理がはじまります。ノルウェーのオオカミのような状態に陥る野生動物が増える危険性があります。某県では保護されている動物が、県境を越えて保護していない隣県に入ったとたんに駆除されるおそれが有るわけです。自分の住んでいる地域の鳥獣行政に関心を寄せて下さい。自分の足下からの野生動物保全の一歩です。(あつこ)

*2/7up
 ノルウェーの若い傷ついたオオカミが一頭射殺されました。
このオオカミは足にワイヤーのワナにかかったと見られる傷があり弱っていたということです。
ノルウェーのWWFは、今回のオオカミ駆除はノルウェー、スエーデン間の国際協定に違反するということで、オオカミの殺戮停止を求める訴訟裁判を8日起こします。

*2/9up
ノルウェーの環境省は、WWFやそのほかの自然保護グループが起こした「オオカミ駆除ストップ」の裁判を拒否しました。
法廷は火曜日に予定され、10日からの駆除を遅らせることは出来ませんでした。
10日、予定通りに駆除強行です。

*2/11up
 
ノルウェーのオオカミ駆除混乱

論争の的になっているノルウェーでのオオカミ駆除を実行する、最初の試みは、動物保護者たちによって混乱させられました。WWFの代表は,メンバーが狩りを粉砕するために,狩人が9頭のハイイロオオカミを追跡しているHanestadの近くの森林でスキーをしたと言った.

スカンジナビア半島には、わずかに100頭ほどのオオカミが生息しています,代表は,グループはオオカミを追跡するという試みを粉砕し続けるだろうと言った。
狩人は,羊農場主の不満に従うノルウェー政府により、オオカミを殺すための許可を4月まで与えられた.

BBC World Serviceのニュースルームから
Sunday, 11 February, 2001,
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*2/16up
環境保護論者、法廷でオオカミ駆除停止を試みる
OSLO (ロイター)

 ノルウェーの環境保護論者は、南東ノルウェーの森林の9匹のオオカミに認可された駆除のための捜索を停止させようとして、火曜日に裁判に訴えました。
”オオカミは幸いにこれまで殺されていません、私たちが法廷に立っている間、オオカミたちが殺されないように私たちは祈っています。」ニールスIhlen Ramm(環境保護論者のための弁護士)は、オスロのEnforcem裁判所でいいました。
23人の屈強なハンターによって結成された駆除隊は、ノルウェーの自然管理局理事の許可の下で土曜日以来オオカミを射殺しようとしていました。
オオカミは、ノルウェー東部で昨年612頭の羊を殺したために非難されています。
金曜日に結論に達すると予想された裁判は、駆除の延期を命令する力を持っています。
しかし裁判の遅延は、環境保護論者が上級裁判所に訴えることを可能にすることができました。「これらの組織は、捜索に対する訴えが適切に扱われるまで、一時的遅延を求めるために裁判所に行くことを強いられたのです。」とRammが言いました。
3人の原告(WWFノルウェー、Friends of the Earth ノルウェー、およびノルウェーWildlife Union)は、オオカミを殺す自然管理局理事の決定に対して訴えていましたが、環境省(Environment Ministry)によって拒絶されました。
ノルウェーでは、オオカミが急速に増えていて、南スカンジナビアには12の群(もしくは120頭以上)が生息しており、捕食動物を保護する政策の一部として1990年代中頃設定された「少なくとも8-10の群の生息」というはじめの目標を上回っていると言う。2月13日(火曜日)Yahoo! Newsより

2月16日、ノルウェーの法廷は、政府を支持する判決を出しました。
オオカミの駆除は続行されることになります。

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*2/25up
メスの子狼、最初に倒れる


 ノルウェーが許可したオオカミ駆除が要求した最初の犠牲者は雌の若い狼でした。
Leonhard Mikalsenのリーダーシップの元で、11人のハンターと4人の追跡者たちは、スノーモービルおよびスキーでオオカミを追跡し、Hedmark County:オスロの200キロ(125マイル)の北、Osterdalen Valleyでそのオオカミを殺しました。
約100メーター(350フィート)離れたところから雌のオオカミが撃たれたと、月曜にノルウェー自然管局(Nature Management)は発表しました。理事は今月の初めに9匹のオオカミの家族の駆除を命じています。
 オオカミ駆除は、地域の農民(彼らは昨年オオカミに612頭の羊を失ったと主張する)からの圧力により行われます。失った家畜への補償支払い、予防作のために生じるノルウェーのコストは230万ドルになる。
環境大臣は、「死んだ羊の数は急成長するオオカミの個体数を裏付けるに充分であり、オオカミ駆除の正当な理由にもなる」と言います。
 環境省は、オオカミの12の群が100匹を越えるオオカミを証明しており、ノルウェーとスウェーデンに生息していると言います。4つの群がスウェーデンとノルウェーの境界にまたがっている一方、これらのグループのうちの3つは境界のノルウェー側の領域に生息しています。(スウェーデンでは、5つの家族の群が確かに識別されました。)追跡調査によると、春に子供を産むだろう少なくとも3つあるいは4つ以上のペアがあることがわかりました。
 スウェーデンの政府と環境保護グループは、持続可能な数として200頭のオオカミの個体数が必要であるとして、駆除に反対してます。
 Osterdalen地域(駆除の目標とされたオオカミの群のテリトリー)は、World Wide Fund for Natureによると、4種類の大型肉食動物-オオカミ、熊、クズリおよびヤマネコ-が、―オオジカ、アカシカ、ノロジカおよびトナカイと、自然な状態で共生するヨーロッパのただ一つの地域です。
そこはノルウェーで最良のオオカミ生息地で、Rondane国定公園(Rondane National Park)(国の最も名高い保護区のうちの1つ)にまたがります。
 国際的な野生生物チャリティー、ボーンフリー財団(Born Free Foundation)によれば、ノルウェーには220万頭の羊がいて、毎年133,000頭が失われ、これらのうちの33,000頭は捕食動物によるものです。
「オオカミは明らかに羊に対する主な脅威ではありません、なぜ、早急にオオカミを殺そうとするのか?そして巨大な金を駆除に投資するのでしょう?」ボーンフリー財団はウェブ上で尋ねます。
 駆除チームのリーダーは、北極のフィンマルク、Norwayの最北の州出身53歳Leonhard Mikalsenです。彼は、環境保護グループによる非難にもかかわらず、オオカミの存在によって影響を受けた地元住民による駆除を支援すると日刊スコットランド新聞に伝えました。
 Mikalsenの23人のハンターのチームはオオカミを殺すために4月6日まで活動します。
捜索は2月10日に始まりました。「オオカミを狩るのは困難な仕事です。オオカミは賢い動物で、素晴らしい本能を持っています」と彼はに日刊スコットランド新聞に話しました。ハンターたちは2グループに別れて各々週に一度、240平方マイルのオオカミ生息領域の中で、駆除を行います。ハンターはスノーモービルおよびヘリコプターを使い、狩猟用ライフルおよび強力な散弾銃を使用する―両方とも一般の狩猟では禁止されている事です。2001年2月21日(ENS)より

*写真は、殺されたオオカミと駆除チームリーダーのレオンハルト氏(aftenposten新聞より)

*
2/26up
2頭のオオカミ、へりから撃たれる
 25日1時、HedmarkでImsdalと呼ばれるペアが殺されました。
彼らは10メートルの至近距離でヘリから撃たれました。検査の結果、リーダーのつがいではなく2頭ともメスであることがわかりました。
 
写真左はaftenposten新聞より、右はTV2より 

*3/23up
上の報告の後に、さらに続けて2頭づつヘリから射殺されました。
そして20日にはメスのアルファ(リーダー)が殺されました(写真右)。
Atndalと呼ばれたオオカミの群はあと一頭を残すのみ。政府が目標とした駆除数9頭に達したわけです。


 抗議のメールは、以下のサイトから簡単に送れます(英文)。
自分のメルアドを入れて送りたい宛先をチェック、送信ボタンでOKです。
政府関係者や国王に抗議のメールが送信されるようになっています。
できれば、メール本文にオリジナルな文章を入れたほうが良いかもしれません。

 http://home.no.net/ulvelist/protestbrevet_en.htm

参考までに 

「ノルウェー在日大使館」
 tel:03ー3440ー2611
 fax:03ー3440ー2620

Norwegian Environment Ministry(ノルウェー環境大臣)
http://odin.dep.no/md/engelsk/

Swedish Environment Ministry(スェーデン環境大臣)
http://www.regeringen.se/inenglish/publications.htm#MINISTRY OF THE ENVIRONMENT


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